昼間から酔った。と言っても、お酒ではなくさくらにだ。今年のさくらは、何となく寂しい感じがしていた。色も薄いし、花も少ないと。お金もないので、あまりお花見に行く気もしなかった。今朝は、お友達に約束した若鮎を煮ることにした。朝のうちでないとアユは売れきれてしまう。まだ食べるにはかわいそうなくらいのアユだが、うまく煮えた。その鮎の煮たのとおにぎりをもって、琵琶湖畔に出かけた。桜は満開で、それこそ淡いピンク色に酔いそうだった。「ああ!これだ!」細胞の全部が活性化する感じだ。一つだけ空いていた湖畔の石のベンチで、おにぎりとアユの煮たのを食べて、最高!
大家さんがまた春キャベツをくださった。大家さんの後ろにペニーがいる。ペニーはキャベツでは用がないようだ。この前、ペニーとしんの散歩を書いたが、私は犬も猫も好きだ。子供のころから動物は好きだった。もと夫は、犬にかまれたことがあるとかで犬も猫も嫌いだった。だから、私も「イヌも猫も嫌い」になっていた。塾が引越しした時に、大家さんの家にかわいい柴犬がいた。まるで縫いぐるみのようだった。犬好きの私は、毎日遊びにいった。(イヌに遊んでもらった)その時から、もと夫は「嘘つきだ、犬は嫌いだといったのに・・・。」と言い出した。そして、それはずっと何かの折に言われ続けた。「イヌも猫も嫌いだと言ったのに」と。
確かビリーバンバンの歌だったと思う。「あなたにだけは好かれたいと 洗濯が好きだと言った私・・・本当は洗濯好きじゃないけどあなたのためならせっせとやるわ」「あなたのためなら」という歌だった気がする。親友と二人で、本当は掃除が好きじゃなかったの なのよね なんて笑った。
その気持ちがもと夫はわからなかったのか・・・。あなたが嫌いだと言ったから、「犬猫は嫌い」といったことを。つまらないことを思い出した。「ばかだな、好きだと言えばいいのに」と笑える人なら・・・。