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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

辛い時は甘えていい時代では

2021-03-06 16:26:12 | 日記

お昼ごろまでは、あたたかい南風が吹いていたのに、今は強い北風に変わった。それでも、啓蟄を過ぎると春らしくなる。滋賀ではクラスターが発生していて、またミサが中止になった。どこで感染しても不思議でない状況だ。首都圏の緊急事態宣言が延期された。この町にも、卒業旅行か若い人たちがたくさん歩いている。カフェのようなところは、「密」でマスクなしで飲食をしている。怖い、怖い。

昨日、珍しい写真が届いた。二宮金次郎の銅像の写真だ。最近ではあまり見受けなくなった。お送ってくださった方は「貧しくても勉強しなさいと思っていましが、そうではなく、前に一歩進みなさいと直系の人が話していました」と説明した。そうか、一歩前に進むのねと思った。そういえば高月の向源寺の十一面観音像も人々に近づくために足を半歩踏み出していた。

この時代に仕事失い、辛い思いをしている人がどれだけいるだろうか。そういう人たちが繋がれる、助けを求められるネットワークは、本当に少ない。「自助」には限界がある。せめてつらい時に「つらい」といえるところはないのだろうか。時には、思いっきり泣いて、泣いて目をはらして、それで一歩踏み出せることもある。(河島英五さんによれば男は泣きとおすなんてできないが)

人はつらくてもつらい顔をできな時もある。年をとればとるほど、責任があればあるほど。家族があればあるほど。でも、人はそんなに強くない。甘えられる人に甘えればいいのだと思う。それを他人がとやかく言うことが出来ない。このコロナ禍の時代はそういうときではないだろうか。

写真は滋賀で見る河津桜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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