五月晴れの1日。柏餅やカーネーション売り場に行列が出来ていた。
白いカーネーションか淡いピンクのカーネーションを母に贈りかったが、ちょうどいい色のカーネーションはなかった。みんなばら色だった。
あさドラ見ていて思い出した。ものを取り違えたりすることから「恋」が始まることがある。あさドラは一応悲劇になるが。でも、それが吉となることもあるだろう。昔の映画「恋に落ちて」はクリスマスのプレゼントの間違いだった。
あれはホテルのフロントの間違いだった。そのフロントの間違いのお詫びをしたのが、私の中のその人の存在の始まりだった。その後、その人は知らないが、私は別の一つの大きな間違いをした。その人から届いた写真にびっくりして(すばらしいので)親友に知らせようとした。そのとき、履歴からメールして別の人の所へ送ってしまった。このメール違いが、あとで大きな間違いとなった。
でも・・・・。あのときの写真のもみじの紅さは、ただ紅葉の紅さだったのだ。私が勝手に勘違いしたのだろう。恋の始まりはそんなものだ。時間を経て、間違いは修正され、「恋」は昇華された。
今日はこんなところで終わろうかい。空気の抜けた風船みたいにしぼんでいる。