その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

予防線を張らないと…

2021-06-14 08:58:17 | 転職

『ノロ社長』の夜食は素麺だった^^;

例年ならば、南東北地方もそろそろ「梅雨入り」の季節なのだけれど、雨が降りませんなぁ…昨日の日曜日は、雨の予報だったのだけれど、ポツポツと雀の涙程度の雨。畑もそろそろカラカラであります。露地物の果菜類には潅水チューブを仕込んであるので、定期的に潅水しておりますけれど、それなりに時間が掛かる。家庭菜園では、水を掛ける光景も目にするようになりましたが、正直なところ土の表面が濡れるだけでほとんどしみ込んでいないのが実情です。やっぱり雨の力ってすごいよなぁなんて感心しておりますよ。雨が降れば降ったで病気の発生がが心配になり、降らなければ降らないで枯死することを心配する。身勝手といわれればそれまでですが、右へ進んでも左に進んでも、心配事は絶えないのでありますよ。
仏教における「中道」とは、ふたつの物の中間ではなく、ふたつの物から離れて矛盾対立を超えることなんだとか…雨が降ったら心配、雨が降らなくても心配…それを超越したところに答えが待っているなんて言われても、庶民の場合は、収まりが良いところで手を打ってくださいとお願いするしかありませんけれどね。


『シロちゃんパパ』と勝手に名前をつけた^^;

外堀を埋め、オリンピックは着々と開催へと向かっている。そろそろ、オリンピック礼賛ののろしを上げて置かないとマスコミも都合が悪くなる頃合いではないでしょうか?「雨が降ったら順延します。」なんていう運動会のような訳にも行きますまい。世論は移ろい易いものだから、開催されればお祭り騒ぎに酔いしれることだろう。「な、な、な、だから専門家の知見なんて、当たらない占いと同じなんだよ。」なんて流れになりそうでありますなぁ。昨日の天気予報もまた同じようなもので、雀の涙程度の雨でも雨は雨。降ったという事実は事実である。畑への好結果を招いたかどうかは関係がない。オリンピック開催に関係なくワクチン接種さえ進めば、重症化のリスクは軽減される。(ワクチンによって感染しないという意味ではない。)丁度良い落とし処を見つけて、庶民を歓喜の渦に巻き込めば、支持率が上がることは明白でありますよ。「菅総理の洞察力、英断に感嘆したしました。」なんてね、弁チャラ合戦が始まったりして…。
問題は、法的拘束力もなく営業自粛を強いられている飲食業や関連卸、生産者の救済ということになるのだろうけれど、皆苦労したんだから、倒産、破産は自己責任と切り捨てられたりしてねぇ。畑の潅水チューブは、雨が降ろうが振るまいが毎年必ず埋め込んでいる。雨が降れば使わないだけだし、雨が降らなければそれ見た事かとフル稼働させますよ。オリンピック後に感染拡大が起こるのか、その時、医療機関は対応できるだけの体力が残っているのか…当たるも八卦、当たらぬも八卦で判断されても困るんですけれどね。「責任はすべて私にある。」なんて格好よく宣言したとしても、「責任を取る。」ということが「辞任」というだけでは何の解決にもならないと思うんですけれど。自営業者は、辞めても責任とったことにならないんだよなぁ(笑)

コメント
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