4日間の取材から昨夜戻った。よく戻れたという感じだった。怒涛のような5月の2週間。まだまだ整理がつかない。
めまいが襲ってきてつらい日が1週間くらい続いた。回転性のめまいで以前にも経験した。そのときは大ごとになり救急車騒ぎだった。今回はともかく休むことを第一にした。「無我夢中」とはよくいったもので、「我を無くし、夢の中にいる」ようだ。考えることも出来ず、目の前にあることをこなした。それが終わった今、我に帰ることが出来た。
外はさわやかな風が吹いている。気温は高いが、からりとした天気だ。今日は「休む」と心に決めたが、取材先からの荷物を開けるとそうもいかない。現実はきびしいねー。せめて1日、うつくしい新緑のなかで過ごせたら・・・。
家はいい。どんなに粗末でも、家はいい。一人帰る部屋はさびしいが・・・。だからだれかと暮らしていて欲しいと思う。帰る家があり、待っている人がいるということがどんなに安心でやすらぐことか、忘れてはいけない。
多くの人に支えられた4日間だった。それもまた人生なのだろう。