その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

改善そして前進

2019-05-28 06:17:47 | 転職

お手製の灌水設備…良くやったよ^^;

お百姓さんをやっていて悩まされること…作業が天候に左右されること。晴れの日が続けば雨(水)が欲しくなり、雨の日が続けば、畑に入れないと文句を言う。特にキュウリやナスを栽培すると水が大量に必要になります。初めて、キュウリの本格栽培に取り組んだとき、乗り気でない長男『ポン太郎君』に替わって、夜にバケツとジョウロで水をかけまくりました。(これが後々体調を崩す原因となるのでありますが^^;)
2年目は、『ポン太郎君』の自立を促し任せきり…結果、満足な防除機も無い状態で、炭そ病が発生し、出荷停止処分。3年目は、オッカーが突然目覚め、私財をなげうってキュウリ戦線参入…しかし、所詮は素人であります。曲がったキュウリのオンパレードで、たいした売上も上がらず投資倒れ。(元々、長男『ポン太郎君』の自立を目指した取り組みであり、手を出し過ぎである…とオヤジは内心面白くなかったのでありますが…遂に、オッカーも根を上げた^^;)
そして、今年、農場の救世主…『夢屋農場長』の就任であります。経験や知識をフル動員(変換したら「古動員」となった…これもまた正解か^^;)し、農場経営の改革に当たっております。肥料(元肥)の問題点、風対策(防風ネット設置)…そして、最大のネックと考えていた「水」の問題。水道水(井戸水)でチマチマやっていたら日が暮れる。揚水ポンプで近くの用水から水を汲み上げ、自然落下でマルチ内に水を送り込む。(水利権が無いので、汲み上げるのは問題あり…が、自身の田んぼへの水を揚げているので許してね^^;)と、昨年までの課題を次々と解決していく『夢屋農場長』であります。(エヘン!灌水用の塩ビ管は昨年オッカーが作ったらしい…エラい!
さて、後はキュウリの苗を待つだけであります。知識を与えたものの、作業はほとんど長男『ポン太郎兼キュウリ部長』に行わせております。夕刻、ビールを片手にキュウリの支柱を眺めながらのミーティング…「独りでよくやったなぁ。」と素直に褒めてあげると、『キュウリ部長』もまんざらではなさそうであります。農場長は、明日も農場の改善に向け、知識を『古動員』するのでありましたとさ^^;

コメント
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