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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

しあわせはたいくつなこと

2021-03-17 18:30:52 | 日記

暖かくなりそうなので、図書館へ本を返しに出かけた。やはり、北に向かうと寒い。駅横の観光案内所で「かんのん市」なるものが、17日は開催されるというのでのぞいてみた。おはぎ、ぜんざい、お団子、お赤飯などだ。野菜はホウレンソウだけ。地元の人たちが楽しいそうに集ってにぎやかだ。ああ、これが地域なのだなぁ と思った。

返却した本は、遠藤周作の母についてと村上春樹の父のことだった。作家で選んだので、内容は気にしていなかったが、それぞれの親との確執が主な話だった。厳しいかった母親や父親に対して、「穏やかな生活がなによりだ」というようなことが書かれていた。

親友が言った。「しあわせは退屈なことなのよ」と。私もそう思う。退屈とまではいかないが、穏やかで平和な毎日だ。おいしいものが食べたいなぁとか思うけど、倹約しながらの質素な毎日も楽しい。特にほしいものはないし、しいて言えば近くでもいいので、旅に出たいくらいだ。あの何かに飢えた日々は何だったのだろうか。できもしないことをしようと必死だったのかな。

図書館でまだ咲かない間抜けな梅の花があると思ったら、「スモモ」の名札。「スモモも桃ももものうち」などと言いながら、おはぎを食べようか迷いながら駅に向かった。

写真はスモモでなく根性で咲くさくら。(だと思う)

コメント
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