あっと 思ったら、階段が一番下だったので落ちずにすんだ。ここにきて初めて階段で滑った。階段の上下のドアが閉まっていたので、木の燻製のような香りがする。木の家なんだなぁ と思っていたらこけた。少し腰をひねったらしいが、たいした事はない。朝から珍しく不機嫌だった。大体、昨日の大文字さんに行けなくなったのが発端かもしれない。台風の影響でもあるので、文句は言えず(当たる所がない)静かに仕事をした。今朝は、メールがいけなかった。暑さと今日中にしなくてはならないことでいらいらしていたのかもしれないところへ、「はっきりなにがあったのか言ってくれればいいのに・・・」というメール。責められてはいないが、なんだかわからないのは謝りようもない。でも、たいしたことではないだろう と思えるまで機嫌が悪かった。たまにはこんな風に感情が出てくるのもいいのだろう。
NPOのメールは多くの人宛に配信している。10人いれば10人受け止め方が違うだろう。ニュースもなんでもそうだ。なにか純粋に喜んであげず、文句を言わないと気がすまない人がいる。文句しか見つけられないとしたら、気の毒なことと思う。私も叩かれることになれてしまった。初めはつらかったが、いまは左の頬も出せる。大体そのレベルのことなのだ。
今日のニュースの隅に小泉純一郎氏を父親として進次郎氏の褒める言葉があった。「どんなに政治家として忙しくても帰ってきてくれた」と。お姉さんがお二人を育てられてというが、まだ小学校にも行かない子を育てるには父親の存在は大だろう。キャッチボールするしないの問題ではない。父子家庭で、男親が仕事をしながら、子供と関わるのは大変なことだ。今はそうでもないかもしれないが、仕事で父親不在の家庭も多かった。どんなときでも、「帰らなくては」と思って仕事をするのは精神的負担が多いと思う。父親というのは、損な存在だと思う。いちいち、ああだった、こうだったとは 言わないから。そんな思いで育てた子供の結婚はうれしいのだろうな。
どんな形でも家族はいいなぁ と思う。今日は地蔵盆か子供達が集まっている。お父さんと一緒の時間だ。私は親不孝の娘だった。