その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

しとやかに…したたかに

2022-07-16 09:13:59 | 転職

『芙蓉』の花言葉は「しとやかな恋人」だって^^;

って、貴方!この花は「ムクゲ」でしょうに…同じアオイ科の落葉低木だから同じようなもんでしょうと「したたかに」しらを切る(笑)
今日は早朝から集落の神社例大祭(前夜祭)の準備作業…昨日の夜は結構な雨が降りました。コロナ再拡大の様相から、今年も前夜祭のイベントは中止。「しとやかに」(この場合「しめやかに」?)前夜祭が行われることになりますなぁ…これでは『雨岩戸』も開きますまいに^^;
『集落の守り神』として崇拝し、礼賛している訳でもない。その日を生きている人間は、実に「したたかに」神様の行事だって都合よく変えて来た。本来の例大祭の日は、昔、6月14日だったらしく、当時はまだ「田植え」が終わって間もなくの頃だったから忙しく、7月14日に変更したらしい。さらに、勤め人では準備作業が出来ないからと7月の第2週の土日に変更し(当時の宮司は、神社庁に届けているからと頑として例大祭の不規則な変動を認めなかったけれど^^;)今年は、参議院選挙日と重なってしまったから、さらに一週間先送りしましてね。昨年からは、重い旗竿を上げるのは高齢者には危険が伴うからと「幟旗」も揚げないことにした。さらには、今年、雨が降るのにわざわざ「幟旗」を濡らす必要もありますまいと比較的軽い旗竿さえ上げないという体たらく…「簡素(楽)でいいじゃん!」となる^^;
かたくなに『伝統』なるものを守っていこうなどと思ってもおりませんから、それはそれで確かに楽でよろしい。今年は、集落の会計担当として損害保険の加入手続きもしましたけれど、万が一、失火、倒壊した場合には再興できるような補償額でもない。「その時は、小さな祠でお祀りするしかありませんなぁ…。」と高齢化していく集落の身の丈に合わせた維持しか考えておりませんから、となる^^;


「いろはに金平糖」…数え歌もあったなぁ^^;

さて、『蛙を殺すと雨が降る。』子どもの頃、そんな都市伝説(この場合、田舎伝説かい^^;)があったような気がする。確かに大雨の後のアスファルト道路には、アマガエルの死骸が多数あって、『田舎伝説』に信ぴょう性があるようにも思えるのだけれど、これって、雨によってアマガエルの動きが活性化されて、ノコノコ道路に出て来たところで轢死したんじゃないかい?と順序の違いに気付き始める。(今頃かい^^;)有り難い神様だから崇め奉り、集落や人々を守護していただいているのか、先祖からの『有り難い遺産』だから、人々がお守りしているのか近頃とんと分からなくなって来てしまいましたよ。例大祭で秋の豊作や家内安全を祈り、年越祭でその年の無事を感謝する。確かにそうなのだけれど、『仏罰・神罰』が怖いから無沙汰にも出来ず、また、体よく神様をダシにして、お酒やご馳走を頂いたりしてね。(こちらの方が本音なのかも知れない^^;)
はてさて、「前夜祭」のイベントで集落内の交流を図る…こちらの方が、目的化しているのだけれど、色々な『伝統(しがらみ)』を削ぎ落してみると、何のための「お祭り」なのかが分からなくなってしまう。そうそう、残すところ『宗教』という名の『集金システム』だけが残ってしまうのでありますよ。まぁまぁ、こちらの方は慣例化、認知された範囲ではありますが、某団体の『集金システム』の方はねぇ…。(ご本人が救われ、幸福感を味わえるなら、他人が口出しすることではないけれど…。)
昨日、安倍元首相の国葬を行うとの政府方針に対して、「個人の礼賛(らいさん)につながる。」と反対声明を出した政党もありましたけれど、そのニュースをラジオで読み上げた新人さんが『しとやかに』『礼賛(れいさん)』と繰り返し読んでおりましたよ。『礼賛(れいさん)?』…誰も指摘、訂正はしなかったのだけれど、その内に『したたかに』『礼賛(れいさん)』という読みが定着するかも…そんな風に変わっていくのが世の中なのかも知れないなぁ^^;

#戦争反対 子どもたちは、数え歌など歌わなくなったけれど、子どもたちの歓声が響く平和な世界を望むだけです。

コメント
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