八重葎 しげれる宿の 寂しきに…(恵慶法師)
荒地に茂った「カナムグラ(鉄葎)」の葉であります。茎や葉柄にトゲ状のギザギザがありまして、夏場の草刈で半袖の腕にはチト痛い。(農業プロの方々は半袖では作業しないと思いますが^^;) 子どもの頃、今は亡きお袋に「ネコアシは薬草だから」と言われて刈り取りさせられた記憶があるのですが、果たして「カナムグラ」だったのか記憶が曖昧であります。
確かに調べてみると葉や茎を乾燥させ、煎じた物には「健胃、利尿、解熱効果」があるようであります。当時は、会社の小さなセクションの女性管理職として働き、「自律神経失調症」とか言われて心も身体も病んでいた時だから、藁にもすがる思いだったのかも知れませんが…。
『おこちゃま』ですがエンマコオロギ♂であります。
ウエストの白いラインがオシャレな「エンマコオロギ」の幼虫であります。もし「エンマコオロギ」が腐敗物を含む雑食性で無かったならば、秋に丸々と太ったボディは、イナゴのそれよりも食用に好まれたのではないかなどと考えるのでありますが、今のところ食料に窮してもいないので遠慮しておきましょう。何でも食べる元気な子でありますよ^^;
元気と言えば、『夢屋国王』のブログに度々コメントを寄せてくれる千葉県在住の『狛犬』様…彼女は原因不明の慢性疼痛で苦しんでいらっしゃいます。『夢屋国王』の稚拙な日記ブログを読んで頂いて、コメントを頂けるのがとてもうれしい。(コメントは彼女の症状のバロメーターですから^^;)身近なありふれた昆虫やアマガエルの画像に、郷愁を誘われるのかコメントを頂ける。彼女の寛解を祈りながら、今日も何か素材を探すことにしましょうか^^;
「アンダンテ」…歩くような速さで。ゆったりとした速度で生きてみたい。そうそう「カナムグラ」の花言葉は「力強い人」なんだそうです。『狛ちゃま』今日も健やかに…。