『シェリーちゃん』は緊急外科手術を受けた!
農業の世界でも「果樹園芸」は、芸術的分野ではないだろうかと思う。学生時代お世話になった埼玉園試の向井果樹部長は、梨作り(豊水他三水)に関しての技術は、農家には負けないと豪語していた。
一方、蔬菜園芸は…栽培期間が短いので、品質を芸術的領域まで高めるといった意識は薄いのでありますが、やはり技術力や知識が物を言う世界であるとも思える。農業は、気象学や経営学、土木技術、機械工学、化学、生物学など総合的な学問分野であると考えているのであります^^;
さて、かつての上司が断捨離をして頂いた「ホンダシャリー」…田んぼの水見には最適と頂いたものですが、2年間のお蔵入り。結果、ブレーキランプの配線がネズミに齧られ、エンジンさえ掛からない。専門外ではあるけれど、取引先の自動車修理工場に「乗れる程度」の修理をお願いしました。ハーネス、後輪、バッテリーetc.一台分のお値段にも届きそうな請求であります。さらに、エンジンは掛かっても、走行中に止まってしまう。当初は、キャブレターの調整をと言っておりましたが、三度の納車を受けても改善されません。(一度は、今回は直りましたと納品された玄関先でウンともツンとも音を立てない。)四度目の入院…一週間以上も返って来ません。「もうダメ?」とダメだしすると…「今度は大丈夫!燃料供給が止まってしまうようで、燃料ポンプを付けました。修理費は請求しません!」とのお返事であります。
納車された『シェリーちゃん』を見て驚いた!!!オーナーの同意書もなく、緊急外科手術が施術され、体外に人工心肺が取り付けられている。しかし、『シェリーちゃん』の動悸息切れは見事に改善されました^^;
あ~あ!『夢屋農場長』にダメだしされて、技術者魂に火がついてしまったようであります。見てくれは悪いですが…所詮、水見用のバイクですから走れば十分!農場長の公用車「軽トラ」は、今年給水車としての活躍が期待され、給水作業中はバイクを使うしかないのよねぇ…「技術者魂」…『夢屋農場長』の心にも意地というか拘りというか…作物に生産に対する技術者魂が沸き起こるかしら?