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きずな(樹木希林)

2018-12-18 17:52:22 | 日記

夕方買い物にでると夕焼けがうつくしい。明日に希望が持てそうだ。12/21が冬至。1年で長い時期だ。朝ドラがなにか重かったのか、珍しく気持ちが沈んでいた。実家の処分やらし始めると、「ひとり」を感じる。弟は海外でメールを送っても返事はない。今に始まったことではないので「いい子なんだけど・・・」で納得させる。何かのときは唯一の身内だが、頼りになる兄が欲しかった。

なにかのときにいつも助けてくれる親友が二人いる。彼女たちとの関係を説明するのが難しい。あまり世間にはない関係らしい。母がよく羨ましがっていた。母ならいいが、第三者に説明するのはさらに困難だ。40年以上もお付き合いが続いているということ自体、わからないらしい。でも、このごろこんな言葉を口にするようになった。樹木希林さんの新聞記事の「絆も信じすぎるとお互い苦しくなる」だ。自分達の「きずな」が苦しいのではないが、やがてくる別れのときを思うからかもしれない。「○夫さんが亡くなったときはそばにいてね」と言われる。人を愛しすぎた彼女たちだ。

だから、「最終章から考えよう」と思う。暗くならずに「ありがとう!」で終わるのよ と私は言う。若者が遠慮なく訊ねた。「古矢さん、もし蓄えがまったくなくなったらどうするんですか?」と。若いということは残酷だ。なんと答えたかは書けないが、その答には若者は納得したらしい。最期の「ありがとう」に向って歩いている。「きずな」はそこでつながっている気がする。

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