なるほどね! 色々あるよ。
秋野菜も今が出荷の最盛期のようで、直売所に山と積まれております。(結果、我が家の秋野菜も売れなくなってきました^^;)やはり生産者の思いよりは、売り手(直売所オーナー)の肌感覚は重要な情報であり、今年春の生産者説明会では「お盆の花が売れます。」「高畠町の方は、本当に高菜が好きである。」「秋野菜は上手に冬越しして出荷してみてください。」と言った生産と出荷のポイントを示唆してくれておりました。
生産者心理からすると、成熟した秋野菜は一気に出荷して早く冬仕舞をしたいところであり、結果、値段を下げてでも売り捌きたいと言ったところでしょうか…結果、地物の白菜が値崩れしはじめておりますよ。昨年は、早めに手放して少しでも早く現金化したいという気持ちでありましたけれど、今年は1月から2月期のタマ不足を勘案して、おっとり構えております。昔ながらの保存方法を再現して、さらに最近の保存方法を駆使して、端境期のタマ不足を補おうと考えております。
しかし、今期の冬は、極端な雪不足で「旧来の保存方法」が壊滅的でありまして、さて、今年の冬の降雪は如何なものかと空を眺めております。朝の散策がてらに1軒目の直売所を覗き、昨日の売れ行きを確認してから、収穫作業を開始する。大規模な野菜農家なら、一気に収穫して市場へと出荷するのでありましょうけれどね。
今朝は、昨日の売れ行きが悪かったので無理して収穫せず、畑回りの荒れ地を散策してみました。久し振りに「キチョウ」に出逢ったのでありますが、レンズ交換に車に戻っている内に場所が分からなくなってしまいましたよ。それでも「カナムグラ」の「萼(がく)」がきれいだなぁなんてのんびり散策しておりますけれど…。
そろそろ「雪囲い」も始めなければ
午後の経理を済ませ、お昼寝タイムにオッカーが『第2サティアン』にやって来た。驚いた『でぶ九郎君♂』が、おやじぃに抱き着いておりますけれど^^;(そうそう恐いこわい人間だから近付かない方が賢明である!)弱っちい男どもは、怯えながらこの団結小屋で冬を乗り切るのである。
お昼寝ばかりしている訳にもいかないので、渋々、「雪囲い」を始めました。「一日一本!」…勤め人時代なら、土日を利用して、晴れ間が続かない時は「年次有給休暇」を使って、そそくさと雪囲いをしておりましたけれど、今は時間自由人…焦る必要もなく、無理する必要もない。今頃、剪定・整枝作業をしながら庭の草むしり。(最近の嫁御は、蚊に食われると草むしりさえしないから、世の年寄りたちに「我が嫁は草を跨いで歩く。」と揶揄されるのでありますよ^^;)「ああ、庭木なんぞ親父の残した負の資産でしかない。」と思いつつ、切り倒してしまう踏ん切りがつかないのよねぇ…。
「夢屋の代で、持て余して必ず伐るはずだ!」と皮肉った叔父貴たちを見返そうと、今でも何とか庭木の管理はしておりますけれど、その叔父貴たちも高齢で生家に帰ることなどもうないはずである。むしろその息子の代に「負の資産」を引き継がないように、「終活」よろしく私の代で不要な木は切り倒すのが息子『ポン太郎君』へのせめてもの善行ではないかなどとも考えておりますよ。芝生のお庭でバーベキュー…孫なんぞいたら、そっちの選択に私も乗りますけれど(笑)