Are you going to Scarborough Fair?
『夢屋ハーブ園』にコモンタイムの花が咲きました。サイモン&ガーファンクルの「スカボロー・フェア」の登場する「パセリ、セージ、ローズマリーにタイム」という歌詞が、中坊時代には理解できませんでしたが、どうやらそれぞれのハーブが持つ効能に叶わぬ昔の恋人への思いや不可能な仕事をやり遂げるという決意を霊的な要素を込めて織り込んでいると解釈もされているようです。(実に古い歌ではありますが…)
ご主人が5年程前に亡くなり、その息子は以前から行方不明。老母と田んぼが残されました。米価の低迷で作り手も居ない田んぼは、たった3年で柳の木の薮と化してしまいました。このままでは、転作面積のカウントもしてもらえない。集落内の有志4名で、重機とチェーンソーを使って柳の根を掘り起こし、復田のための奉仕作業…報酬は冷たいビールひと缶であります^^;
我が集落は、担い手農家が居るから、まだ声掛けひとつでこんな作業も可能ではありますが、200戸近くある集落に農家が2軒などという集落もある。それも後継者さえいない。条件の悪い田んぼは次第に薮と化してしまうのでありましょう。
昨日、市場で釣った「シマホッケ」はお誕生会のつまみに
ボランティア作業で、4時間ほど汗を流し、『夢屋農園』の遅れた畑作業は、また先送りとなってしまいました。「人が良いにも程がある。」しかし、朝仕事に田んぼに芽吹いたヒエを取り除きながら補植をし、強風で破れた雨除けハウスを張り直し、この秋の芋煮会に向けた里芋を定植して、そこそこ朝仕事の下準備は進んでおります。
夕刻、友人『ノロ社長』が国王のお誕生会を開いてくれるというので、畑作業もそこそこに『第1サティアン』に出掛けると彼は場所とビールと炭火を提供してくれました。何のことはない、彼のお目当ては昨日、岩船の観光市場で釣り上げた「キンキとホッケの干物」でありまして、農園の『再生レタス』を箸休めに提供し、『夢屋国王の誕生日』を祝っていただきましたよ^^;
そうそう、家族には、やはり昨日千円札をエサに市場で釣り上げた「メバル」を捌いて、煮付けのご注文、これで昨日の釣果はすべて完食であります。「たまには、釣りに行ってね。」って、あなた、お父さんの財布の中のエサ代が続きませんよ^^;
コモンタイムの花言葉は「勇気」「行動力」そして「あなたの姿に感動する」だそうですよ。