その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

C.R.海の物語

2015-06-21 20:16:31 | 暮らし

あくまでもイメージです…国王ではありません^^;

2週間前の土曜日、日本海でキス好調との情報を得て、新潟県村上市まで足を伸ばしましたが獲物は「フグ」一匹。余りの不甲斐なさに、1週間前に部下たちはリベンジを果たし、半日でシロギス20匹前後を上げてきたようであります。スクラッチでお小遣いを貯め、リベンジを果たす日がやってまいりました。
朝4時、そそくさと育苗ハウスの苗に水遣りを済ませ、本日『休農日』…「父は新潟に釣りに行きます。後は追わないでください。(冗談)」と書き置きを残して、勇んで岩船漁港に向かう『夢屋国王』であります。消波ブロックには、クロダイ釣りの先客が…海はベタ凪、海水はきれい…「こりゃ~ダメだわ!」勇む心とは裏腹に、第1投から道糸トラブル、第2投アイナメget、第3投アイナメget…シロギスは?もう、待てど誘えど当たりがありません。車で移動し、場所を変えても結果は同じ…見事、返り討ちにあって来ました^^;


駐車場にコガネムシが…いや「アオドウガネ」かい?

『休農日』ですからねぇ。お魚さんも今日はお休みだったに違いありません。今日もまた、鮮魚センターでサザエに甘エビ、アジをお金をエサに釣り上げて来ましたよ^^;
止めときゃ良いんですけどねぇ。自称『海の男』は、急に『マリンちゃん』に逢いたくなって「海物語」に挑戦…海釣りもパチンコもボウズは嫌だ…無理がたたってノーマル1回。本日、撃沈であります^^;


今晩のおかずは、『第1サティアン』で刺身に変わる^^;

撃沈、意気消沈の『夢屋国王』でありますが、友人『ノロ社長』兄弟にアジを捌いて一杯。大葉があればタタキにするところですが、『ノロ社長』が差し出した「切れない菜切包丁」で捌いた割には、上手に三枚に下ろせているでしょう^^;
缶ビールとロックを頂いて、本日の業務終了…雨が降るとの予想は何処へやら、遂に我慢できなくなった『夢屋国王』は、カラカラに乾いた畑のナス、キュウリ、トウモロコシにジョウロで大量の水を…『休農日』だったはずですが、「C.R.
海物語」…「こりゃ~リベンジ失敗、海の物語」…また、明日からがんばろう^^;

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本日の獲物

2015-06-20 19:25:33 | 暮らし

「父の日」を前に国王は当たり券を引いた^^;

給料日前、乏しい国王のお財布に先日の飲み会の請求が…お昼休みに近くのATMに出掛けたのでありますが、何故か近所のスーパーでは、ATMコーナーと宝くじ売り場が近接していることが多いのであります。普段は真っ直ぐ帰るところですが、神の見えざる手が『夢屋国王』を招く…「あの~当たる券下さい!」と国王。すかさず「当たる予定の券ならありますけど。」と、今日だけは幸運の女神のように美しく見えるおネエさんが差し出す券を素直に受け取りましたよ。エッヘッヘ!一万円ゲット^^;(寂しいお財布が急に豊かになりました。)


『アイガモ隊長』今朝の成果…

水田面の凹凸(代掻きがまだ下手なんですねぇ。)のせいで、水の掛かりが悪い場所(一発除草剤が効かなかったようです。)にイヌビエが大量に…6列ほど『アイガモ隊長』が行ったり来たりしている内に、これだけのヒエの量であります。お隣の田んぼをお手伝いしているH家の婿殿『アカリちゃん』は、ヒエというものを知っているだろうか?親切な『夢屋国王』は、『アカリちゃん』を教育するために彼の田んぼに、こっそり植えてやろうかなどと考えて(←決して、こんな悪戯はしませんが^^;)あげるのであります。


アオムシサムライコマユバチの繭であります。

何処をどのように辿って来たのでありましょうか?『夢屋本田』のイネの葉にモンシロチョウの幼虫が…さらに「アオムシサムライコマユバチ」が体内から飛び出して繭を作っておりました。この時点でも、モンシロチョウの終齢幼虫は死んではおりません。ご丁寧に自ら糸を吐き出して、コマユバチの繭を固定して絶命…メス蜂が産卵する際に「寄主制御物質(免疫抑制剤)」を注入することまでは知られていますが、モンシロチョウの終齢幼虫が最後にどうしてこのような行動を取るのか(行動制御機構)は、まだ謎のようであります。さらに、この小さなアオムシサムライコマユバチの繭に二次寄生する「カタビロコバチ科」「ヒメコバチ科」の蜂も存在するのですが、モンシロチョウの終齢が糸を吐くのは、これらの二次寄生峰から護るため…人間の考える屁理屈でありますか^^;
さて、本日の獲物は大漁であります。明日は日本海にリベンジに行こうと思うのでありますが果たして成果は…?

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ネギの花束

2015-06-19 12:17:00 | 暮らし

葱坊主…もう少ししたら、来年用の種を取ります。

「ねぇねぇ、おネエさんは納豆にネギ入れるタイプ~?」(夢屋)
「はい!入れます^^;」(出稼ぎ先のクロちゃん)
「ねぇねぇ、ついでにアキちゃんは納豆にネギ入れる~?」(夢屋)
「時々ね!」…「了解^^;」

これで本日の小ネギの御用聞き終了…『クロちゃん』は我がJ1「モンテディオ山形」の追っかけ娘であり、チケットの入手などお世話になっております。先日は「また応援してください。」とお土産にお酒まで頂いちゃいました。何かお返ししなければと思いつつ、若い女の子にはスナップエンドウと今が盛りの小ネギしか無くって…若い子だけを贔屓してもいられないから、ついでに『アキちゃん』にもお声掛けだけはするが「私しゃダシかい?」と即座に気付かれる始末であります^^;


今朝は「ヒメノモチ」最後の補植…アキアカネのヤゴが

イネ苗の箱処理剤として「ネオニコチノイド(殺虫剤)」が使用されており、『夢屋本田』で大量発生していたアキアカネが、苗を買うようになってから時を同じくしてピタリと減ってしまいました。一方、『クワちゃん』が作るヒメノモチの苗は、不揃いではありますが「ネオニコ」は使っていないようで、『夢屋田』ではご覧のようなヤゴがアオミドロにしがみつきながら泳いでおります^^; 7月末頃には一斉に羽化するのではないかと思うのでありますが…。
水生昆虫にも興味があるのですが、機材も無いので生態写真はちょっとね…捕まえて、有り合わせのブランデーグラスに入れて記念撮影であります。今日は風邪気味で「頭痛が痛い」…『夢屋国王』にしては珍しい症状の発現でありますが、どうやら業務外の「評価基準書」なるものを読んで知恵熱が出たようであります^^; たまには、田んぼの見回りを休んで、水生昆虫を探すのも良いかぁ…そろそろ、田んぼの『おタマちゃんず』にも足が生える頃…明日は「ネギの花束」を持って『クロちゃん』にお礼をしよう。
ちなみに「ネギの花言葉」は、「愛嬌」「微笑み」ですと…決して下心はありません!ご愛嬌です^^;

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健康と活力

2015-06-18 12:03:52 | 暮らし

ホウレンソウの雄花ですか?

「仙台小ねぎ」(これはブランド名だから「万能ネギ」と呼ぶべきでしょうか。)がようやく収穫できるようになりました。東北地方も「深谷ネギ」に代表されるような「根深ネギ」のように白い部分を利用するネギが好まれる文化圏でありますが、夏場の冷奴やそうめんには、「万能ネギ」の緑の部分を使う習慣も出てきました。花束の代わりに「ネギ束」を持参して、「ねえねえ、おネエさんは納豆にネギを入れるタイプ?」と『クレヨンしんちゃん』のようにご注文を取る毎日であります^^; 宮城県涌谷町の「仙台小ねぎ」は、ホウレンソウの連作障害防止に導入されたものが始まりらしく、雨除けハウスの中で何回転栽培できるか、ただ今実験中であります。


友人『ノロ社長』は葉ダイコンの煮物が好物…が…

こちらでは『おろ抜きダイコン』(ダイコンの間引き)と称して、ダイコンの葉を煮て食べる。『おろ抜き』はダイコンに限らず、葉菜類、根菜類、総てに及ぶのでありますが、最近は『ダイゴンパ』を食べるためだけに「葉ダイコン」という種子が売られるようにもなりました。


キスジノミハムシ…厄介な害虫であります。

「社長のためにダイゴンパ植えて置いたから^^;」と調子良く言ってはみたものの、やはり「キスジノミハムシ」に葉っぱをボコボコにされてしまいました。コヤツの厄介なところは、寒冷紗や不織布で被覆しても、幼虫時代は土の中で過ごすから侵入を防げないこと…薬剤散布に頼らなければならないのでありましょうが、被害が出ることが分っていて植えるヤツが悪いということで、見てくれは悪くてもおこぼれを頂戴することにしますか^^;
こうなるとどちらが畑のオーナーなのか分からなくなってしまいますけど…まぁ、いいかぁ~! はい、お気づきの方もいらっしゃると思いますが「ホウレンソウ」の花言葉は、「健康」そして「活力」ですと…ポパイの如く頑張ろう^^;

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踊り踊れ

2015-06-17 12:10:55 | 暮らし

これ「自然薯」なんですけれど…

「Oh~アメ、あめ、雨~!!!」久し振りの雨でありますが、畑の表面を湿らせただけの量であります。シトシトと憂鬱な気分にもなる梅雨入りの季節なはずでありますが、今年もカラリと晴れ上がり雨を待つ毎日…まとまった雨を期待したものの、残念、今日も期待はずれでありました。
画像は「自然薯」の芽生えであります。出稼ぎ先の先輩から山で採取した「ムカゴ」を少し分けて頂きました。畑の一角に波板シートを埋めて土を盛り、植え込んでみましたが、食用になるまで、植え替えをしながら3年位掛かるのでありましょうか?少々気の長い話でありますが、美味しい物を手に入れるには何事も我慢が必要であります。

気色が悪いという方は、これ以降の画像は見ないでください↓


「マイマイガ」の幼虫であります。

昨年、山形県米沢市内で大量発生した「マイマイガ」の幼虫であります。「蓼食う虫も好きずき」などと申しますが、今朝、ペパーミントの葉を食べておりました。頭部の黒い一対の点や背中の5対の青い斑点、それ以降赤い6対の赤い斑点が特徴で『毛虫』と一括りにしなくても、簡単に見分けられる幼虫であります。
10年に一度、大量発生するなどという説もあるようですが、そのメカニズムは分かっていないようで、何故に『夢屋ハーブ園』に到着したのかも不明であります。俗に『ブランコケムシ』などとも呼ばれ、糸を吐いて木々にぶら下がり、風に乗って移動するなどとも言われているようですが、その光景は見たことがありません。
薄暗い林の中を日中、踊るように飛ぶ…『舞・舞・蛾』が和名の語源のようでありますけれど、最近『夢屋国王』も出稼ぎ先で踊らされているような…乗せられて踊ってみるのも悪くはないかぁ^^;

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毒舌

2015-06-16 12:15:45 | 暮らし

おバカは風邪をひかない。しかし、夏風邪は?

ホント雨が降りません。(今日もお天気の話題から^^;)ボランティアで県道沿いの花植えを行った方は、天気予報を信じて植え込んだのにポツポツ程度で花が萎れてしまうと心配しております。
『夢屋国王』が植えたホウレンソウには、毎日水をあげておりますが、全然「おがりめ(大きくなること)」が見えません。それどころか30℃を超える気温のためか、小さいままトウ立ちする始末…今年もホウレンソウ栽培は失敗のようであります。キャベツには、しっかりモンシロチョウの幼虫が…何とか殺虫剤を散布しないで育てたいのですが、キャベツの芯(成長部)が食害を受けるようでは薬に頼らざるを得ません。しかし、モンシロチョウの幼虫は、大きな葉を遠慮がちに食べているようで、芯の部分は別の幼虫が食べているフシもある。もう少し観察してみることにしましょう。(その内にペロリと無くなってしまうかも知れませんが^^;)


太腿の剛毛が良く写ってますけど…自慢^^;

「クワキヨコバイ」のような気がします。オオヨコバイとの見分け方をネットで調べましたので、明日、正面からお姿を撮らせていただきましょう。ホント、最近は肖像権とか言って、昆虫たちも素直に撮影に応じてくれません。息を凝らして近づきますが、すぐ横を向いたり飛んでいったり。荒地のスターたちにも、相応の報酬を準備しなければいけないのかも知れません^^;
さて、こう暑くて雨が降らないとイネの病気(いもち病)も出ないのではないかと思ってしまいます。植物の病気の場合は予防薬の意味合いが強く、一度発生してしまうと蔓延するのを防ぐのが精一杯ですから、気を抜けませんけどね。さらに暑さは、土壌の酸素不足と根腐れも…ハッハッハ、心配してたらキリがないですけれど。
明日は追肥の頃合ですが、そろそろ足の張りが気になり出しました。荒地に咲いた「オニノゲシ」の花言葉は「毒舌」だそうでありますが、『夢屋国王』お得意の毒舌も夏風邪と肉体疲労で鳴りを潜めておりますよ^^;

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スターウォーズ

2015-06-15 12:07:52 | 暮らし

後方支援と名を替えても、兵站は立派な参戦です。

週末の雨は期待した程でもなく…結局、今日も雨の話題から^^;
『お天気祭り』で一杯という話はよくある事ですが、二日連続で『雨乞い』の酒宴を開催しましたけれど、この先一週間、雨のマークが現れません。昨夜は、これからパパになる『アカリちゃん』をサティアンに呼んで、オヤジとしての心構えを講釈する…いや、新規就農者の彼にはまだ「野望」が見え隠れする。そうそう、結婚して、子どもが出来て、また子どもが出来て…気付けば子育てに手が掛からなくなる頃、50歳が目の前に迫り、オラの人生って何だったんだろうなんて考え始め、両親が他界し、何故田舎に帰ってきてしまったのだろうかと目的を見失い始めた頃、『第2サティアン』の建設とお百姓さんを真剣に始めたのであります。
『アカリちゃん』はまだ若い…色々悩んで当たり前である。ふっふっふ、その内に子育てでテンヤワンヤの大騒ぎ、野望や悩みなど何処かに押しやられてしまいますけどね^^;


『第2サティアン』を襲撃するダース・ベーダー

酒を飲みながらBS放送を観ていると懐かしき銀幕のスターが…三船敏郎、勝新太郎、萬屋錦之介、石原裕次郎…みんな若い。「何だいこの映画?『椿三十郎』かねぇ?」(正解は「待ち伏せ」という映画でありました。)
「三船敏郎にダースベーダーのオファーがあったこと知ってます?」(アカリちゃん)
「無礼者!!!世界の三船だよ。アランドロン、チャールズ・ブロンソンと共演した『ライジングサン』(…間違いです。正確には『レッド・サン』)の三船だよ!その世界の三船に被り物をさせるなんて失礼だ!」(興奮する夢屋国王)
「結局、断ったそうですけれど…。」(恐縮するアカリちゃん)
「当然である。ウンウン。」(自己満足する夢屋国王)

しかし、『第2サティアン』の窓ガラスには『銀河帝国』の白いダースベーダーが…「カブラヤガ」ではないかと思うのでありますが、翅の表面がボロボロで良く分かりません。彼も今日一日よく働いたようであります。(あまり好ましい労働ではないのでありますが…)
今頃、クンシラン?花言葉は「幸せを呼ぶ」…我が家で栽培していた株がオッカーの実家でさいていました。ニューパパ『アカリちゃん』に捧げましょう^^;

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コンパニオン

2015-06-14 12:35:43 | 暮らし

ホテルの宴席にはべり、客の相手をする職業。

違います。「コンパニオン プランツ(共栄作物)」の話です^^;
夢屋本田のお隣『大龍さん(ラーメン店主)』の畑は、今年も見事に植え付けが完了しました。ナス、キュウリ、トウモロコシにスイカetc. ご夫婦で食べるには余りある量の作物を栽培されています。一度、耳の遠い『大龍さん』に話し掛け、どう処分するのか尋ねますと、お店に置くのだそうです。「お客さんが喜んで持って行くよ。」とのことであります。朝の5時には畑を訪れ、草を削っては帰って行く。ご覧のようにネギやマリーゴールドなどのコンパニオンプランツまで、キッチリ植え付けています。『夢屋農園』は人手不足のため、どこまで粗放的に栽培できるか研究中の畑、手入れが全然違います。


二日前から、お話に出て来る「ノビル」であります。

アルカリ性土壌では「玉ねぎ」になり、中性土壌で「ネギ」になり、酸性土壌では「ニラ」になる…農場実習に向かう東京出身の同級生に『夢屋流蔬菜学』を講義しましたら、本気にしてしまいまして、「ウソだからな!試験でそんなこと答えるなよ!」と一度擦り込まれた偽知識を否定するのに苦労したことを思い出します。夜の宴会の後で撮影した画像なので、ややブレておりますが、向かって右から「アサツキ」「ラッキョウ」「ノビル」であります。「アサツキはきっと酸性土壌で育ったに違いない。」などと考えないでください^^;
肥えた土壌で栽培すると「ノビル」の鱗茎はピンポン玉大にまで大きくなりますし、「アサツキ」の鱗茎も大人の小指大まで大きくなります。このアサツキは自生し密生しているので、余り大きくありませんけど…画像では大きさが分からないか^^;


Oh~!!! ミックスサラダ…これ売れるかも^^;

折角なので、生味噌を付けて食べて見ました。旬の「ノビル」は辛味が強烈で、ラッキョウ(エシャレット)はラッキョウの風味がして、アサツキは今ひとつ…辛味を感じるよりも小さくて…大きな塊茎を残して秋口にポット植えして「白髭」として正月の神棚にお供えしましょう。雪の下からアサツキを掘り出して、湯掻いて酢味噌和えにする…昔、冬場の生鮮野菜が不足する山形では、ご馳走だったに違いない。結納品のひとつである「友白髪」は白い麻繊維であり「夫婦の髪の毛が共に白髪になるまで仲睦まじく」などと験を担いだものでありますが、「白髭(アサツキ)」を神棚にお供えするのは、長く伸びた白い根に長寿の願いを込めているのでは…などと勝手に解釈しております。(あくまで夢屋流^^;)
昨夜は、転作組合の宴席の後に、マスオさんの『アカリちゃん』が散歩がてらに訪問してくれました。遂に奥さんご懐妊のご報告…おめでとうございます。(娘が母の顔に変わる瞬間の恐怖を十分に味わって頂きましょう^^;)

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アイガモ隊長の目

2015-06-13 12:45:51 | 暮らし

一昨日から話題の「ノビル」の花です。

ローカルな話題を提供する『夢屋国王』…『さゆママ』や『さくら子ちゃん』さらに『へそ曲がりおじさん』にもコメント頂きました。土地柄で呼び名や使い方(食べ方)が違うので一概に言えませんけれど、ノビルはムカゴが生育する前に花序を着けることもあるようです。


『さゆママ』…ネギのような紫の花…これアサツキ

これは良いブログネタになると思い『夢屋隊長』は、ノビルの鱗茎を掘り画像Upしようと考えたのですが、朝仕事に移植ベラを持って行くことを忘れてしまいました。『さくら子ちゃん』が、ノビルとアサツキ(白髭)の画像をコメント欄でUpしてくれましたので、興味のある方はご覧下さい。アサツキの鱗茎はこの時期になると休眠期に入り、硬くなり食べるにはちょいとためらいますが、春先にエシャレット(ラッキョウ)のように薄皮を剥いて生味噌でおつまみに…^^ 栽培したアサツキ(白髭)は、置賜地方では正月の縁起物であります。


田んぼの畦畔から『アイガモ隊長』は指示を出す。

何でこんなに出るのよ?と思えるほどヒエが芽吹いております。欠株に差し苗(補植)をしながら、これでは後から大変と『アイガモ除草隊』は今日も行く。もうしばらくすると根張りが強くなり抜くにもひと苦労することになります。ましてや、イネも草丈が伸びて、イネの葉先が中腰姿の『カルガモ隊長』の目を啄くようになります。作業のし易さから言っても今の時期が適期かも^^;(中期除草剤を田んぼの中央に散布する手もあるのですが…)


イネの周りのヒエを一瞬にして見分ける隊長

イネも「分けつ期」に入るようで株(根元)が膨らんで(拡がって)来ました。畝間のヒエは素人でも一目瞭然。しかし、株の周辺に出ているヒエを見分けるのは至難の技であります。(なかには株の中に紛れ込む奴もありますから)これを一瞬で見分けてします。百姓見習い40年の成せる技でありますよ(出るはずの無い場所に、ツンツンと出てますから慣れれば誰でも分かりますけど^^;)
と言うことで、今日はチャンピオンベルト(腰痛ベルト)を腰に巻いて出稼ぎ先に出社…最近、歩き格好が変であります。腰に疲労が溜まり、腰痛が膝裏まで…午後は目がショボついて仕事になりません…明日は土曜日、国王の安息日にしましょう。(何!明日は朝から草刈りのボランティア~!!!)とほほな毎日でありますよ。

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アイガモ隊長…

2015-06-12 12:14:28 | 暮らし

ご近所の花ですが、名前が分かりません^^;

「まほろばの里たかはた」は、有機農業を実践する方が多くいらっしゃる。完全無農薬ではなくとも、消費者団体との協定で決められた有機質肥料と決められた防除回数で「有機米」や「特栽米」の生産も行われております。夏の水田除草(草取り)は重労働のため、春先に水田にネットを張り巡らせて「アイガモ」の幼鳥を放し、草丈が短いうちに啄んでもらう『アイガモ農法』を実践されている方もいらっしゃる。しかし、いくら水田をネットで囲っても空中戦には弱く、所有者が田んぼを離れた隙に、カラスが空中からアイガモを襲うことも度々あるらしい。
『夢屋本田』も田んぼの中央付近にヒエが出始めました。種が流れてくるのか、昨年の種が芽吹くのか、はたまた一発除草剤が中央に届かないのか…いつも同じ田んぼの中央にヒエは出るのであります。今年は体調もよろしいので、『夢屋アイガモ隊長』は今朝も田んぼに飛び込むのであります。ゴム手で指先を防御して、ヒエ抜きをしますが指先が荒れてしまいました。


子どもの頃のおやつ「茱萸(グミ)」であります。

中腰姿勢が続くものだから、出稼ぎ先に行くと何やら腰の辺りに違和感が…危険領域突入…疲労が腰に溜まったようで、明日からは腰痛ベルトを腰に巻くことにしましょう^^;
子どもの頃の思い出に「クワの実」をご紹介しましたが、もう一つの思い出は「グミ」であります。園芸品種として売られている「ビックリグミ」は熟すと甘いそうですが、我々が食べたグミは、甘いけれど口の中に渋味が残る。「あんまりグミ食うなよぉ~みぃつまっつぉ~!!!」今は亡き祖母が良く注意してくれました。
「みぃ詰まる」…便秘になるということでありますが、子どもの頃は、良く腹痛を起こしたものであります。「浣腸、仁丹、赤玉(整腸剤)に六神丸」…小児科なんぞありませんでしたから、子どもの腹痛の常備薬…三種の神器でありますよ^^;
ご近所の生垣にグミが熟して赤くなりましたが、今時、こんな物を食べる子どもはおりません…いや、一人だけ…「○×のばっちゃ~!グミ取らしぇでおごや~い!」そうお願いして、「だめだぁ~!」という返事がありませんので頂くことにします。やはり渋い。
茱萸の花言葉は、用心深い…お腰もお腹も変調には用心しなくては…もうひとつ「野生美」という花言葉もあるようですけど^^;

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