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三日間のうつつ 風の盆恋歌

2019-08-22 19:12:55 | 日記

実家の売買が無事終わり、今日はそのお礼で終わりそうだ。不動産屋さん、司法書士さん、弁護士さん、ご近所の方たち、母のお世話になった介護施設へなどやっとご報告ができる。そのほか、教会のお友だち、お茶の先生、教え子のお母さまなどお手紙も書かなくてはならない。大事な方への連絡が遅くなっているので,心が痛む。事務的な連絡でないので、ゆっくりと思うと、なかなかできない。

今日は写真は撮れなかったが、酔芙蓉を昼間見ることができた。ピンク色をしていた。風の盆恋歌は富山市の八尾(はつお)の町の「おわら風の盆」祭りを舞台にしていた。ストーリーが好きでなかったのは、最後に病気でなくなった男性のあと追って心中してしまうことだ。9/1から3日間の祭りを、この地に一軒家を借りた男性とともに過ごす。その3日間が「現(現実)」で、のこりの362日は「ゆめのなか」という。

同級生だった二人が同窓会で出会い、当時の誤解がとけて逢うようになる。若くはない二人だ。年に1回3日間だけ、二人で風の盆祭りで過ごす。ロマンチックな話のような気もする。今で言う、ダブル不倫と言うのか。男性には弁護士の妻が、女性には医者の夫がいたと思う。

「不倫は文化だ」と石田純一は言ったが、風の盆恋歌のような悲恋は好まない。神様はこんな3日間を許さない。でも、出逢って愛し合ってしまったら・・・。修道士と修道女の恋みたいなのだろうか。比叡の坊さまと大原の尼との出逢いみたいなのだろうか。不倫にハッピーエンドはないだろう。(ごく稀にあるが)不倫にしないことだと思う。そうなれば「文化」かもしれない。

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