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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

君が袖振る

2019-08-21 18:38:53 | 日記

幹線の冷房のせいか、ホテルの冷房のせいか体がだるく、なんとなく風邪っぽい。今日、やっと地元の銀行に口座を開設できた。公共料金などが、関西の銀行でないと引き落としができないので不便だった。家に戻って一息つくと、ポツポツと屋根に落ちる雨音がした。その10分後くらいに大きな雷の音がして、ざあざあ降りになった。滝のような夕立だ。外へ出て行きたくなる衝動に駆られる。

諸々の疲れが出てきたので、今日はお休みにした。冷蔵庫も空なので買い物に出かける。そうだ、芙蓉の寺で写真を撮ってから行こう。外は激しい雷雨のあとのわりには涼しくなく蒸し風呂のようだ。「酔芙蓉」のいう言葉を聞いたのは、「風の盆恋歌」の中に出てきたからだと思う。芙蓉は朝は花が白、昼がピンク、夜が赤くなるというので、お酒に酔うようだ ということらしい。ストーリーもあまり好きではないが、不倫の名作?と言われている。それで気が付いたのは、いままで夕方寄っていたので花がしぼんでいたことだ。1日でしぼんでしまう花だ。寺は蝉の声でいっぱいだった。予想通り、花はしぼんでいた。お酒に酔った芙蓉は写真に撮れないのだろうか。

睡眠薬代わりになっていた白洲正子の『近江山河抄』を今日は読むことができた。訊ねたことのある土地や寺、これから行きたい土地が次々と出てくる。琵琶湖を中心としたこの古代文化の発祥の地、近江は実に興味深い。様々な文化が混在しているが、そのおおらかさを感じる。私が琵琶湖に惹かれたのは「海」ではなく「湖」だからかもしれない。湘南に住んだのは、海を見るのが好きだったからだが、それとは違う魅力に気が付いた。

「湖」は対岸が見える。湖西線の湖岸からも琵琶湖線の湖岸からも、私が見た限り対岸が見える。「対岸」が何を意味するのかわからないが、手を振ると対岸から手を振ってくれるような気がするのだ。

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働き続けたおんなのあはれ

2019-08-20 19:40:30 | 日記

所用で東京へ出かけていた。不安定な天気だった。用事が済んだら買い物でも と思ったいたが、どうもその気にはなれなかった。神経のつかれらしい。新幹線を1本早くして明るいうちに帰ることにした。小田原駅でおじさまのように?れ栄養剤を飲んだがどうもダメな感じだ。久しぶりに車窓の景色を見る。あれ、あんなところに海が見えるのだった。このままずっと電車に乗ってどこまでも行きたい気分だった。どこまでも。

東京では、お友達に会った。長浜に越す前に会うことができなかった。よく面倒を見てくださったので申すわけない気持ちだった。彼女は民生委員をしていて、住んでいる団地でもさまざまな催しに関わっている。その日は、特別老人ホームの講演会に行ったという。さまざまな知識がないと、よりよい介護の方法が見つからないという。相変わらず、人の面倒を看ることに追われている。「だって、1日家にいると気がめいるのよ。マイナスなことばかり考えてよくないから」という。確かにそうだと思う。「仕事を辞めたら、あれもしたい、これもしたい と思っていたが、働き続けた私たちはだめみたいね。悲しい性だわね」

男性のリタイヤーより働き続けた独身女性は、なにかをしていないと気を病むかもしれない。男性は配偶者がいることが多いから、ああだ、こうだといわれながらもなんとか暮らしていけるのだろう。経済的な面でも女性の独身者は老後の不安が大きい。まわりでも、配偶者の亡くしたカップルが籍は入れなくても、お互いに助け合って生活していることが多い。なんとなくほかほかしていて羨ましく見ている。

特別老人ホームの説明を彼女がしてくれた。今は民間の老人ホームが増えているから、だいぶ前とは違うという。そうか、早めに考えておかないといけないのか・・・。どうも自力で生活してきた女の最期は「あはれ」かももしれないが、でもね・・・・。

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高級外車と夏野菜のカレー

2019-08-18 20:13:12 | 日記

「この暑いのに戸外でサッカーかよ!?」でした。正気の沙汰ではないサッカーマンたちとのお付き合いには命がけよ です。今日は写真は撮りません 宣言になります。琵琶湖のちかくのビックレイクグラウンドは、琵琶湖から来る風があるのでいくらか楽ですが、炎天下、5分以上も走るなんて!!70歳以上もチームができるのですから、24名はいるのです。

昨日から、気分が乗らなかったのですが、お約束なので出かけました。それでも行けば、皆さんとお話ができるので少しずつ気を取り直します。どのサッカー場もそうですが、車なしではいけません。行きはよかったのですが、帰りは仕事なので帰ります とのこと。えっ!あるく?!死ぬわ!でした。チームの方に帰り駅まで乗せてってあげてほしいと 頼んでくださいました。車で人を決めることはありませんが、高級外車で送っていただきました。この高級感を引きずり、デパートへ。まずは疲れたので、クリームあんみつを食べました。(私には高級なのです)どうしようかな?お友だちから頂いたシャツに合うスカートを買おうかな?やはり、デパートはバーゲンでもいいものがあります。ここで、正気に帰る。だめだめ とデパートを後にしました。

夕食は疲れているから、なにかおいしいお弁当でも?ここでも正気に返り、食べたかった夏野菜のカレーを作ることにしました。1000円以下の買い物です。でも、今日はきちんと作りました。たまねぎをよく炒めるところからでした。夏でも甘口のカレー。自画自賛でおいしいです。

高級感は大事なのだろうと思いました。いいなぁ、お金のある人は。家も車も家具も衣服も食事もいいものに囲まれて生活できるのだから。きっとそういう人とは住む世界がちがうのだなぁ と思うのです。でもね、うちのカレーはおいしいのよ。

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おとうさんと一緒

2019-08-17 19:14:59 | 日記

あっと 思ったら、階段が一番下だったので落ちずにすんだ。ここにきて初めて階段で滑った。階段の上下のドアが閉まっていたので、木の燻製のような香りがする。木の家なんだなぁ と思っていたらこけた。少し腰をひねったらしいが、たいした事はない。朝から珍しく不機嫌だった。大体、昨日の大文字さんに行けなくなったのが発端かもしれない。台風の影響でもあるので、文句は言えず(当たる所がない)静かに仕事をした。今朝は、メールがいけなかった。暑さと今日中にしなくてはならないことでいらいらしていたのかもしれないところへ、「はっきりなにがあったのか言ってくれればいいのに・・・」というメール。責められてはいないが、なんだかわからないのは謝りようもない。でも、たいしたことではないだろう と思えるまで機嫌が悪かった。たまにはこんな風に感情が出てくるのもいいのだろう。

NPOのメールは多くの人宛に配信している。10人いれば10人受け止め方が違うだろう。ニュースもなんでもそうだ。なにか純粋に喜んであげず、文句を言わないと気がすまない人がいる。文句しか見つけられないとしたら、気の毒なことと思う。私も叩かれることになれてしまった。初めはつらかったが、いまは左の頬も出せる。大体そのレベルのことなのだ。

今日のニュースの隅に小泉純一郎氏を父親として進次郎氏の褒める言葉があった。「どんなに政治家として忙しくても帰ってきてくれた」と。お姉さんがお二人を育てられてというが、まだ小学校にも行かない子を育てるには父親の存在は大だろう。キャッチボールするしないの問題ではない。父子家庭で、男親が仕事をしながら、子供と関わるのは大変なことだ。今はそうでもないかもしれないが、仕事で父親不在の家庭も多かった。どんなときでも、「帰らなくては」と思って仕事をするのは精神的負担が多いと思う。父親というのは、損な存在だと思う。いちいち、ああだった、こうだったとは 言わないから。そんな思いで育てた子供の結婚はうれしいのだろうな。

どんな形でも家族はいいなぁ と思う。今日は地蔵盆か子供達が集まっている。お父さんと一緒の時間だ。私は親不孝の娘だった。

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なんじ 変化を好むや

2019-08-16 19:44:22 | 日記

昨夜は2回ほど目が覚めた。雨は激しく降っていた。ここで水が出たらどうするのだろう?二階へ避難するのかな?床上になったら、コピーjは使い物にならないな、などとぼんやり考えていた。玄関の前には少し葉っぱが散っていたが、被害はなかったようだ。午前9時になると晴れてきて、電車も動いているようだ。被害が大きかった地域の方には申し分けないくらいだ。いよいよ、調味料やら香辛料がなくなり、草津まで買い物に出かけることにした。別にこだわらなければいいのだが、ずっと使っている味噌などがほしい。

久しぶりに車窓を眺めると、青々していた稲が穂をつけている。朝、でかけるので混んでいて外を見なかったからかもしれないが、季節は移りゆく。昨日の雨で土色の水が川に溢れている。やはり、米原あたりは雨がひどかったようだ。買い物のほかに銀行に行かなくてはならない。インターネットバンキングにしたのに、書類を出して改めて始めるのが、億劫で結局銀行に来ている。個人もNPOの何のために面倒は手続きをしたのか・・・。

だんだん、新しいことには理屈をつけて挑戦しなくなっている。とくにパソコン関連のことは、やりたくない。スマホの決済もしていない。現金主義なのではないが、カード払い以外は面倒になる。便利なのにとは思うが。他のこともこうなのだろう。昔なら飛びついたことも、いまはいいや の静観から始まる。まぁ、すてきな男性をみてもそうかもしれない・・・。熟年のご夫婦が文句言いながらも別れないのもこういうことか などと思う。

それにしても、よく長浜には、恐いもの知らずで越したと思う。よく計算したら、40年は東京に住んでいたのだ。ここは別天地なのだろうな。心のどこかにインプットされていて、それにスイッチが入っただけかもしれない。

いまは毎日が穏やかで平和がいいのだ。変化についていけない年齢になった。新しいことが億劫だからといって、大事な人といる理由ではない。ここはポラリスなのだ。

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