今年もブルーベリーが実を付けただよ^^;
山形県特産の「サクランボ」は、今年、霜害に遭って着果率が極端に悪いらしい。(土地や品種にもよると思われますが…)ふるさと納税への返礼品やお得意さまへのお届けをお断りしなければならない状態となっているとの報道であります。一年間手塩に掛けて、ひと朝の霜害で苦労が水の泡といった状態に心を痛めております。『おやじぃ』の農園にも3本ほど、前オーナーが植えたサクランボの木がありましたけれど、道路拡張工事の際に切り倒してもらった。(手入れもしないし、スズメやムクドリのおやつにしかならなかったから^^;)自宅の庭にもサクランボの巨木が一本ありましたけれど、それもまた老木となり枯れてしまいましたよ。土地が合わない(水位が高い?)というか、残念ながら我が園地では上手く育ちません。そして草にまみれてブルーベリーの木も二本。今年も多数の実を付けましたが、とんと食べた記憶がない。そろそろ色付いたと思うと実が無くなっている…アハハ、スズメのおやつになっていたんですなぁ。昨年は、キュウリ用のアーチパイプを組んで、寒冷紗を掛けて、スズメの被害を防ごうと思いましたけれど、スズメの方が賢くてすき間から侵入しては、色付いたところを食べていく。トンマな『おやじぃ』とスズメの知恵比べはスズメの勝ち。アントシアニンを多量に含むブルーベリーを食べるスズメの目が良くなるのか、目が良いから色付いたところを丹念に食べてくれるのか?(アントシアニンは抗酸化物質ではあるけれど、視力回復に効果があるという説には十分なデータが無いということですけれどね。)
今年もスズメと『おやじぃ』の知恵比べとなるのですが、ほぼスズメの勝ちという結果が見えているのであります。(こうした結果予測の眼力は高いのでありますよ^^;)
葉っぱも15段…下葉は4枚ほど摘葉しております。
長男『ポン太郎君』の熱心なお世話で、5月28日に定植した露地キュウリも3倍ほどに成長しました。ここまでは例年通り…梅雨の時期を迎え、葉が繁茂し、収穫し始めると褐斑病や炭疽病に浸食されて8月末まで持たないのが常であります。『おやじぃ』に「ああしろ、こうしろ!」といちいち言われるのも面白くなかろうとの思いから昨年までは「キュウリは任せた!」と言い切っておりましたけれど、他の生産農家さんの仕立て方や繁茂する状態を見ていると「任せきり」という訳にも行かなくなって来ました。毎日、園地に入って一生懸命な息子の姿を見ながら「さてどうするか?」…『おやじぃ』自身も栽培学は初心者同様ですからねぇ。しかし、今年だけは他の作物を放置してでも、キュウリ栽培を安定させたい。ポイントは水、肥料、殺菌剤、そして整枝作業である。病気が出てから殺菌剤を散布している状況でしたから、今年は予防的に殺菌剤の散布を指示してみました。(薬剤は極力減らしたいのですけれどね。)整枝作業は…思った通り、子蔓の伸長に作業が追い付いていない。(10節位までは葉や子蔓は落としてしまわなければならないのですが…。)昨日、芽を欠いたはずなのに…アレレ、また成長しているかな?根気のいる作業に黙々とこなしている息子…今年一年間だけは、口を出すべきだなと心を鬼にしているところでありますよ。
はてさて、今のところ長男『ポン太郎君』は『おやじぃ』の言うことを聞いてくれておりますけれどね。『おやじぃ』の『結果予測の眼力』だけは信用してもらわなければ…息子よりも先に園地に入り、課題を見つけ出しておく。自分に都合の良い理論(楽な方策)だけを採用する訳には行かないんですよ。コロナ禍と同じで、分からないことの多い世界ではあるけれど、それぞれの生活(命)が掛かっている。自分の怠慢を棚に上げて、耳に痛い指示だけは続けるつもりでありますよ(笑)