「大きく息を吸って…止めてぇ…。」
人間ドックの胸部レントゲン写真…何度も経験したはずでありますけれど。「はい、吐いてぇ~!」…「ドハぁ~!」なんてことを繰り返して来ましたが、一瞬だけ緊張が走る^^;
さて、中学・高校の生物教科書では「気孔」については学ぶけれど、「水孔」についての記載は無かったような気がする。「気孔」は文字通り「空気」の通り道であるから、植物が行う光合成を学ぶためには重要な器官であり、空気の交換とともに水分は蒸散されると習った記憶があるのだけれど…。一方、「水孔」も文字通り、水の通り道であり、イネや里芋、キュウリといった植物の葉の先端や縁に存在する器官であります。きゅうり栽培のキモは水と肥料…そう信じて疑わない『おやじぃ』は、せっせと水を掛けますが、朝には葉の縁に水玉となっている。「そうそう、どんどん吸って吐き出して、養分も吸って吸いまくり、大きくなぁ~れ!」なんてね。初めてきゅうり栽培を手掛けたときは、潅水チューブを敷設しなかったから(そんな知識もありませんでしたよ^^;)ホースとジョウロで掛けるまくる。勤め人時代だったから、夕方帰っては、暗闇で水をやるなんてことがザラでありましたけれど、今となってはよくやっていたものだと、我ながら吹き出してしまいますよ。(真剣であれば真剣なほど、過ぎてしまえばその姿が滑稽に見えて来るものでありますよ。)
『ジジィセブン』も目出度く終了!
バイデン大統領(米:78歳)、ドラギ首相(伊:73歳)、菅首相(日:72歳)、メルケル首相(仏:66歳)、ジョンソン首相(英:56歳)、トルドー首相(加:49歳)、マクロン大統領(仏:44歳)とあるから、『G7(ジジィセブン)』は失礼だわなぁ…。このメンバーは、最も裕福な自由民主主義国家の代表なんだそうだ。敗戦国日本が、主要国に招き入れられるなんて、当時としてはとても名誉なことだったに違いない。そして、今回の最大の成果は、先進国首脳から「五輪開催支持」を取り付けたこと。これで何が何でも五輪開催をしなければならないというお膳立ては整ったのである。この際、「五輪中止」なんて言っていられないのである。(もう国際的な公約だもの^^;)
「五輪はいいよぉ~!」だって国民の心は盛り上がるから。「五輪反対!」何を言っているのかね、ワクチン接種も順調に進んでいるのだ。「世論なんて移ろい易いもの。」「科学なんてネガティブな予想ばかり。」一発成功させれば、大きく風向きは変わるのである。「吸って吸って吸い尽くし、大きく大きく大きくな~れ!」…「気孔」は開閉するけれど、「水孔」の細胞は、原形質で満たされていないから開けっ放しである。吸い上げた水分をどんどん外へと出すためだけの器官である。「百姓は生かさず殺さず。」これが領主の心得ならば、「庶民は生かさず殺さず。」程度の政策で黙らせるのが好都合…ところで、主催都市の首長であるはずの『緑のたぬきさん』はどうしたのだろう?不都合な真実には口を閉ざしてしまうのか…神も仏も強い者を助けるのである。大きな風を読んでいるのかも知れない。「大きく息を吸ってぇ~!ハイ止めてぇ~!」…「ドハぁ~!」って吐いたとき、さてお口からどんな言葉が出て来るか楽しみだわ(笑)