「きゅうり部会」の視察先…見事な手入れでした。
『オラだの農協きゅうり部会』…新規就農する上では、やはり安定的な収入の道を確保しなければなりませんし、市場の確保という問題をクリアするには、組織にすがらざるを得ないのも現実であります。地元のスーパーや産直だけでは、購買力も限られておりますのでね。そして、何より生産の技術力を高めていかなければいけない。昨日は、そんな『きゅうり部会』の視察研修…山形県鮭川村の共同選果場と地元の篤農家の圃場を視察させていただきました。
現在の「JAおきたま」のきゅうりは個人選果…目揃え会は実施しますが、やはり品質規格にバラつきが出来る。駆け出しの『夢屋農園』が出荷しても品質的に劣り、足を引っ張り、全体的な市場の信頼を勝ち得ないのであります。
さらに、「共選」の強みは、朝に収穫、夕方に収穫、日中に圃場管理をし、夜に選果するといった農家負担を大幅に軽減するのが魅力…我が長男『ポン太郎君』以外にも、若手の有望株が3名ほど参加しておりましたが、長く健康で営農するためにも「共選施設」には魅力を感じて帰って来たところであります。
農場長は、相変わらず『カルガモ農法』^^;
田の面(つら)が荒れている…先輩『清二さん』に効果的な除草剤を教えて頂きましたが、さほどの面積がある訳でもなく、金もなく、暇(時間)だけがあるなら、圃場を歩くことで酸素を補充し、手で取った方が早いや…そんな程度の思いで、腰を屈めながら少しずつ『田の草取り』をしております。(決して、有機農業を志している訳ではありません。省農薬、現金支出の抑制のみ^^;)
今年は、オモダカがやたら多い。除草剤散布後に叩き切れなかったヒエが気にかかる。そして、ホタルイがポツポツと出始めた…水田雑草の『三点盛り』…晩酌のおつまみならば豪華でありますが、雑草の三点盛りではねぇ。それでも前に進むのみ。一緒に視察に出掛けた若い衆たちに『オジSUN』も触発されておりますよ。