大漁、大量…採れたら処分も考えて?
世の中は大型連休が終わり、はてさて五月病が囁かれる頃であります。(退職代行サービスというニュービジネスのニュースに多少の違和感を感じながら…。)夜半からの雨の予報に、夢屋本田ときゅうり畑の耕耘を急ぎ、予報通りの雨に胸を撫で下ろしております。畑だけは、雨水が染み込むとまた2~3日耕耘が出来なくなりますから。
結局、休み無しで連休を過ごした『夢屋農園』でありますが、連休の帰省客用のおもてなし…山菜出品が好調で、幾ばくかの収益を上げることが出来ました。山形では蔬菜類が端境期のこの節、畑を主体とした農業を試みるには、山菜は外せないと前オーナーの遺産に感謝しております。(前オーナーの墓前にお供えをお届けしました。)
さて、『夢屋農場長』は良しとして、長男『ポン太郎君』には、休みを与えなければなるまい。何せ、世は「働き方改革」が叫ばれております。只々、ワーカーとして働かされていたのでは続かない、何かを考えたり、身体を休めたりすることも必要でありますよ。例えそれが爆睡の一日であったとしても^^;
一方、『夢屋農場長』は、連休の家族行事として『夢屋観光わらび園』での『1時間無料わらび狩り体験ツアー』を提案したのでありますが見事に却下され、伸びたわらびと悪戦苦闘…本日の収穫4kg。まだわらびが出回るには早い節ではありますが、食するのにひと手間掛かるわらびは、売れ筋商品とは言えず、塩蔵などをするお年寄りを見つけないと買い手が付かないようです。ならば、作業服を1ヶ月ぶりに背広に着替え、退職時にお餞別や記念品を頂いた方々にわらび片手のお礼参り(毒を混ぜている訳ではありませんが^^;)返礼品にお金を遣わず、生産品で誤魔化す作戦であります。営業の甲斐があって、農業生産加工まで手掛けている『富久子ばあちゃん』ちで、塩蔵用の材料として持ち込み注文を頂きました。多少単価が安くても廃棄するよりはマシであります。スーパーに生産物を出品していることなど話をしながら営業活動を行ってまいりました。(婦女子の溜まり場…前々職場にも、販売の足掛かりのあいさつも抜け目なくしております。)
お百姓さんを目指して、ふと感じること…農作業に追われることで、外とのつながりが薄れていく。それが前職場であったとしても、いつかは忘れ去られてしまう存在になってしまう。何かをやっていることをアピールしないと、人としての存在感が無くなってしまうような気がして…やはり人間は、社会性の存在なんだなぁ^^;