友だちからのメールに「殺人的な暑さ」とあったが、本当にぼやぼやしていたら、あっち死にしてしまいそうだ。クーラーをつけて寝ると寒いし、消せばだんだん暑くなる。扇風機も中途半端だ。どうしても夜中に目が覚める。身体のあちこちが痛む。さて、これは何事か?と眠い頭で考える。夜なので不安ばかり出てくる。痛いところが動くということは血管か?などと。朝、ネットの記事に「熱中症」があったが、どうも痛みは熱中症の危険信号らしい。やはり、暑いのと水分不足らしい。昼間は、家の中では肩を出していると涼しい。それで気がついたのは(たいしたことではないが)あの、植木等の格好が夏には最適だ ということだ。クレープ生地のランニングとステテコ、それに腹巻だ。冷房の中にいると意外にお腹が冷える。綿の素材がやはりいい。
政治も経済もなにかわからないことばかりだ。なんでこんなに問題が起こるのか。今日のネットの記事に「れいわ新撰組」があった。重度の障がい者への理解が高まればいいと思う。サッカーのNPOの関係で、筋ジストロフィーやSMA(脊髄性筋萎縮症)や脳性麻痺の人たちがする電動車椅子サッカーの取材に入った。自立して歩ける人、自立して食事を採れる人は少なかった。彼らと一緒にいて、私の障がい者への見方は変わった。私と同じではないか!(身体の自由さを除いて)ただ、ある程度限られた人生であることを覚悟しているだけだ。「生きる」ために何を選択していくか?その姿に打たれた。
彼らは『恋』もするし、『結婚』もする。自分を女性としてみてくれた仲間に恋をしたという彼女の話。もちろん、二人とも車椅子から降りることはできない。結婚はしたが、やはり無理があったと別れたカップルもあった。悩み、決断し・・・それは私たち健常者と何も変わらない。いや、私たち以上に真剣だ。
チコちゃんに叱られるではないが、私は彼らから生きることを突きつけられた。そして、長浜への引越しを決意した。「いのち」は燃え尽きるためにあってもいいと。障害は時としてパワーになる。私のように飽きっぽい人間には障害物競走のような人生のほうがいいのかもしれない。