いくら私でも、間違えませんから^^;
お小遣い稼ぎのアルバイト(山歩き)も、そろそろにしないと本業の春作業が滞ってしまいます。『夢屋農場・山菜エリア』の「わらび」や「こごみ」もボチボチ出て来たことですし、山の「コシアブラ」も陽当りの良い場所は、大きく伸び始めたので、この春最後の山歩きと心に決めて、山の恵みを拝借に参りました^^;
わらびやこごみの値段設定が良く分からない…帰り道、高畠地区内の直売所に寄って、出品者のお値段を参考にさせていただきました。まだ春早く、「茎たち菜」以外の蔬菜類の出品はなく、この辺りが将来の狙い目と感じつつ、山のコシアブラを大きさを揃え、丁寧にパッキングしている商品群に目が止まりました。そして、わらびもこごみも…。
私自身、料理もするので、規格が整っていた方がありがたいとは思う。私の商品は、丁寧に詰めてはいるが形もマチマチで、この直売所では確実に値落ちすると感じて来たところです。ご近所の「スーパーS」は、地元客相手の商売であり、正直「こんな規格でも売れるの?」と言ったアスパラまで売れてしまう。お陰さまで出品商品は総て完売御礼と言いたいところですが、今後の生活を考えるともう少し生産量と売上を増やしたい…が、スーパーの市場規模では限界がある。次の市場を求めて『高畠の直売所』を覗いたのでありますが、現状の物を出品したら「完敗」だろうと思ったところです。
バラ詰めでも売れる。しかし、単価は下がる。当たり前のことではあるのだけれども、消費者は何を求めているのか…良い物をより安く。しかし、規格揃えとパッキングには時間と商品の無駄も出る。地元の小料理屋で利用して頂くならば、やはり、ある程度の規格揃えが必要であろうし、何の料理(天ぷら?お浸し?)に使うかで姿、見栄えも違ってくる。生産者の思いだけではなく、消費者や料理人の意見も重要な要素であると改めて気付いた次第でありますよ。当面は、手っ取り早い現金稼ぎに奔走しますけれどね^^;
まだまだ、農場経営の課題と悩みは続くのであります。