老人ホーム生活に“馴染める人”と“嫌われる人”の差 』、
と題された見出しを見たりした。
5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。
こうした中、私たち夫婦にとって難題は、
やはり晩秋期の不安は、いつの日にか、介護・要となり、
介護施設にお世話になる時と思われる。

こうした中、要介護認定されている場合は、
特別養護老人ホーム(特養)や介護老人保健施設(老健)などの介護施設のほか、
有料老人ホーム、 介護型のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)などを学んだりしてきた。
そして私たち夫婦は、いつの日にか『要支援』までであったら、何とか自宅で過ごせると思われるが、
やはり『要介護』になってしまったら、やむなく介護施設に入居すると思案したりしてきた。
しかしながら介護施設の多くは、共同生活に伴い、
何かと制約が多いと思われ、できる限り《・・自分の家で過したい・・》、
と思ったりしている。
たが、『要介護』になってしまったら、やむなく介護施設に入居した場合のことを、
思い重ねたりして、今回の表題の記事を読んでしまった・・。
この記事は、『週刊ポスト』の2023年3月10・17日号に掲載された記事で、
関連の【マネーポストWEB】が3月7日に配信され、
自宅が安らぎの場なのは言うまでもないが、
住み慣れた自宅ではなく、高齢者施設を“終の棲家”とするのも1つの選択肢だ。
特別養護老人ホーム(特養)の利用者は約61万人、
有料老人ホームが約53万人、
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)が約24万人など
いずれも右肩上がりで増えている
(厚労省「高齢者向け住まいの今後の方向性と紹介事業者の役割」より)。
どんな施設を選ぶかで、家族に残せる資産も変わる。
介護付き有料老人ホームなら数100万円の入居一時金や
数10万円の月額利用料がかかることもある。
しかし、高い費用を払ったのに、
“施設に馴染めない”というケースは少なくない。
ケアタウン総合研究所所長の高室成幸氏が言う。
「老人ホーム生活で、失敗する人のパターンとして、
“自分は大企業の部長だった”、“中学校の校長だった”など、
過去の自分を引きずり、縛られている人が多い。
スタッフを会社の部下のように、“おい君!”などと呼びつけ、
上から目線で接してしまう。
他の入居者にも、そんな調子だから、
そのうち誰からも、相手にされず、孤立してしまうのです」
現役時代の見栄や虚勢を捨て、
等身大の自分に合った施設を探せるかが重要になるという。
「昔の肩書きに見合うようにと、無理して高級で豪華な施設に入居した結果、
思ったより長生きして資金がショートしてしまい、
最晩年に慌てて費用が安い特養を探すハメになるといった例は多数あります。
世間体を気にせず自分と向き合い、
施設のスペックより、スタッフの人柄やアットホームな雰囲気を優先して
選ぶことが大切です」(高室氏)

☆施設選びが「複数回」になる可能性も
そうやって自分に合う施設を探すには、見学はもちろん、
「できればお試し入居をするのが望ましい」と高室氏は続ける。
「施設によっては、併設するショートステイなどに泊まらせてもらえます。
1週間くらいの体験入居をすると、夜間の人員体制などもわかる。
サービス内容に自信のないホームが、
何かと理由を付けてお試し入居を避けることもあるので、
その対応ぶりも判断材料になります」
「金額的に安いからと、郊外のサ高住を選んでも、
買い物が不便で、通院に誰かの手を借りなければならなくなることも。
買い物はヘルパーの代行もありますが、
酒類などの嗜好品の買い物は、介護保険適用外。
結果として、施設の近くに家族やキーパーソンが住んでいる人のほうが
施設スタッフとの連携が取りやすく、上手くいっている傾向があります。
コロナ禍では面会制限、外出制限している施設も多いので、
どの程度対面できるかもポイントでしょう」
また、施設選びが「複数回」になる可能性にも留意しなくてはならない。
「入居した後も、本人の健康状態などが年々変わっていくという前提が
見落とされがちです。
自立した生活が続けられると思って、サ高住や住宅型老人ホームを選んだものの、
衰えが進んで介護サービスが、手厚い施設を選び直す必要に迫られることはよくある。
豪華な付帯施設を気に入って入居した場合なども、
体力が落ちれば活用できないことを、念頭に置かなくてはなりません」(吉川氏)
施設入居に際して考えるべきことは多い ・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
こうした中のひとつとして、
私は独りぼっちの『おひとりさま』になってしまった場合は・・。
トボトボと歩いて、地元にある地域包括支援センターに殆ど毎日通い、数時間を過ごす・・。
そして私はコーヒーを飲みながら、或いは昼食を共に頂きながら、
XXさん、と私は呼ばれたり、 やがて同世代の女性からでも、 XXちゃん、
或いはXXクンと苗字で、呼ばれることを夢想したりしている。
この後、コーヒー代、昼食代を支払い、800円前後が多いと思われ、
何よりも数多く同世代と共に数時間を気楽に共有して、
談笑できるので安らぎのひとときと思える。
やがて帰宅後は、自宅付近の遊歩道、公園を散策した帰路、
この日の夕食、翌日の朝食の為にスーパーに買物して帰宅する。
このようなタイプの私であるから、記事に記載された
《・・スタッフを会社の部下のように、“おい君!”などと呼びつけ、
上から目線で接してしまう。
他の入居者にも、そんな調子だから、
そのうち誰からも、相手にされず、孤立してしまうのです・・》
こうした傲慢なタイプの男のふるまい、言動からは、ほど遠く無縁である。

私の難題は、費用が程々廉い
やむなく高価な有料老人ホームに、自宅を断腸の思いで売却して、
入居できたとしても、何かと関連した経費が高い、と学んできた。
そして問題は、介護されることは、いつの日まで継続するか判らず、
最悪の場合は、いつの年に自身の老後貯金が使い果て、
やがて
これは余りにも、みじめであり、私にとっては悪夢である。

こうしたを私は避けたく、昨今も
こうした中、ときおり認知症、心筋梗塞だけは勘弁してねぇ・・
と秘かに祈願しながら歩く時もある。