「独眼竜政宗」は平均視聴率39.8%で歴代一位
仙台藩主「伊達政宗」の幼名が「梵天丸」。地元の伝統野菜「窪田茄子」と長茄子を交配し、その名前を頂いたのが茄子の「梵天丸」であるけれど、漬物加工用が主な需要であり、山形県置賜地方で需要の高い「薄皮丸茄子」にはその人気は及ばない。5月11日に植え付け、約1ヶ月で初収穫しました。水と肥料の管理さえ怠らなければ10月末まで約4ヶ月間、そこそこの収益を上げてくれます。ところで、人気の「薄皮丸茄子」の方はというと、初収穫まであと10日程掛かるでしょうか?市場での単価は良いのですけれど、収量の方も今ひとつで、加工に回せば値段は同じ。今は初収穫を喜んでおりますけれど、これから4ヶ月間、毎日収穫作業とヘタ取り作業が続く…当分の間は、その苗代稼ぎに追われますけれどね^^;
俗に、「初物七十五日」と言われますけれど、このところ「きゅうり」「いんげん」「なす」と初物尽くし、「スナップエンドウ」「アスパラガス」も含めて、75日×5品種=375日…てぇことは、我が家族は1年間寿命が延びたことになる。『おやじぃ』は、農作業の連続で、夜中にノビている。東の方角を見て、笑って寿命を延ばしているのはオッカーだけであり、生産者である『おやじぃ』は、初物の延命効果も重労働という減命作用で相殺されて、恐らく平均寿命で終わるであろうことを予想しております^^;
「マヨネーズ入れます?」
これから美味しくなる「冷やし中華」…山形には「冷やし中華」とは違った「冷たい中華」というものが存在する。油脂系の出汁ではないから、冷たくしても脂分が白く固化しない。せっかくあっさりしたスープなのに「マヨネーズ」を入れる。「冷やし中華」には「練りからし」か「マヨネーズ」か?山形県境の新潟県の食堂で「マヨネーズいただけますか?」と店員さんにお願いしたら「ここは山形県の方も訪れるので、マヨネーズを頼まれても驚きません。」と笑っていた。基本、新潟県は「冷やし中華-マヨネーズ文化」ではなさそうだ^^; お隣の福島県は、「マヨネーズ文化圏」であるような気がするのであるけれど。そうそう、伝統野菜である「窪田茄子」も人気の「薄皮丸茄子」も新潟県からの由来とされ、ご当主上杉藩の影響によるものである。ならば「マヨネーズ文化」は会津藩由来の伊達家の影響かい?四方を山に囲まれた山形県では、峠を越えて文化が流入し、川(最上川)を使って、京文化が伝えられたようである。今では、急峻な山々は交通上の障害でしかないのでありますが、福島第一原発事故の影響もコロナ禍の影響も高い山々が防御してくれたのかも知れません。攻撃に出るには不便だか、背後の守りはしっかりしている。
さて、伊達政宗は不動明王を前にして「梵天丸もかくありたい。」と唱えた台詞が当時流行語となりました。不動明王は憤怒の表情で、悪を縛り上げ、剣で魔を退散させて、同時に人々の煩悩や因縁を断ち切ると言われておりますけれどね。我が家の「梵天丸」は『貧乏の連鎖』を断ち切ってくれるでしょうか?オリンピック開催に向けて盲進する我が国の首相に、時として利権を断ち切るのも衆生救済の道であると説いてくれないだろうか…もう凝り固まってしまった人々には、何を説いても響かないだろうなぁ。「初物七十五日」が、将来「五輪七十五日」(開催で庶民の命が七十五日縮まる。)なんていう諺に変わらないようにしないといけないのでは(笑)