土曜日からの取材から戻りました。福島県の相馬市のサッカー場でした。車で行った人たちはカーナビで所在地が原野になっているとかで、苦労したようです。常磐線が不通区間があるため仙台まで行って1時間常磐線で戻る感じです。途中にはまだ、震災の爪あとがありました。タクシーの運転手さんの話では、サッカー場は近くの火力発電所の廃コークスの細かくしたものの埋立地とか。ぶかぶかの地盤なので建物が建たないそうです。サッカー場へ行く途中までは田植えがしてありましたが、ここは海水が入り、土を入れ替えたそうです。「でも、津波は仕方ないけど、原発は許せないね」と運転手さんが言いました。
今回は荷物が多く、キャリーバッグでしたが、疲れて戻っての極めつけはマンションの階段。気合を入れて昇ります。でも、交通事故直後は2キロのお米を運んでもらったくらいですから、力がつきました。「風呂。めし。・・・」だれかお風呂と食事の用意をしておいてくれないかな・・・。
昨夜長電話した親友のY子さんが、ご主人が亡くなった後は、「きよしのような人と暮らしたい」でした。岩のように動かないご主人。どんなに疲れて帰宅しても食事の仕度やらがんばったY子さん。(きよしについてはまた説明しますね)そうだよね、1年でもいいから、なんでもしてくれるきよしのような人と暮らしたいよね。私も主夫を探そうかな。それよりはボランティアのほうをやめなさい と言われそうです。お風呂を沸かし、食事を作り、まちこさんはひとり疲れて眠ります。