12月になった。今日は掛川のエコパで開催させている電動車椅子サッカーの取材に来ている。重度の障がい者が電動車椅子でサッカーをする。昨年は初めはカルチャーショックで取材どころではなかった。これがサッカーと言えるのか?確かにサッカーだと感じたのは、2試合を見た頃だった。面白いと思えた。それでも、選手たちの食事風景をみてまたショックを受けた。自力で食べられる人が少ない。胃ろうの人もいる。
何もインタビューできなかった。どうして電動車椅子サッカーを始めたのか?どんな想いで続けているのか?産まれた時から歩いたことがない彼女がなぜサッカーを始めたのか?
今日は選手たちとお昼を食べた。明るく普通に、そして楽しく。師走にしては暖かい日だ。何か新しい世界が開けた。
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