若妻…先輩『クミばあちゃん』でした^^;
さて、『石垣さんち』の田植えも終わり、いよいよ『夢屋本田』の田植えの番が来ました。(我が家の田んぼを跨ぎ越さないと機械が田んぼに入れないので、植え付けを待つのも未整理地の暗黙のルールかな^^;)
今日は、自宅近くの『夢屋田』の代掻き、明日は『夢屋本田』の代掻きと順番を決めているので、キュウリ部長『ポン太郎君』には、昨日のミーティングで週休を与えることにしました。(『夢屋農園』は、週休二日制を基本としていますが、農繁期はそうもいきません。管理職である『夢屋農場長』には休みはありませんけれどね^^;)明日の代掻き前に本田の水見…この節の朝の日課ではありますが、急ぐ必要もないので、農場長はカメラ片手に「オツネントンボ」夫妻の写真撮影。そんな呑気な農場長のところに『善助さん』がやって来ました。「田植え前に水が抜けないので、そっちの止め板を外したよ。」…今年は水が豊富で『夢屋本田』の一枚から、『善助さんち』の田んぼに水がオーバーフローしております。(止め板を外す…我が在所では、『破る』と表現しますが、『還り水(逆流)』を防ぐために、水口を塞いでお断りを入れるのも農村の仁義であります。今の若い衆は、水口を止めることさえしませんけれどね。)仁義を尽くされて断る理由はない…但し、止め板でオーバーフローさせないと最末端の一枚に水が行かないことだけは説明しましたけれどね^^;
やっと姿を捉えた「シュレーゲルアオガエル」
『善助さん』の息子二人は、大型田植え機をいとも簡単に乗りこなしております。『夢屋農場長』が中古の田植え機に悪戦苦闘する姿とは対象的であり、『ポン太郎君』は、まだ乗りこなせないだろうと勝手に思い込んでいる。直線コースだけは、今年乗せてみようかなぁ^^;
「『善助さんち』は、今が盛りだねぇ…ジイさんバアさんも元気だし、二人の息子も稼いで独り立ちしている。我が家の息子は、今日は週休だよ^^;」しかし、『善助さん』の口から溢れる言葉には、決して順風満帆ではないお家事情が透けて見える。それぞれに悩みがあるものだと…「うちも日曜日は休みにしているよ…田植えの今は違うけれど^^; 働き方改革なんて言われても農繁期は仕様がない。」だよねぇ…「しかし、これからは農家と言えども、休みは休みにしないと働き手が居なくなるよ。」と私。おやおや、長男のお嫁さんかと思えば、先輩の『クミちゃん』ではありませんか?彼女も30年前、『補植作業』で腰を痛め、足を引きずっている。「将来は、補植なんて作業は無くなるよ!」と予言した『夢屋農場長』…生産性が無く、只々慣習で続けていた作業でありますが、大規模化とあいまって、そんな作業をする農家も無くなりつつあります。結構、農場長の予言は当たるじゃないか…ならば、農家の働き方改革も20年後位には進むかも?零細農家『夢屋農園』は、まだ補植を続けていますけれどね^^;