「インゲン」もようやく実を結び…
6月は端境期なんだよなぁ…なんて改めて感じております。というか、今年は「葉菜類」に手を付けなかったからなおさらなんですけれどね。働きの割に単位面積当たりの収益が少ないような気がしましてね。回転数を上げることが必要なんだろうけれど、果菜類を手掛けていると、手が回らなくなってしまう。この打開策は何とか考え出さないとなぁ。
雨除けハウスの片隅に植えたインゲンが実を結び始めました。インゲンは元々、中南米原産のマメ科作物で、コロンブスがヨーロッパに持ち込み、ユーラシア大陸を横断し、中国から「隠元禅師」が日本に持ち込んだと言われているようであります。「隠元禅師」は江戸時代初期(1654年)に長崎に帰港したとされ、日本の禅宗である臨済宗、曹洞宗に大きな影響を与えたと言われております。仏教における「三宝」のひとつ「僧教」は、在野では廃れてしまいましたが、「インゲン」だけは残った!ありがたい教えは、時として人の生き方を変えますが、「食欲」は人として永遠の煩悩…煮ても焼いても揚げても美味しくいただける「インゲン」は約400年の時を経ても、食卓に上っている。「インゲン食わせるから、俺の話を聞け!」なんて高僧は言ったりはしなかっただろうけれど、庶民の食材に「隠元」という高僧の名前が残っていることが面白い。そうそう、庶民の食卓には「沢庵」という和尚さんの名前も残っている。庶民と仏教は、それほど身近なものだったに違いないなどと勝手に妄想しておりますよ^^;
とりあえず聞いているフリをする…
そうそう、久し振りに「党首討論」があったようですなぁ?ところで「一般質問」と「党首討論」って何か違いがあるのだろうか?元々はイギリス議会の「党首討論」を模倣して、国会討論の活性化を目指したものなのだろうけれど、結局のところ事前通告した質問書と答弁書のやりとりが何で「討論」と言えるのかなぁ?
「東京オリンピック1964」の思い出話をされてもねぇ…「あの感動を今の子どもたちにも!」って意気込まれても、当時は高度成長期の波が押し寄せていた時期である。日本復興のシンボルである東京タワーが建設され、突貫で新幹線も開通している。「やっぱ、オラった日本人は、やれば出来るんだ!」と自信に満ち溢れていた時代だったような気がする。(田舎は、まだまだ砂利道で、車もほとんど走っていなかったけれどね^^;)方やここ20年以上閉塞感に包まれた日本で、リーマンショックや東日本大震災etc.とさらに空気が重くなった日本の打開策…インバウンドによる観光事業の振興策もコロナ禍で一気に冷え込んでしまいましたよ。今さら「オリンピック開催の意義を問う?」なんて言われても、誘致の際の意味合いと現在とでは大きく変わってしまったはずである。日夜努力しているアスリートたちのために…「スポーツは我々に勇気と感動を与える!」もう選手たちはプロ化、セミプロ化している訳で、日夜汗を流す選手に拍手喝采もするが、日夜ひいコラ残業をするプロの会社員である「父ちゃん」「母ちゃん」の流した汗には、誰も感動を受けないのだろうか^^; 「厳しいロックダウンを強いた国家でも十分抑え込めていない。」結果、ワクチンなのだよワクチン頼みなのだよ!党首たちが雁首揃えて討論しても、結局のところ既定路線の「ワクチン接種」が結論ですなぁ…安全は、ワクチン接種でやってくる。安心は安全が確保されたと感じてから得られる感情。「打て、うて、撃てぇ~!」届かない高度を飛ぶ爆撃機に、高射砲を撃ち続けている愚策…「オリンピック、パラリンピックが終わるまでは皆で我慢いたしましょう。」利権は一部に負担は全員で…『おこぼれ』に与かる方々だけが熱心に推進されているようにしか思えないのでありますよ。一丁『おやじぃ』も一株のらせていただけないかなぁ(笑)