夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

この時節、都立の『植物多様性センター』、そして『神代植物公園』を訪ねれば・・。

2023-04-19 07:52:36 | 喜寿の頃からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の78歳の身であるが、
5歳若い家内と共に、雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒家に住み、
ささやかに過ごしている。

そして今住んでいる処は、私の生家も近くにあり、
農家の三男坊として生を受けたりし、
私自身としては結婚前後の5年を除き、 この地域に住んで、早や73年は過ぎている。

やがて都心の高校に通学して以来、都心の底知れぬ魅力に圧倒的に魅了され、
通勤を含めて45年ばかり彷徨(さまよ)ったが、
定年後に年金生活を始めて、私の住む3キロ範囲を歩き廻るのが、何よりも心身安らぎを得ている。

            

そしてここ10数年、デパートに買物、懇親会、冠婚葬祭などで都心に出れば、
人出の多さに疲れ果て、やがて我が家の最寄駅のひとつ『成城学園前』駅に降り立つと、
何故かしら安堵している。

こうした中は、自宅から3キロ範囲にある遊歩道、小公園、住宅街を歩いたりし、
ときには45分ばかり歩くと深大寺があり、隣接した処に都立・神代植物公園があり、
年金生活の中、幾たびも尋ねたりしてきた。


こうした根底には、私が自転車で通学した神代中学校があり、
この当時、近くに開園する前の都立・神代植物公園になる雑木林の地域があり、
私は自転車で、下校後に学友と周辺を自転車で廻ったりしてきた・・。

やがて私は、1960年(昭和35年)の春に神代中学校を卒業して、
そして1961年(昭和36年)秋に、開園になったりしてきた。


この後、季節の変わるたびに訪れ、やがて2004年(平成16年)の秋、
ある民間会社を定年退職後、
多々の理由で年金生活を始めると、
月に2回ぐらい訪れて、季節の移ろいを享受されたりした・・。
 
こうした深情には、小学生の頃までの生家の情景を思い馳せて、
この地域の失われたふるさとの情景に愛惜を感じたり、
つたない私の過ぎし出来事の人生の軌跡・・思い重ねたりしてきた・・。



こうした深情もあり、昨日の18日の午前中のひととき、
市内にある都立の『神代植物公園』に向かった・・。


いつものように最寄り駅のひとつの京王線の『つつじが丘』の駅前より、
路線バスで調布市の『総合体育館前』で下車した。

そして歩き出すと、総合体育館前の広場の入り口で、
私を歓迎して下さるような情景に私は微笑んだりした・・。



そして、この日は珍しく閑静な広場の前を通り過ぎたりした・・。




やがて10年前の頃、都立の『神代植物公園』に隣接した都立の『植物多様性センター』を知り、
これ以来、立ち寄っている・・。
















今回は、このような情景に瞬時に魅せられたりした・・。

この後、都立の『神代植物公園』に向かって5分足らずで到着した。

そして今の時節を園内を彩るのは、『シャクナゲ』、『ボタン』、『フジ』の花、
或いは『つつじ』などが百花繚乱のような景観となっている。

予測されたようにシニア世代の人出も多く、たまたま私は13日にも訪れていたので、
あえて人影がないような構図で撮ったりした・・。










この後、『ボタン園』に行ったが、私はボタンに関して、あえて斜めに撮る習性があり、
少しばかり撮ったりした・・。










この後、『フジ』の花は、過ぎし13日は白い花が取れなかったので、
今回は意識して撮ったりした・・。






この後、ベンチが多く、人出のない所で、こうした前景を見ながら、
ペットボトルの煎茶を飲みながら休息した・・。



やがて再び歩き出して、私の好きな数多く観られる落葉樹の中、
芽吹きは終わり、若葉の色合いは、萌黄色から黄緑色にうつろい、
昨今は新緑色に染められている情景に、見惚(みと)れたりした。










こうした中、樹の切り株を見たりした・・。

私は70代に入った頃より、こうした情景に足を止めて眺めてきた・・。

やはり大きな大木でも、いつの日にか寿命があるように、
そして周辺の樹木の関係か、或いは遠からず枯れる運命が到来してくるので、
やむなく討伐されたと思い深めてきた・・。

そして人も同じように、いつの日にか・・
このような思いを痛切に感じてきたのは、私は70歳を過ぎた頃であったりした。




やがて少し広い場所に、菜の花がぽっんと咲いて、私は微笑みながら眺めたりした。

この後、午前中に帰宅する、と家内との約束もあり、園内に辞することにした。



こうして、都立の『植物多様性センター』、そして隣接した都立の『神代植物公園』、
1時間半ぐらい遊学し、心も身も安らぎを感じたりした・・。


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2 コメント

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まごごろあるコメントを頂き、感謝 (夢逢人)
2023-04-20 07:41:31
うにまる様。

初めまして・・。

先程、コメントを頂いたことに気付き、
大変失礼を致しました。

>初めてコメントいたします。
>いつも当ブログにもお寄りいただきありがとうございます。

偶然に、『北多摩』というフレーズに惹かれて、
あなたさまのブログを拝見して、魅了され拝見している次第です。

>神代植物公園はとても好きな植物園で、
>その植物園のすぐそば(というか、そのもの)で子ども時代を過ごされたという話にとても心動かされました。
>生まれ育った土地を愛するという気持ち、とても素敵です。
>私もそんなふうに年を重ねて行きたいです。

私は調布市の片隅に農家の三男坊として生を受け、
やがてやがて都心の高校に通学して以来、都心の底知れぬ魅力に圧倒的に魅了され、
通勤を含めて45年ばかり彷徨(さまよ)ってきました・・。

定年後に年金生活を始めて、私の住む3キロ範囲を歩き廻るのが、
心も身も安らぎを感じています。

まごごろあるコメントを頂き、感謝致します。

よろしかったならば、今後ともよろしくお願いいたします。
返信する
Unknown (うにまる)
2023-04-19 18:27:08
初めてコメントいたします。
いつも当ブログにもお寄りいただきありがとうございます。
神代植物公園はとても好きな植物園で、その植物園のすぐそば(というか、そのもの)で子ども時代を過ごされたという話にとても心動かされました。生まれ育った土地を愛するという気持ち、とても素敵です。私もそんなふうに年を重ねて行きたいです。
返信する

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