その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

おおらかに

2015-07-11 21:09:48 | 暮らし

葱は、とても謙虚です!

だって、こうして頭を下げて芽吹くのですから…^^;
『夢屋国王』は上機嫌で酒を飲み、代行車で帰るところをタクシーで帰ってしまい、ああ!カメラも書類も置いて来てしまいました。(大概、こんなパターンの酔っ払いではありますが)
実は昨日「夏休み」を頂きまして、田んぼの中干し作業を行いました。「中干し」…我が在所では「ネッキアテ」と言いますが、水を張って栽培するイネなのに、何故かこの時期、水田を干すのであります。のんびり屋のトノサマガエルのおタマちゃんやミズスマシ、ドジョウにタニシetc. 田んぼの中には、まだ成長しきれていない生き物が沢山いるのに水を抜かなければいけない…良心の呵責と言いますか…少々残酷だとは思いつつ、田んぼの中に縦3本、横2本の溝を切り、一気に水を抜くのであります。


また、昔のJKさんに嫌われそう^^;

一度、ピーカンの真夏日に溝切りをして、熱中症直前の症状になってフラフラになり、栗の木の下で休んだ経験があるので、今年は朝から始め、みっちり3時間田んぼの中を機械を押して完了しました。これで田んぼの作業は、ようやく折り返し地点…あとは、穂肥えを散布して、カメムシ対策さえ怠らなければ秋の収穫作業を迎えることが出来ます。
昔は、足幅で踏み締めながら後退し、手で土を傍らに寄せ、少しずつ溝を切っておりました。イネの葉のトゲがチクチクと半袖の腕を刺し、中腰で行う作業を終える頃には、足裏が痙攣してしまうほど、子どもには辛い作業でありました。今では「田面ライダー」と命名された原付バイクのような機械までありますが、夢屋農園の機械は、頂き物の手押しタイプ…喘ぎながらオジさんは作業をこなしました^^;

「おおらかに」…本当は「ウド」の花言葉をご紹介する予定でしたが…自家用車の中にカメラを忘れて来たもんですから…「おおらかに」お許しくださいな^^;

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喜びも悲しみも…

2015-07-10 12:59:59 | 暮らし

蕎麦はまだ 花でもてなす 山路かな(芭蕉)

「いつまでも 貴方(貴女)のそばに居たいから…。」そんな間違った幻想を思い描いたのはいつの日か?今では「いつまでも そばに居ないで 鬱陶しい!」というご夫妻の何と多いことか…しかし、我が『夢屋家』では、夕刻のテレビ番組を見ながら「そうそう料理も、男も女も最初は見た目が大事!!!」と呟くと、「じゃ~何でこんな(私)のと結婚したのよ?」と隙かさずツッコミを入れる長女の『有季菜先生』…「愛しちゃったんだから仕様がないじゃない^^;」と私…隙かさず首を横に振るオッカー。悪貨は良貨を駆逐する。そう悪妻は、良夫を征服していくのであります。
そろそろ、浮いた話のひとつもあって良いお年頃でありますが、我が家の娘たちには、とんとそんな話が聞かれない。ゆとり教育を凌駕し、学生時代を伸び伸びと過ごした結果、生活にゆとりが無くなってしまったというオチまで付いておりますから^^;


長~いまま、貴女のおそばに…ちょっと長過ぎ?

『おタマちゃん』の尻尾は、免疫から拒絶されて退縮していく。甲状腺ホルモンによって誘導されるらしいのですが…。しかし、このカエル、この成長時期の他のカエルと比較すると尻尾が長過ぎるような気がします。このまま親ガエルになってしまうのでありましょうか?生物個体の多様性…人生いろいろ、カエルもいろいろ、少々仲間と異なる個体が存在したとしても良いじゃ~ないの~^^;
こういうカエルを見つけると「農薬のせいだ。」とか、やれ「環境ホルモンによる内分泌かく乱によるものだ。」などと騒ぎ立てる方もいらっしゃいますが、個体差なのか、何らかの物質の影響による変異なのか、短絡的に結論づける訳にはいかないのでありまして、個性が大事などと言いながら、平均点に追い付かないと落ち着かない親御さんと同じでありますよ。
『おタマちゃん』の尻尾は「ケラチンたんぱく質オウロボロス」という抗原が退縮に働く…「ご夫婦間の甲状腺ホルモンは、夫婦間をつなぐ細胞を活性化させる一方、経年劣化によって、夫への拒絶反応に働くようになる。しかし、月々の生活費に拒絶反応を示すものではない。」…『夢屋国王』の新たな仮説…臨床試験は、まだまだ続くのであります^^;
ちなみに、「そば」の花言葉は、「懐かしい思い出」「喜びも悲しみも」なんだそうでありますけど…。

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かぼちゃん

2015-07-09 12:09:02 | 暮らし

薮の中からカボチャの花を見つけました。

10日ほど前に畦道の草刈りをしたような気がしますが、もう伸びています。どんよりとした曇り空でも草だけは順調に成長しておりますよ^^;
昨年まで『夢屋本田』のお隣で退職後の余暇として畑仕事をしていた『トヨハラさん』でありますが、メガソーラー建設計画が持ち上がり畑を20年契約で貸すことに…作業の手を休め、腰を伸ばして一服つけた「お百姓さん」仲間が、また一人居なくなりました。メガソーラーは、その後どうなったのだろう?売電単価が下落して計画を断念したのでしょうか…昨年まできれいに手入れされていた畑は、あっという間に荒地に変わっております。一方の荒地は復田されて荒地の草刈りから解放されたと思ったのも束の間、反対側の畑(荒地)の草刈り範囲がまた増えてしまいましたよ。


こちらは『雄花くん』でありますよ!

恐らく『トヨハラさん』が捨てた実から芽吹いたカボチャでありましょうが、背丈の伸びた草の中からカボチャの雌花を発見しました。これは草刈作業の報酬として勝手に受け取ることにします^^;
しかし、カボチャは長女『有季菜先生』が嫌いな野菜でもあり、家ではあまり食べないんだよなぁ…『夢屋風石狩鍋』に入れても美味しいのでありますが、人の畑からの収穫物を楽しみに待つ『夢屋国王』であります。


荒地のヨモギの葉には「セマダラコガネ」もおりまして…

荒地の草刈りには「セマダラコガネ」も参戦してくれました。ヒメジョオンの花や葉を良く食べてくれるのでありますが…ヨモギハムシもそうですが、選択的に草を大量に食べてくれるならば国王も大助かりでありますが、彼らはヤギや羊じゃありませんからねぇ、そうそう人間様のご都合に合わせてくれる訳もない。害も無いなら共生するのが一番であります。
夕刻も雨…畑の草むしりを断念し、雨よけ育苗ハウスの除草をしました。雨が降ってもお仕事が出来るようにしているところが凄い!(自分で自分を褒めてあげて…)ご褒美に「高倉健さん追悼DVD…鉄道員(ぽっぽや)」鑑賞と缶ビール!「自分は、生き下手ですから…。」こういう男は、JKにはモテないなぁ~^^;
ちなみに、カボチャの花言葉は「広大」…広い心を持ってJKさんに接しましょう^^;

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忍耐の梅干

2015-07-08 12:00:49 | 暮らし

梅の実には毒がある…ホント?

『夢屋国王』のおやつシリーズ…ウメ。子どもの頃、裏の畑の「梅の木」…確か豊後梅と言われていたような気がしますが、黄色く熟して地面に落ちた果実を拾って食べておりました。(生活は実にサル並みであります。)今は亡き祖母から「梅の実には毒があるから、一杯食べるな!」と注意されましたが『夢屋少年』は、梅の毒…これが「梅毒」に違いないと信じておりましたから^^;(未熟果実に含まれるのはアミグダリンという青酸配糖体です。)梅の実から「梅毒」が発症するならば、お隣り福島県会津若松市出身の医学者「野口英世先生」の偉業をも超えることになるが…(野口英世先生も「梅毒菌の純粋培養の成功」を論文発表しておりますが、今ではその培養法は否定されておりますので…。)
とある庭園から勝手に拾って来た梅の実で、今年も梅干を作ろうと思います。


実験瓶で観察していた繭から約1週間で…

さて、モンシロチョウの終齢幼虫から飛び出し、蛹化した「アオムシサムライコマユバチ」は、1週間ほどで羽化しました。その数、なんと24匹…80個程の卵を産み付けるなどと言う方もいらっしゃいますが、それでも結構な量であります。


哀れ!モンシロチョウは干からびてますけど…

キャベツを食害する、憎き宿主のモンシロチョウに同情しつつ「観察」と称して瓶の中に閉じ込めてしまった「アオムシサムライコマユバチ」たちにも無駄な死を与えてしまったと反省しております。今度は、産卵光景を画像に収められたらと思うのでありますが、その観察には時間の余裕がない。今は、梅干作りで頭がいっぱいでありますから^^;
拾った梅の実は、『第2サティアン・テラス』内に芳香を漂わせておりますが、長男『ぽん太郎君』は、この香りが分からないらしい。『夢屋家』の遺伝と言いますか、鼻が良くないようであります。夕刻、彼のアルバイトの仕上がりを確認し、反省会と称して一杯(『ぽん太郎君』は、お酒を飲みませんのでサイダーで^^;)仕事は遅いけれど、仕上げは丁寧であります。こんな時は「褒めてやらねば、人は育たじ。」素直に褒めてみましたよ。次の軽作業は、キャンプ用の薪を束ねて地区公民館にお届けすること。こんな仕事で飯が食えるなら私が替わりたいところでありますが…。
「ウメ」の花言葉は、「忠実」「忍耐」だそうであります。しばし、彼のリハビリのために「忍耐」の日々が続くのであります^^;

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おどろき桃の木…

2015-07-07 20:39:50 | 暮らし

我が在所では「あかずもんも」と呼びますが…

「なでしこジャパン」奮闘するも、アメリカ女子チームの高さの前には、まだまだ及ばなかったようで…。(世界で戦えるだけでも凄いことなんですけどね^^;)
さて、『夢屋国王』の「おやつシリーズ」…「あかずもんも?」であります。赤スモモ(赤李…赤酢桃)が語源だとは思うのですが、桃のことを「もんも」と言う。(これは古い人^^;)だから、トランプをしても「スペード」とか「ハート」などとは言わないのでありまして、『黒もんも』とか『赤もんも』であります。(これも古い人^^;)
ピンポン玉よりふた回りほど小さな果実でありますが、7月中旬から下旬に掛けて熟すので、小学生時代の貴重な夏休みのおやつでしたけれど…我が家の「あかずもんも」は、とても酸っぱかった。どこの家でも裏庭に1本位は植えてあったものですが、子どもたちは見向きもしないから、どちら様も切り倒されてしまったようで、『夢屋本田』通勤途中の空き地に1本植えてありましたけど。(これは写真に撮っただけで、決して黙って採ったりしていません。必ず「ごっつぉしておごや~い!」と声を発し、「だめだぁ~!」と返事が無いので頂くだけであります^^;)


味的には評判の良かった「中華千巻」であります。

26年産の「もち米」が大量に余っております。米は、30kgひと袋が出荷単位なので、昨年、米調整後の30kgに満たなかった半端な袋がひとつ残っているということなのでありますが…。夏の「餅つき」は熱くて堪らないし、お赤飯を炊くようなお祝い事がある訳でもない。秋の文化祭にでも「栗おこわ」でも出品しますかねぇ。(いや、今週末には集落のお祭りがあるので、「五目おこわ」でひと儲け企みますか…^^;)
お百姓さんも「原材料」の供給だけでは、「おまんま」の食い上げであります。(食べる米だけは売るほどありますが…^^;)来るべきTPPに対応するには、農業の「6次産業化」であります。(1次産業+2次産業+3次産業で6次産業ですと)まぁ、自称『お祭り男』ですからねぇ、イベント稼業はお手の物でございますから^^;
ちなみに、スモモの花言葉は、「独立」そして「甘い生活」なんだそうですけれど、『夢屋王国』の経済的自立を目指してがんばりますか…「甘い夢」に終わらないように…。

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南極物語(Antarctica)

2015-07-06 12:03:53 | 暮らし

お嬢さん!ムダ毛の処理はお済みですか?…「ドキッ!」

お盆用の枝豆「湯上り娘」が小さな花を付けました。正月の「浸し豆」や「じんだん」に使える色合いの良い「青畑大豆」も一斉に芽吹きました。お盆の墓参りの供花として使う「アスター」は、最初の播種で芽が出ず、播き直しをしたためお彼岸用になるかなぁ…。
今朝は「河川愛護の日」のボランティア…集落内の河川の草刈り作業であります。土日と身体を痛めつけるのもいかがなものかと、のんびり休息日に充てる『夢屋国王』であります。


ミントの葉に「ノミハムシ」の類でしょうか?

それでも「万能ネギ」を一気に収穫し、植え床を整えて2回転目の植え付けに備えます。植え付け方や土壌の状態、ネギの根元の白い部分の伸長など、新たなアイディアが湧いてきて、改良した植え床にしてみました。「絹さや」は倒して、レタスやサンチュといった軟弱物の葉菜類の回転を試してみます。「サンチュ」…菜っ葉は作れますが、包むお肉にとんと出会っていないような^^;


春の山菜のお礼にとさくらんぼ「南陽」を頂きました。

「夢屋くん!家のナスが生らないんだけど何でかねぇ?」草刈りボランティアの後で『ケン坊ちゃ』に声を掛けられ、『特級』農業改良普及員の『夢屋先生』が畑の検分…「ウチより勢い良いじゃん!この陽気のせいだよ、その内、家で処分仕切れない位に生るよ^^;」と呑気な答え。昨日「CR海物語」でお小遣いを稼いだ『夢屋国王』は、ムズムズと湧き上がる「欲」という煩悩を抑え込み、レンタルDVDで「南極物語」の鑑賞会で我慢がまん。…「タロー!ジロー!!!」…この冬、『第2サティアン』で何とか『第3次越冬隊』の任務を終えた『夢屋国王』は、一匹また一匹と息絶えていく「カラフト犬」の姿に陰鬱な気持ちになってしまったのであります。
『夢屋農園』特産の「ニンニク」を押し売りし、長男『ポン太郎君』のアルバイト(研修料)代金を支払い、夕刻は『剣キチ会』の若い衆に手作りの「中華千巻」を振る舞う…こうしてみると休息日にも結構働いておるのう…家族にも「中華千巻」は好評でしたので、明日のブログで紹介しましょう^^;(それでは、BTQ…バタンキュー…おやすみなさい。)
ちなみに、大豆にも花言葉があるようで、「かならず来る幸せ」「親睦」だとか…。

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体育館裏へ

2015-07-05 12:29:24 | 暮らし

「オカトラノオ」の花言葉は騎士道…

この一週間を何とか乗り切った金曜日の夕刻、携帯がブルブルと震えた。「おい夢屋か?お前最近生意気だぞ!明日、体育館の裏に来い!!!(あの~夢屋さんですか?最近、釣りもご無沙汰なようですから、宜しかったら明日、蛭沢湖の山際に入りませんか?)」出稼ぎ先の後輩『関師匠』からのお呼び出しであります。国王の身体は恐怖で携帯のようにブルブルと震えたのであります^^;


『関師匠』は木葉ちゃんと真澄くんのパパ

『関師匠』とは10年来のお付き合いになりますか…「一度、へら鮒釣りをしてみたい。」という彼を、最も魚が釣れやすい季節に連れ出すことを約束し、底釣りのタナが取れない、餌が付けられないという彼を指導(?)し、いつの間にやら独学で『師匠』という称号を得るまでに成長いたしました。(何度、釣れないことへのグダグダ話を聞かされたことか^^;)


あれま~かつての上司『オタッキー』まで居るでは…

しかし、今日は『夢屋農園』主力作物の「ニンニク」を収穫しなければなりません。「釣台を出して早くやれ~!」という二人には申し訳ないが、これまた機を逃すことが出来ないニンニクの収穫作業を長男『ポン太郎君』にお願いしている手前、オヤジが釣り三昧という訳にはいかないのであります。(魚影が濃く、今日のザッコはバカでも釣れる状態でしたから、若干後ろ髪引かれる思いはしたことも事実ではあります。)
夕刻はお決まりの『ニンニク収穫祭』…取れたての生ニンニクを効かせて馬肉で一杯…しかし、『夢屋魚群探知機』が何故か『ダイナム』方向を指すのでありまして、頃合の良い台に座ると時給1万円のアルバイト成立…馬肉もも肉がロースに替わり、缶ビールとローヤルまで付いて来ましたけど^^;
『関師匠』今度も体育館裏に呼んでください。何か師匠のご案内をお断りすると良いことがあるような予感が…オカトラノオには「忠実」という花言葉もあるようで、『予感』には忠実に従うことを決めた『夢屋国王』であります。

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揺るがない心

2015-07-04 12:11:27 | 暮らし

ひょんな事から「大滝不動尊」を拝観しましたが…

出稼ぎ先の野暮用で、高畠町の町道「二井宿街道線」を上ることに成りましたが、現在この路線は土砂崩れによる通行止め…当然、高畠町道路管理者にお断りを入れて通行いたしました。
「路肩部分には充分注意して走行してください。」との指示でしたので、それは忠実に守ったつもりでありますが、落石防止ネットも所々破れ、路上には転石がゴロゴロ…「こりゃ~通行止めで正解ですな。」などと独り言を発しながら、かつての国道113号(県管理路線)を上るのであります。往時にはお隣の宮城県七ヶ宿町からのバスも運行していたのでありますが、この路線のさらに上を新たな国道113号が開通し、今ではサルや熊、そして『夢屋国王』くらいしか使いませんか…^^;


「オオカマキリ」のオチビちゃん♀でしょうか?

「不動明王」は「大日如来」の化身とも言われ、右手に三鈷剣、左手に羂索(けんじゃく)を持つ姿が一般的であります。その剣は「諸刃の剣」であり、一方の刃先は邪悪な物に向けられるが、もう一方の刃先は常に己の心に向けられている。魔を退散させると同時に、その思いや考えは、果たして正しいものであるかを常に己に問いかけるものである…大学を卒業する春に、今は亡き上杉藩の菩提寺「林泉寺」の老僧に教え諭されたひと言であります。
自分の立ち位置が分からなくなってしまい悩んだ4年間の最後に、偶然に与えられた言葉…今もまだ心に染み入っておりますよ^^;
一方、早朝見つけた「オオカマキリ」のオチビちゃんは、両手に見事な剣を携えております。晩秋にはきっと、立派なお腹のご婦人へと変容されることと思いますが、貴女の持つ剣って、ナンパしに来るお父ちゃんに向けられちゃうのよねぇ^^;
いや~子孫繁栄のためとは言え、私しゃご免被りたい。心は揺らいじゃいますよ^^;

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胸のときめき

2015-07-03 20:16:47 | 暮らし

「なでしこジャパン」決勝進出!!!

FIFA女子W杯カナダ2015「なでしこジャパン」は、劇的な幕切れで2大会連続の決勝進出を決めましたが、オウンゴールとなってしまったイングランドDFバセット選手は立ち上がれませんでした。決して彼女のミスではなく、カウンター気味のクロスが鋭かったが故のオウンゴールであったと気持ちを切り替え、また立ち上がって欲しいものであります。


「ウ~!!!」後屈をすると必ずうめき声を上げるお年頃^^;

田んぼは、そろそろ「中干し」作業を始める頃。時を感じ取るかのように「アキアカネ」たちの羽化が一斉に始まります。今朝は『夢屋本田』の田んぼの草刈り…畦畔は機械刈りしておりますが、畦畔際は少々荒れ気味…片手に鎌を持って中腰姿勢で手刈りしております。
傍らでイネの葉に止まったヤゴの頭が割れている。丁度、草刈りをしている側だから、一角を空けてまた刈り進むのであります。


複眼が見る間に、黒化していきます。

約1時間ほど刈り進んだでしょうか。また、元の位置に戻ってみると、アクロバット演者の如く見事な一回転をして羽根を延ばし始めました^^;
『夢屋農園』の研修生として、社会復帰の第一歩を踏み出した長男『ポン太郎君』は、農場長の指示通り、地域の育成会キャンプ用の薪をチマチマと作ってくれております。夕刻、反省会と称しながら、生産効率や利益率について講釈を垂れる父…単純作業を通しながら何かをつかんでくれればそれで良い。成長を遂げる時は、アキアカネの羽化のように劇的な変化が生じるはずであるから…。
ネムノキの花言葉は、「胸のときめき」そして「歓喜」であります。誰にでも明日はある。バセット選手よ、また立ち上がれ!トンボよ、早く大空へ舞い上がれ!『ポン太郎君』よ…もう少し時間が掛かるか??? 『夢屋農園』は「創造力」溢れる場所でありますよ^^;
「創造」これもまたネムノキの花言葉であります。

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Vivo(ビーボ)!

2015-07-02 20:30:27 | 暮らし

これ畑の「スベリヒユ」…食べます^^;

日本テレビの某番組で「山形県民は草を食べる。山形県民は生垣を食べる。」と放送されてから、今では千葉県民の叔父貴から「どうやって食べるんだっけ?」などと電話を頂く始末。食べたことの無い人から見たら、いわゆる道端の雑草を食べるなんてと不思議なことなのでしょう。『夢屋国王』が小学1年生のとき、スズメノテッポウとメヒシバとヒョウ(スベリヒユ)が教科書に載っておりまして「雑草はどれですか?」との先生の質問に、『夢屋少年』は食べられるか食べられないかを分類の基準に「ヒョウは雑草ではありません!」と答えたのでありますが、「夢屋君!すべて雑草です!」と授業中チョロチョロと落ち着かない『夢屋少年』はたしなめられたのであります。(『片倉先生』雑草という分類は無いと思うのですが^^;)


友人『ノロ社長』のリクエストでお浸しにしました。

梅雨空の下、畑は「ヒョウ(スベリヒユ)」でビッシリであります。「子どもの頃は良く食べさせられたよなぁ~。」と自らのナス畑を眺める『ノロ社長』と弟の『マー助』のために、『夢屋農園』の「ヒョウ」を摘んで(むしって)湯がき、お浸し(からし和え)を作ってあげましたよ^^; 昨年は花が咲く頃に積んだものだから、一丁前にトウが立って硬くて食べられたものじゃない。今年は、雨に濡れながら根ごと引き抜いてざっくりと洗い、大鍋で茹でてあげましたけど…「子どもの頃以来、久々に食べるなぁ。」と郷愁にふける『マー助』に卒業以来、関東方面を転々とした方はさもあらんと頷く『夢屋国王』であります。


ヨモギに休む「ハスジカツオゾウムシ」です。

考えてみればヨモギは草餅に使うし、ナズナやハコベだって草といえば草、山形県民だけが草を食っている訳ではないと思うのでありますが…。しかし、ヨモギの葉に止まるカツオゾウムシがいくら鰹節に色が似ているからと言って、鰹節替わりに削って食べたりはしないのであります^^;
スベリヒユ(滑莧)に最も近いと思われるポーチュラカ(ハナスベリヒユ)の花言葉は「無邪気」「いつも元気」ですと…Vivo!生き生きと…『チーム夢屋』では、長男『ポン太郎君』の社会復帰プログラムの一環として、彼も研修生として雇い入れることにしましたけど^^;

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