その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

田んぼのとんぼは?

2021-06-26 07:18:03 | 転職

このところ肌寒いのですが…

台風5号が北上しているものの、日本列島への接近は回避できそうです。一方、寒気が入り、夜間の肌寒さにつながっているようであります。昨年の画像を確認してみると、7月2日には夏秋キュウリの初成りを収穫し、7月4日にはアキアカネの羽化を撮影しております。今年のキュウリは順調に生育しているものの雌花の数はまだ少なく、初成りにはあと一週間ほど掛かるでしょうか?アキアカネは既に田んぼを飛んでいます。(昆虫の成長にも積算温度は、重要な要素のひとつであります。)例年どおりに進んでいるなぁと日記替わりの画像で確認しているところでありますよ。田んぼの稲も根元が膨らみ、「分げつ」が進んでいることを確認できる。まずは順調、順調!しかし、トンボやアマガエルにとっては、この1週間から10日間が重要な意味合いを持つ時期となります。我が在所では『ねっきあて』と呼んでいる「中干作業」…水田に溝を切り、水田の水を抜いて干し上げる。生き物たちの生息環境が一気に変わる訳だから、その作業の前に成長を遂げていなければならない。どうしても成長の早い遅いがありまして、のんびり『ねっきあて』をする『夢屋農園』のトンボやアマガエルも結構な数が犠牲になっているのでありますよ。


残留農薬検査のために…

昨日『おらだの農協』の『カン君』から、圃場のキュウリを1㎏ほど提供して欲しいとの電話がありました。「安全・安心なキュウリ」をお届けするために、抜き打ち的なサンプリング調査への協力依頼であります。元々、防除基準以下の薬散回数でありますから、抜き打ち検査を受けたところで何の心配もありませんが、検査結果が出るまでの二週間は出荷出来ないんですと…もう出荷を始めている農家からすれば、出荷停止は打撃であり、他の生産農家は定植が遅かったせいで、まだサンプル提供できる状況には無いと言う悲痛な電話でありましたけれど…小規模ながら直売所出荷を行っているから、我が家の場合は何とか対応は出来そうですが、補償金もない協力依頼という要請に頭を抱えております。
さて、某国家公安委員長が、横浜市長選への出馬のため辞職されたようでありますが…ところで、オリンピック開催時のテロ対策ってどうなったんでしょうねぇ?今でも50年前のミュンヘン大会のテロが記憶に残っておりますよ。30年ほど前に山形県で開催された「べにばな国体」でも、開会式場で過激派が発煙筒を焚くという事件もありました。国際大会は、テロリストの絶好のアピールの機会なんですけれどねぇ。国家公安委員会は、国民の良識を代表する者が警察行政の民主的管理と政治的中立を確保するために置かれたもので、内閣の治安の責任を明確にするために、委員長は国務大臣となっている訳なんですけれど…。コロナ禍で、入出国の水際対策をしっかりやっているから大丈夫ってぇことなんですかねぇ?「安全・安心」をお届けするために、10本程度のキュウリを提供することに頭を抱えている『おやじぃ』が心配することでもないなぁ(笑)

コメント
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