その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

即、実践

2019-06-26 02:35:56 | 転職

『ルリハムシ』ですかねぇ?

栽培上の改善項目…肥料の選択、灌水設備の整備、防除対策(動力噴霧機の導入)、春先の強風対策…『夢屋農場長』が就任し、主力作物である「きゅうり栽培」の昨年までの反省点四項目は、早々に改善に着手いたしました。これだけでも、ある程度の収量アップと品質の確保が可能な筈である。着任して間もないものの、今までの経験から多少の自信はある。あとは、土壌改良…粘土質の土壌の耕作土を掘り下げること…こちらは、来年に向けて農機具屋の『小笠原くん』に、ある道具(アタッチメント)の存在を確認していただいている。
問題は、肥培管理を含めた日常の栽培技術である…残念ながら、こちらの方は、経験や知識が物を言う。(農場長も実践部分では、経験不足でありますよ^^;)昨日の山形県鮭川村『佐藤さん』の圃場を拝見し、ひとつのヒントを得ました。成長点(親蔓先端)の固定方法…オッカーは、昨年の圃場視察の経験から長い支柱を導入し、盛んにいつ使うのかと気を揉んでいる。きゅうりの支持ネットの弛みを支柱で抑える、そして、きゅうりの親蔓をネットに誘導する。『佐藤さん』は支柱なんて使ってはいない。支柱間をつなぐ荷造り紐、ビニールテープ、塩ビ製の番線の三本…参加したオバちゃんたちは、しきりにネットに歪みが無いことを感心している。オッカーも支持ネットの弛みを気にしている…やろうとしていることは同じなのではあるけれども、やる目的が違うのではないだろうか?
風対策のひとつではあるが、親蔓や子蔓の先端(成長点)を安定させ、上向きの蔓の伸びを安定させ、初期の栄養成長(株自体の体力を付けさせる。)を促進させる必要があるのではないかと考えたところであります。早速、今朝のミーティングでテープ固定の指示…研修成果は、即、実施してみないと^^;
従業員兼きゅうり部長の『ポン太郎君』は、言われるがままに一日掛りで、固定と摘葉作業をこなしてくれました。気が付けば、放置していた『第2サティアン・テラス』の「ヘクソカズラ」の葉にアブラムシがビッシリと着いている。そして、「アレチノギク」の先端にも…『夢屋農場長』は、蔦を刈り取り焼却処分、周辺雑草には除草剤の散布と『きゅうり部長』の後方支援に徹した一日でありました。昨年とは違った栽培管理方法…『きゅうり部長』は、また悩むだろう…明日のミーティングでは、周辺環境の整備の必要性と初期栄養成長を促す理屈(理由)をしっかり伝えないとなぁ。実践結果は、必ず後から着いてくると信じて^^;

コメント
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