昨夜は2回ほど目が覚めた。雨は激しく降っていた。ここで水が出たらどうするのだろう?二階へ避難するのかな?床上になったら、コピーjは使い物にならないな、などとぼんやり考えていた。玄関の前には少し葉っぱが散っていたが、被害はなかったようだ。午前9時になると晴れてきて、電車も動いているようだ。被害が大きかった地域の方には申し分けないくらいだ。いよいよ、調味料やら香辛料がなくなり、草津まで買い物に出かけることにした。別にこだわらなければいいのだが、ずっと使っている味噌などがほしい。
久しぶりに車窓を眺めると、青々していた稲が穂をつけている。朝、でかけるので混んでいて外を見なかったからかもしれないが、季節は移りゆく。昨日の雨で土色の水が川に溢れている。やはり、米原あたりは雨がひどかったようだ。買い物のほかに銀行に行かなくてはならない。インターネットバンキングにしたのに、書類を出して改めて始めるのが、億劫で結局銀行に来ている。個人もNPOの何のために面倒は手続きをしたのか・・・。
だんだん、新しいことには理屈をつけて挑戦しなくなっている。とくにパソコン関連のことは、やりたくない。スマホの決済もしていない。現金主義なのではないが、カード払い以外は面倒になる。便利なのにとは思うが。他のこともこうなのだろう。昔なら飛びついたことも、いまはいいや の静観から始まる。まぁ、すてきな男性をみてもそうかもしれない・・・。熟年のご夫婦が文句言いながらも別れないのもこういうことか などと思う。
それにしても、よく長浜には、恐いもの知らずで越したと思う。よく計算したら、40年は東京に住んでいたのだ。ここは別天地なのだろうな。心のどこかにインプットされていて、それにスイッチが入っただけかもしれない。
いまは毎日が穏やかで平和がいいのだ。変化についていけない年齢になった。新しいことが億劫だからといって、大事な人といる理由ではない。ここはポラリスなのだ。