室内はひんやりとしているが、外は春じゃ春じゃ。上着がいらなかった。今日はつぼみが開いたかな?と琵琶湖畔にでかけたが、まだ開いたつぼみはなかった。きっと明日あたり一輪くらい開くだろう。風もなくキラキラと湖面がうつくしい。
京都の老舗の和菓子店のもと経営者の方から、個性的な毛筆のお手紙が届いた。(巻紙)サッカーの関係でお知り合いになった。もうかれこれ7年くらいだろうか。もともと経営者というよりは和菓子を作る工場にいる方だ。京都の和菓子の美しさよりも「“美しい”よりも“美味しい”を大切にする。おいしいとは、体が欲しがる状態のこと。」と言われて、工場のある地元で小豆をつくり、もち米なども作っている。「あん」のおいしさと『餅』の柔らかさが何とも言えない。最後まで現場を大事に生きる「職人」の姿を感じる文面だったが、文末には「達人よりも、御達者で」とあった。お互いにお達者でいましょう とお返事した。
この地に来てから、新鮮な野菜をたくさん食べられるようになった。倹約の生活で、リックを背負って「道の駅」に出かけるが、安さよりも野菜の新鮮さがいい。葉物などはうっかりするとゆですぎてしまう。その野菜の本来の味を(昔食べた味)味わえるのは幸せだ。体にやさしい食べ物だ。それがこころも健康にするのかな。元気になった。
昨日は、この幸せをくださった大事な人に感謝した。