
また、痛みによってストレスを感じると、さらに痛みがひどくなるため悪循環に
☆たばこやお酒は痛みを増大させる
「喫煙は、血管収縮作用があるため、痛みを悪化させます。
ニコチンを慢性的に摂取していると、痛みを過敏に感じる作用が働くようになるんです」
そう麻酔科専門医の柏木邦友さんは警告する。
アルコールは、少量であれば血流をよくする作用があるが、飲みすぎは厳禁だ。
「アルコールが体内で分解されると、『アセトアルデヒド』という物質になりますが、
これが過剰になると、頭痛、胃痛、吐き気、二日酔いの原因になります。
飲むならジョッキ1杯程度のビールにとどめて、
水分もしっかり摂るようにするといいですね」(柏木さん・以下同)

結果血流が悪くなり、痛みが増す
☆孤独やうつ、不安が強いと痛みを感じる
不安やストレスも、また痛みを強くする要因となる。
「不安なときは、幸福物質と呼ばれる『エンドルフィン』が出にくくなるため、
痛みを感じやすくなるといわれています。
逆に、楽しいことを考えているときや、リラックスしているときには、
『エンドルフィン』が分泌され、痛みを感じにくくなります。
過去の研究論文では、痛みについて人に話すことで、
痛みの軽減につながると示唆したものもあり、
周囲に理解されることも、不安を減らし、痛みを和らげる効果が期待できると考えられます」
誰かが痛みに苦しんでいるとき、「大丈夫?」と言いながら背中をさするだけでも、
相手は痛みを理解してくれたと感じて、楽になるそうだ。
☆夜、眠れなくなると痛みがどんどん増す
人間は、そもそも夜に痛みを感じやすいという。
「人間は、昔はマンモスなどの敵と戦わないと生きられなかったため、
昼間は、アドレナリンやステロイドホルモンが出て、
痛みを感じにくくなっています。
夜は、傷ついた体を修復するため、これらのホルモンは抑えられ、
痛みを感じやすくなるとされています。
進化した現代でも、このメカニズムは変わっていないようです。
また、睡眠不足は、免疫機能の低下も引き起こします。
慢性の睡眠不足であれば、医師の指導のもと、睡眠薬の導入も検討した方がいいでしょう」

☆腰痛以外の痛みにも◎ 1か所30秒腰痛予防体操
腰痛や肩こりなど慢性的な痛みには、運動療法が推奨されている。
「ウオーキングや水泳などが、おすすめです。
筋肉を強化し、体全体をほぐす目的としてストレッチもいいですね。
血流もよくなるので、体全体の痛みの解消にもなります」(柏木さん)

息を止めずに、ゆっくりと吐きながら、1か所20~30秒、
痛みのない程度に、それぞれの筋肉を伸ばし続ける。
元の体勢に戻るときは、5秒くらいかけて、ゆっくりと戻る。
1か所に対して、1~3回程度行おう。
☆教えてくれた人
麻酔科専門医・柏木邦友さん/東京マザーズクリニック麻酔科医、アネストメディカル代表。
著書に『とれない「痛み」はない』(幻冬舎新書)が。
取材・文/廉屋友美乃 イラスト/沼田健 資料提供/柏木邦友さん ・・》

遅ればせながら、多々
やむなく救急車で循環器専門の『榊原記念病院』に搬送されたりした。
そして『榊原記念病院』に到着後、10数名の医療スタッフの中で、
私は中央診察台で心電図、造影剤を入れてカテーテル、そしてCTスキャンなどの精密検査、
或いはレントゲン終えたのは、早朝3時半すぎであった・・。
やがて『胸膜炎』(追記・急性冠症候群)と病状とされ、しばらく経過観察したく・・
と入院が余儀なくされて、結果的に8泊9日の入院となったりした。
こうした中、退院の一日前、40代の男性の担当医師より、
『私もタバコを喫っていましたが、やはり身体によくないと思い、
3年前にやめまして・・
貴方もタバコやめることはできませんか・・』、
と私に言ったりした。

過ぎ去り遠い年、若き大学一年のワンダーフォーゲル部に加入して、
10泊11日間の夏季合宿に於いて、
中日が休息日であったりした。
こうした中で、先輩がタバコを喫っていて、
私も真似事のようにタバコを喫ったりした。
これ以前に中学3年の時、いたずらでタバコを喫ったりしたが、
担当の先生より、これから志望した高校は、退学になるなら・・、
と私は忠告を受けたりしたので、
これ以降は、もとよりタバコは無縁となったりした。
この合宿した後、タバコを喫い始めて、
やがて映画、文学青年の真似事をしている時、
やがて敗退した後の長きサラリーマン時代の34年間に於いて、
タバコを喫いながら、物事を思案したり、思考したりしてきた・・。
こうした習性が長年続き、タバコを禁煙したならば、
言葉とか文章が、脳裏より舞い降りて、こなくなるかもしれない、
と危惧したりした。

やがて定年退職後、多々の理由で年金生活を始めた後、
中学時代の同級生の有志により、私の退職祝いを開催してくれたりした。
この時、同級生の好感している女性のひとりから、
XXくん・・タバコをまだ喫っているの・・、
と言われたりした。
或いは男性の同級生より、
俺は・・孫が出来た時、3年前にやめたょ・・、
と私は言われたりした。
やがて65歳の頃、健康診断の時、女性スタッフより、
XXさん・・タバコをおやめできませんか・・、
と私は言われたりした。
こうした時、タバコは・・一生のお友達ですから・・、
と御苦笑しながら、抗弁したりしてきた。

4年前、入院先で、ベットに腰掛けていた私は、
担当医師より、『私もタバコを喫っていましたが、やはり身体によくないと思い、
3年前にやめまして・・
貴方もタバコやめることはできませんか・・』、
と私に言ったりした。
私は、困ったなぁ・・と溜息をしたりした後、
『これを機会に、タバコやめます』
と私は担当医師に向かって言ったりした。
そして自身を鼓舞するように、人生は気合だ、と心の中で叫んだりし、
これを機会にタバコにお別れとなったりした。
こうした根底には、やはりタバコは身体に良くないと、担当の医師から進められて、
何かを断念しなければ、この先はないと思い、断腸の思いで禁煙したのは本音であった。

私は66歳の健康診断の時の結果、
『糖尿病の疑いがありますので、内科に受診して下さい』
と明記されてしまった。
私は青ざめ、翌日に自宅から徒歩10分ばかりの内科専門病院に行き、検査、そして問診の時、
何なりと御指導をお願い致します』
内科の医院長のアドバイスを聴いたりした・・。
軽い運動を毎日して下さい、と私は言われた・・。

この時、医院長より指針とされたことは、
糖尿病の指標となる血液検査項目のHbA1cに於いて、
糖尿病の境界値である6.5%を切れば、糖尿病予備群となります、
このようなことを言われたりした。
このように私は、私は最寄の内科に8週間毎に定期検査日、

日本酒の辛口の純米酒に別れを告げたりした。
そして冠婚葬祭、懇親会、国内旅行以外は、
ウィスキーの濃い水割りを夕食の前の晩酌として愛飲したりしてきた・・。
やがて3年前の頃より、缶ビール500mlを5日ごとに、
たった1本を呑んで、満足している・・。

このような体験をしてきた私は、
こうした中、ときおり認知症、心筋梗塞だけは勘弁してねぇ・・
と秘かに祈願しながら歩く時もある。