夕方からまた買い物に出かける。台風のせいか風がある。蝉の声も多くなった気がする。空が高くて、夕焼けがきれいだ。ああ、熊本で見た夕焼けみたいだ。スーパーは混んでいた。お盆で家族が帰省しているのと台風が接近している影響もあるかもしれない。我が家は財布と相談しながら、2日分ほどの食料を確保した。
あさドラの話で、友人が「私たちのころってあさドラと同じ時代に近いけど、もっと「ねばならない」の時代じゃなかった」と言った。「ねばならない」に勝手にしていたのかもしれないけど、結婚しても働く女性は少なかった。「働かせてもらっている」という感覚さえあった。優秀な女性もいったんは家庭に入ってしまった。その話の延長で彼女がすごい?話をしてくれた。「兄は結婚してから1度も家の鍵を開けたこともないし、ドアチャイムも鳴らしたことがないのよ」と。つまり、義理のお姉様がお兄さんが帰宅するころにはちゃんと準備して待っていた ということらしい。結婚後40年以上続いているという。お兄さんは学者さんで大学に勤務されていた。「兄も気の毒よ」と彼女は言う。二人に子供はない。
フェイスブックに出ていたが、「新婚とはいつまで言うの?」の答えが、認知症のおばあちゃんの答えとして「夫がもう帰ってきたと思ったら、新婚じゃないわ」だった。そうか・・・。そういえば、「うちの人は6時になるときちんと帰ってくるのよ」と嘆いていた人がいた。でも、これは女性が家にいるという前提のような気もする。先に帰ったほうが家のことをする の時代はまだなのだろうか。
亭主元気で留守がいい、そして遅くなるときは事前にわかっているといい、が妻の言い分だろうか。夫も妻が不在がわかっていると嬉しいらしい。「仕事が終わった後の気分が違うんだよ、気分が」なんて言っていた男性もいた。でも、それでいいのではないかな。一人なんて誰もいないんだから。自分でカギを開けて、一人で食事の準備して、一人で頂きま~す。