「カノコガ」の観察も出来てないなぁ…
スイスの「世界経済フォーラム」という団体が、経済、政治、教育、保健の4分野での男女差を指数化して順位を公表しているんだそうですな^^; 日本の場合は146か国中116位(2022年)という下位に位置付けられているようであります。
具体的なスコアを見てみると、出生時の男女比、就学率、平均寿命といった、教育、保健の分野では、ほぼ平等。問題は、管理職の男女比、国会議員、閣僚の男女比(スコア0.1台…1.0が最大)あたりが問題のようであります。
さて、三浦まり上智大学教授が監修された「都道府県版ジェンダーギャップ指数」などという物もありましてね、「教育」が「行政」という分野に置き換わって分析されているのですが、我が山形県はというと、「政治」11位、「経済」8位と決して悪い成績ではないのでありますよ。なるほど、県議会の女性議員数は少ないですけれど、女性県知事だから順位は上がる。「経済」の分野では、男性の賃金が低い地方は、男女平等度が上がると分析されているようですから、順位が高いとばかり喜んでもいられないようであります。(指標の取り方次第では、大きく変わってしまうのよねぇ^^;)
これを『おやじぃ家庭版』に置き換えたなら…『経済』分野の「家事・育児」では、大きく男女差が開き、さらには「就業・経済力」では逆転され、かろうじて『政治』分野の「発言力」くらいは…頭が上がらない。まぁまぁ、あまり追及するとヒビが入るから、この辺で止めておこう(笑)
色が変わるのか色が褪せるのか?
『おやじぃ』が、生き物好きの眼で生物界を眺めると、冒頭の「カノコガ」のように、♀の方が腹部も含め大型であり(大量の卵を抱えているから当たり前かぁ^^;)、猫の場合は♂の方が体格的に勝り(縄張りの確保かい?)、キジの場合は♂の方が艶やかである。(セックスアピールかい?)生殖行動のためと勝手に解釈しているのでありますが、本当にそうかなぁ?
いくら縄張りを確保しても伴侶に恵まれない♂キジは居るし(営巣地には不適なのかも知れない…経済力?)性フェロモンに反応して群がるカノコガ♂も交尾に至るのは1頭だけである。(体力差か幸運か?)「生殖行動」という単一目的で切り取って眺めてみても色々と必要な条件はあるんだわなぁ…。
まさか『人間様』を「生殖・繁殖行動」という一面だけで切り取って論じる訳にもいかないから、単純目的化されていると思い込んでいる生き物で代替して眺め、考えているだけなのでありますけれどね。
はてさて、『男女の役割』(実に昭和の香りがする表現である^^;)などと書くと角が立つ。『男女の別』と書いてもジェンダーフリーの立場からは叩かれる。そもそも『幸福感』というものが人それぞれなのだから、指標化しても仕方がない。望む者が平等に参画できるシステムが必要なんだろうなぁ…今年もモテなかったキジ♂には、別の土地にとアドバイスしたいところだけれど、そこには、また強力なライバルが存在するのでありますよ。人間の場合の妨げは、果たしで男どもなのか、女自身なのか…複雑過ぎるから思考停止(笑)
#戦争反対 それぞれが『幸福感』を持って生きられること…只々、単純な目標なんですけれど。