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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

おやのこころ

2018-11-19 12:33:42 | 日記

どんよりとした空から雨が落ちだした。すっきりしない1週間の始まりだ。昨夜は教会のお友だちのところで、豪華にすき焼きだった。久しぶりにゆっくり話せた。お嬢さんも一緒に食事をした。お嬢さんが高校生のときにご主人と結婚された。だから「T子さん」とお嬢さんと呼び、お嬢さんは「はは」と言っている。(私のことは、彼女は「まっちゃん」と呼ぶ。)お嬢様が近くのマンションに帰られてからの話だが、教会のお友だちが訪ねてきて話を聞いてほしいと。涙ながらに話したことは、息子さんが顔面のがんだと話だったそうだ。

彼女はその場ではただ話を聞くことしかできなかったという。周りでできることは「祈る」事だけだから、「祈れる」人に祈ってもらいましょう と翌日話したという。彼女は初めて自分の子供が病気ということが、どんなに親につらい悲しみか知ったという。それは配偶者とは違う という。

彼女の妹さんが子供のころ腎臓病でそれこそ生死の問題のときもあり、ずっと病院に入院していて、お母さまが付き添われていたそうだ。その事実は、たいへんだろうと思ってはいたが、この年になって初めて親の気持ちがわかったという。どんなに父も母もつらかったことかと。彼女は子供のころ、とても寂しい思いをしてくらしていたそうだ。自分のためにしてくれたことだろうが、父親が連れて行ってくれた動物園の砂利道しか覚えたないという。そして、病院の黒い廊下の油のにおいが大嫌いだと。ご両親は妹さんをタクシーでその動物園へ連れていっていたそうだ。そんなこともなんと不公平と感じていた。

どんな思いで両親が妹を育てていたか、やっとわかって涙が止まらないという。その話を聞いて、私も自分が病気したときの親のこころを初めて知った気がする。

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いんたい

2018-11-18 12:48:49 | 日記

久しぶりにミサに出かけることができた。心身ともに「行こう!」となった。取材が土日だと行くことができないし、つまらないもめごとを聞きたくなかった というわがままから行かなかった。今日は七・五・三の子供達への祝福もあった。共同体としてのお祝いはいいものだ。

この前、お友だちのお母さま(88歳)と一緒にサッカー(ベネズエラ戦)を観ていたが、おばあさま達の間でTVのスポーツ観戦が盛んだそうだ。野球、サッカー、ラグビー、テニス、体操等で、サッカー通も多いという。「WHY?」TV番組のお笑いやドラマがつまらないのでスポーツを観るそうだ。な~るほどだった。私もこの頃サッカーのあとはフィギアスケートと忙しい。羽生結弦くんはもちろんだが、初めてサギトワ選手の演技を見た。羽入君同様に氷の精のようにきれいだ。やはり足の長さも影響しそうだ。そんな折に、SC相模原でプレイをしていた川口能活の引退会見の放送があった。ここ何年もTVで見ていない。たしかに43歳の顔になったが、いい表情をしていた。代表のGKのときの見事なセーブのビデオも流れたが、感動したのは最後の挨拶だ。「ぼく一人のために、こんなにたくさんの方がお集まりいただいて、今までの人生で一番嬉しいです。」と涙ぐんでいた。

「引退」は難しい。肩を叩かれる前に、自分で決断するのがいいのだろうが、仕事であれ、趣味のような世界であれ、「やめる」と決めるのは迷うものだ。体力、精神力、まだ「やれるのか?」、人に迷惑をかけていないか?、ここまでと自分では決めがたいものでもある。未練も多い。

今日のミサで、「目覚めていつも祈っていなさい」という部分を、神父様が「過去ではなく、いつも今をしっかりみていなさい、いまをしっかり生きなさい」ということだ と言われた。そう、「引退」は自然と向こうからやってくるような気もする。私は「引退」してよかった と思っている。

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なまがきをくらふ

2018-11-17 12:00:26 | 日記

今日もいいお天気だ。今年は暖冬だという。暖かいのは有難いが。、紅葉が(黄葉)がきれいではない。昨日はほんの少しの期待で鎌倉へ。上野以上に黄葉が進んでいない。いつもだとまぶしいようなイチョウも黄葉がどこにもない、というか茶色に変色している。瑞泉寺に向う山道には唯一、はぜが真っ赤に1本だけ紅葉していた。

松島から生食用の牡蠣が昨日届いた。入っていたパンフレットによると「加熱用」と「生食用」とは鮮度の違いではなく、食品衛生法の基準で検査や処理方法で分けられているそうだ。先月いただいたものよりふっくらしている。これは一人で食べるものではないと、お友だちのお母さまの所へもって行くことにした。料理上手のお母さまがちゃんと料理して下さるに違いない。最近は賢くなった。昨日まで生きていた牡蠣だから、料亭でも食べられないおいしさだ。贅沢そのものだった。今日は、ゆずが山のように届いた。送ってくださると言われていたが、すっかりこちらは忘れている。これはゆずジャムか?銀杏も入っていた。これは銀杏ご飯か?

毎日、書類の山に囲まれて、早く返事を下さい と言われ、残高の少ない貯金通帳を見ては、NPOの仕事は、もういい!と思うこともある。不思議とそんなときはプレゼントが届く。

神さまは公平なのだなぁ と思う。どこの家もドアを開けると、想像もできないような出来事があったりする。そんな話をただ聞いている。そんなことしかできないが、誰かのためになにかできることは幸せだと思う。ある意味で、最近は私の生活はどうでもいいや と思う。そう思えるのは、何にか大きな確信があるからだろう。

この半端ない柚子と銀杏をどうしようか?はたまた贅沢な悩みである

 

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しょうわもへいせいも

2018-11-15 19:37:32 | 日記

上野の山へ「快慶・定慶のみほとけ」展を見に出かけた。上野の駅に降りると、平塚よりも寒い。期待していた、紅葉(こうよう)にはほど遠かった。紅葉するのだろうか?という感じだ。キリスト教徒がみほとけを観るのは難しい。まず、仏さまの前で十字を切りたくなる。違う、ちがう、ここは違うとなる。それでも、みほとけのお顔を拝見したときは教会と心の平穏は同じだ。

子供のころは、上野は動物園に来たなぁ と思い出す。友達が「私たちは昭和でなくて、平成に生きた感じね」と言った。人生の大事な部分は「平成」にあったという。なんともいえないなぁ。どちらも大変だったような気がする。もと夫は6歳年下だったので、昭和の生き方は違っていた。まだ、戦後の遺産がある時代だった私に比べて、彼のほうはもう世のなかが落ち着いていたらしい。団塊世代のあとであおりうけた私と違い、受験やらややゆるくなっていた。そんな二人が仕事を始めた(塾経営)平成は決して平坦な時代ではなかった。でも、生きぬいた。

今の若い人たちのようにあっけらかんと 生きられなかったなぁ と思う。暗いほうがよかったのだ。新しい元号になる。いい人生になる気がする。今、考えることはのんびり元気でいることだけ。競うことも「かくあらねばならぬ」もない。泥棒がはいったかのように散らかった部屋でも、よそのうちのようにきれいな部屋でもいいし、セブンのお弁当で済ます日でも手のこんだ料理をする日でもどちらでもいい。そんなこと、元気で生きていられればいいんだ と思う。

 

 

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ちいさきもの

2018-11-14 18:50:36 | 日記

表に出ると目が覚めるような風が吹いている。寒いというほどでもないが、裏のない上着だと風が肌に冷たい。年をとると確かに寒さには弱くなる気がする。昨日、9000歩以上歩いたので、今日はあまり出かけないようにした。1日おきが調度いいようだ。家の中はどこも紙ばかりだ。残念ながらお札はない。書類がたまらないコツは、毎日捨てることだという。

清水の舞台から飛び降りる はオーバーだがパソコンを買った。今のノートパソコンは「はずれ」らしく毎日不安を抱えながら使っている。なんとか外付けのハードデスクもついたので、いよいよパソコンを買った。どうしてもパソコンなしではNPOの仕事はできないし、自分の経理の仕事もできない。まぁ、必需品なのだろう。あきらめて購入した。

フェイスブックやネットではかわいい犬や猫の動画や写真が多い。赤ちゃんの動画も可愛い。私のぶろぐにもUPできたらいいなぁと思うが、犬も猫も赤ちゃんも我が家にはいない。実際にいれば可愛いだろうなぁ と思う。「おれは孫ばかにはならない」と言ってのはだれ?というくらいにころりと変わる男性が多い。孫の話をする表情はまさに好好爺だ。犬でも猫でも「うちの猫は(犬は)、、、」と自慢話になる。

あれはいくつの頃だっただろうか。彼が2年間のスイス勤務になった。そのとき「さびしいからといって犬や猫は飼わないで」と言われた。気持ちはよくわかった。今のようにメールもない時代、スイスは遠かった!でもその言葉はいまの私の中に残っている。

幸せだよね、このメールもある時代は。でも時にはなが~い手紙も書いてみたい

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