パソコンの前に座っていると甘い香りが漂ってくる。2メートルも離れたところにある水仙の香りだ。気持ちがやさしくなりそうだ。さくらが咲くというのに、朝晩は寒いので体調がすぐれない。それでも、金魚ばかで水藻をホームセンターに買いにいった。途中の八幡神社にはさくらが咲いていた!京都の桜と違いているが悪いので、寒そうなさくらだ。
ホームセンターの近くにニトリがある。淡いピンク色のかけ布団カバーが欲しいなぁと寄ってみた。若いカップルがワゴンいっぱいに買い物をしている。一番うれしい時なのだろう。いいなぁ。きらきらしている。そういう時代は私にはなかったなぁ。ニトリのようなお店もなかったが、一人でロフトやハンズへ行くのが楽しみではあった。
そのあと髪を染めにいった。少し華やかにしたかった。待っている時間に、鏡を見ながらぼんやりとあと10歳若かったら恋ができるだろうかなどと考えた。今の自分で考えるから、できないだろうなになる。恋人に逢いにいくときめきは想像できるが、どうなんだろうな?ただ心がそばにいられれば満足でいいように思う。これが老化かかな。
甘い香りに包まれながら、甘い生活ではないけど、静かなで穏やかな生活に感謝している。でも、花柄の布団カバーは買ってこよう。