のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

安い奇跡

2007年10月12日 01時34分15秒 | 日常生活
昨年の新人から携帯に電話がかかってきました。

定時後だったので
「もしもーし。」
と気軽に電話に出たところ
「今、もしかして会社ですか?」
と所在確認をされました。

ええ。ワタクシ、こんなに残業している方々の多い会社で
いつもいつも就業時間を過ぎると、逃げるように家に帰ってますが
本日はちょっとした出来事のおかげで(自分の失敗ゆえに)
いまだ事務所にいるんです。

と、長い長い言い訳を要約して
「うふ。実はまだ仕事場なんです。」
と答えたところ
「え?!まぢで?!奇跡やんっ!!
 こんなことがあるなんて!!!」
と、心底びっくりされました。

うん。ワタクシもびっくりですわよ。
こんな時間に会社にいるなんて。
まさしく奇跡!あなた、運がいいわよ。



いや、むしろ。
会社にいるだけで「奇跡」と言われる会社員が存在していることが
奇跡だと思う今日この頃。

ちなみに本日、久々に残業をしてまでした仕事。
・自分の失敗の後片付け。・・・の総監督。
 →隣の課の後輩と先輩がフォローしてくださいました。
  ありがとうございます!
・やり残していて締め切りが迫った仕事。・・・の総監督。
 →珍しく残業をしているのりぞうに驚いて
  部長と上司が(8割ほど)手伝ってくださいました。


・・・会社に残ってはいても仕事はしてません。
とりあえず、本日は眠る瞬間まで隣の課の先輩や後輩や
部長や上司の幸せを祈り続けたいと思います。

どこでばれたのかしら?

2007年10月10日 23時15分35秒 | 日常生活
新人たちと久しぶりに楽しく飲んでいると
隣の席の新人が姿勢を正してこちらを向き、おっしゃいました。

「のりぞうさんて、本当は裏がありますよね?」

・・・ええ、ええ。ありますとも。
裏には広大などろ沼、もとい湿原が広がっております。
漆黒の闇が待ち構えてます。


所詮、ワタクシの被ってる猫なんてこんなもんです。
もう少し、うまく隠してるつもりだったんだけど。


ノッティングヒルの恋人

2007年10月09日 21時18分31秒 | 映画鑑賞
■ノッティングヒルの恋人/1999年米国
■ストーリ
 バツイチのウィリアム(ヒュー・グラント)はロンドン西部の
 ノッティング・ヒルで旅行書専門の書店を営んでいる。大して
 儲かる店ではないが、ある日どこかで見たような女性が訪れる。
 それはハリウッドのスター女優のアナ(ジュリア・ロバーツ)
 だった。ウィリアムに勧められた本を買ったアナは微笑んで
 店を去るが、そのすぐ後に飲み物を買いに出たウィリアムと
 街角で衝突、アナの服が汚れてしまう。
■感想 ☆☆☆☆
 大好きな映画が放送されていたため、大急ぎで録画。
 夜にゆっくりと見ました。
 ジュリア・ロバーツ演じる大女優アナはプライドが高く
 自分に正直で、ヒュー演じるウィリアムをこれでもか、と
 振り回します。その振り回し方がとことん自分勝手で
 ヒュー視点で見ている私にとっては、「きぃっ!!」と
 歯がいみしたくなるほど悔しく、それでも彼女を
 一途に思ってしまうウィリアムが愛しくてなりません。

 初めて見たときは、アナの身勝手さに本当に苛々としてしまって
 「なんで、そこまでされてもアナを思ってしまうの?」と
 ウィリアムにまで苛々していましたが、改めて見ると、人を
 好きになる気持ちって理屈じゃないものね、とウィリアムに
 共感できます。好きになってくれるから好きになるわけじゃない。
 「好きにならずにいよう。忘れよう。」と思うだけで、決着が
 つくんだったら、世の中のみんなが幸せな恋をしているはず。
 どうにもならない気持ちが恋なんだろうなぁ。

 「君たちは自分達がどんなに幸せか、忘れてるんだよ。
  愛する人が自分を好きでいてくれるってことが
  どんなにすごいことか。」
 ウィリアムの科白。泣きたくなるぐらい心に染み入りました。
 また、このときのヒューの表情が優しくて切なくてとにかく素敵。

 ヒューは大好きな役者さんのひとりですが、この作品で演じた役は
 特に大好き。優しすぎて、少々情けないところが特徴ある垂れ目に
 ぴったりだと思うのです。彼女を思って思って思って、
 ノッティングヒルの街並みをひたすら歩く姿だけで、彼女のことを
 忘れられないでいる気持ちを見事に表現してしまう素敵な役者さんです。

 そしてクライマックス。
 アナの告白場面とそれに続くヒューの求愛場面は、どちらも
 見ているこちらまで胸がいっぱいになってきます。
 何度見ても、見る度に幸せになります。笑顔になります。
 お互いの思いを確認しあったふたりが触れ合うこともせずに、
 ただ見詰め合って、笑顔を浮かべるところは特に好き。
 このときのふたりの笑顔を見て、「アナが演じるのは
 ジュリアじゃなきゃダメだったのよね!!」と心から納得しました。
 そのくらい、この場面のジュリア・ロバーツの笑顔は素敵。
 彼女の笑顔が輝いている映画です。周囲に光をもたらす感じ。
 コステロの歌う名曲「She」がこの映画に、そしてジュリアに
 ぴったりで、ラストの5分を更に盛り上げてくれるのです。
 光のあたる公園でのんびりと日向ぼっこをしているふたりを映す
 最後の1シーンまで、たっぷりと幸せ気分を味わえます。

 うーん。幸せ。

忘却が特技です

2007年10月08日 18時57分42秒 | 日常生活
修養会終了後、ご飯を食べて解散することになりました。
お店に向かう車の中で隣に座っていた子に家の方向を尋ねると
「・・・・ねえ。もうこの会話、3回目なんだけど。」
と、ため息をつかれました。

・・・そういえば聞いたことあったよね。
いつもいつも「遠いのにわざわざ来て偉いね。」って感心してたよね。

「人のことに興味なさ過ぎじゃね?」

・・・う。ごめんよ。
でもね、「確か遠かったんだよね。」とは思いながら聞いたのよ?
「遠いところからわざわざ来てて偉いんだよね」ということは
覚えてたのよ?全部、忘れてたわけじゃないのよ?

ご飯を食べながら、明日の仕事の話となり
隣の席の子に仕事場を聞いていると、
あきれ果てた声でまたもや突っ込まれるのりぞう。

「・・・ねぇ?そいつの仕事場の話もこの前、したよね?」

・・・そ、そういえばしたような、しなかったような。
あ、確かにしたかも。記憶が蘇ってきたかも。
遠いね、と感心したかも。ごめんよう。

食べ終わって、家まで送って帰ってもらえることになり
「おお♪初めて車に乗るねー!
 散らかっていると噂の車、楽しみー♪」
とうきうきしていると、車の持ち主から憤慨されるのりぞう。

「嘘つくな!この前、乗ったやん!!」

・・・・そうだっけ?乗ったっけ?
何で乗ったんだっけ?

もはや特技と言ってもいいぐらいの忘却力です。

呆れ果てられながら言われた
「彼氏のことも忘れるっちゃろうねぇ。
 付き合うことになった彼氏から三日後ぐらいに電話がかかってきたら、
 明るく『あれ?私達、付き合ってるんだっけ?』とか言ってそうやん。」
という言葉に、まったくもって、一言たりとも反論できません。




・・・そ、そんなことないもん。(ちょう弱気)

気後れしてる場合じゃありません

2007年10月08日 18時39分39秒 | 日常生活
日曜日、礼拝が終わった後に福岡周辺の青年会が集まる
修養会に参加するため、佐賀の鳥栖教会に行ってきました。
一泊二日で語り合ったり飲んだりふざけたり
真剣に考えたりして過ごす集いです。

この集いに参加させていただくのも3、4回目。
徐々に知り合いも増え、その場の空気にもようやく慣れてきました。
学生時代、クラス替えをするたびに新しいクラスに慣れるのに
ものすごく時間がかかっていたのりぞうですが、
学生時代に比べると、驚異的な速さで気後れすることなく、
緊張することなく、みんなとお話できるようになりました。
心なしか、みんなも遠慮なく接してくれるようになった気がします。

「ちょっと、ちょっと!ねえねえ!」
と手招きをしてのりぞうを呼ぶので、近寄っていくと
「なんでもない。特に用事はないとって。」
と言われたり、
「はぁ?!用事もないのにわざわざ呼んだと?」
と驚くと、呆れたように
「いや、呼ぶだけで簡単に来るまぬけっておるんかなぁと思って。
 本当におったわ。」
とため息をつかれたり、本当に遠慮なく接してくれてる気がします。

・・・・普通は呼ばれたら行くんだよ。

「お前はシモベだから。」
と宣言されたり、
「ということは、俺のシモベでもあるんだ。」
と納得されたり
「つーことは、俺達のシモベってこと?」
とウキウキされたり、本当に遠慮なく接してくれるようになった気がします。

・・・・あ、クリスチャンの集いです。

とにかく会う人、話す人のほとんどが
学生時代に接したことのないタイプの方々ばかり
学生時代に話してみたいな、と思っても
勇気がなく話しかけられなかったタイプの方々ばかりなので
一緒に過ごしていて大変オモシロく、興味深い二日間でした。

人間関係に気後れって不要なんだよ?
と自分自身に暗示をかけなおさねば。

悩む~教会・信仰・話~

2007年10月08日 17時39分31秒 | 日常生活
青年会修養会にて、鳥栖教会の野中牧師より
「悩む~教会・信仰・話~」と題して、お話を伺った。
伺ったこと、お話を聞いて考えたことを忘れないうちに
自分用のメモとして記しておきたい。

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・牧師として、大阪の平野教会に赴任した際に阪神淡路大震災を経験。
 この経験を通して、「教会とは何をする場所なのか」
 「教会とは何を担う場所なのか」を考えるようになる。

・教会員の一言
 「平野教会が今、この地区からなくなっても、この地域の人は
  おそらく誰も悲しまない。そんな教会でいいのだろうか?」
 →教会は教会員のためだけのものではないはず。
  教会に来ていない人たち、信者ではない人たちにとっても
  関係ある場所でなくてはならない。

・震災後、復興作業のため、全国から日雇い労働者が神戸に集まる。
 →仕事がなくなった後も街に残るホームレスの方々の姿を見て
  ホームレス支援に乗り出すようになる。

・炊き出しなどの支援は、あくまでも関係性を作るための「手段」。
 →炊き出し自体が解決策ではない。
  解決策は自分達にも見えない。無力感を感じることもある。

・しかし、教会は「自分達がイエス様を信じて、神様に従って
 それで終わり」という場所であってはならない。
 教会は教会の中だけで関係性をとじるのではなく
 常に地域と、周辺の人々と関わり合い持っておく必要がある。

・答えのないことを考えつづけ、悩み続けることは神様からの贈り物。

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最近、オーラやヒーリングや自分探しなど、自分自身と
どう付き合っていくか、本当の自分とはどんなものなのか
といったテーマで悩んでいる人が多い気がする。
かくいう私も、その中のひとりで、自分自身と
どううまく付き合っていくか、暗中模索の日々だ。

けれど、私達はひとりで生きているわけではなく
社会で生きている以上、自分との関係性を模索するだけではなく
社会が抱える問題について、社会の中で自分達にできることについて
日々、考え、行動していく必要があるのだと感じた。
勿論、自分について深く考えること、自分自身を省みることは
大切だし、必要だとも思う。けれども「個」に偏るのではなく
「社会」「地域」「国」について、広く知り、考える必要はある。
そして、考えるためには、自分が動いて、考える材料となる知識を
多く集めて回らなくてはならないのだと思った。

例えば、今回のお話で触れられた「ホームレス支援」について
私は近くの地域住民として、長い間、否定的な意見を持っていた。
けれども、今回、この修養会に参加し、実際にホームレス支援を
している方のお話を伺うことで、違う考え方に触れることが出来たし
その考え方に共感することも出来た。だからといって、
今までずっと抱いてきたマイナス感情がなくなることはないし
そのマイナス感情も「現実」「事実」として間違っていない
とも思っている。けれど、自分の考え方が正しいわけではないこと
両者の意見共に「仕方がない」ものであり、その中で、お互いに
より良い関係性を築くべく歩み寄る方向性を探す必要があると
考えることができた。

クリスチャン、ノンクリスチャンの関係なく
周囲の人々と分かり合おうと歩み寄る姿勢は必要だし
そのためにも私自身が動き、私から語りかけなければいけない
と改めて思った。
ここ数ヶ月「待っているだけではダメなのだ」というテーマについて
手を変え、品を変え、考える機会を設けられているように思う。
今の私にとって、必要なテーマなのだろう。

野中先生のお話の最後に読まれた聖書の箇所が印象的だった。

「恐れるな。語り続けよ。黙っているな。
 私があなたと共にいる。
 だから、あなたを襲って危害を加えるものはいない。」
              使徒言行録18章9節10節



また、同世代?の人たちと共に教会の将来について
地域との関係性について、考え、意見交換することによって
現在の自分の教会に対するスタンスや
今後、教会にどうあってほしいのか
自分はどう動きたいのか、などを冷静に考えることもできた。
多くの人の意見を聞いて、話すことは、純粋に面白いし、
普段はもやもやしている自分の考えをまとめられて
すっきりすることができる。改めて修養会に参加する意義を感じた。

ガールズ・ブルー/あさのあつこ

2007年10月08日 17時30分03秒 | 読書歴
■ガールズ・ブルー/あさのあつこ
■ストーリ
 落ちこぼれ高校に通う理穂、美咲、如月。十七歳の誕生日を目前に
 理穂は失恋。身体が弱く入院を繰り返す美咲は同情されるのが大嫌い。
 如月は天才野球選手の兄・睦月と何かと比較されている。
 でもお構いなしに、それぞれの夏は輝いていた。葛藤しながら
 自分自身を受け入れ愛する心が眩しい、切なくて透明な青春群像小説。

■感想 ☆☆☆☆*
 決して、優等生とは言えないヒロイン達。
 世間一般で言うところの「マジメ」とは無縁。何かに一生懸命、
 取り組んでいるわけでもない。将来に対しての不安も大きい。
 でも、みんなの毎日は輝いている。特段、何が起こっているわけでも
 ないけれど、ヒロインたちの日々や会話を聞いているだけで、
 清々しい気持ちになる。

 それは、ヒロイン達がどんなときも自分達を受け入れ、
 愛そうとしているから。自分達の可能性を信じている。
 どんなときも自分が主人公であろうともがいている。
 脇役なんかになってたまるか、くそくらえ!と言い放つ彼らは
 とてつもなくかっこいい。
 文中、心に残る科白、爽快な気持ちになる科白がいくつもあった。
 落ち込んだとき、元気がないときに読み返したいお話。

 「あたしは主役をはりたいのだ。演出も脚本も主演も、
  全部あたしがやる。あたしに役を与えて、演じろと命じるものを
  かたっぱしから蹴っ飛ばしたい。他人の物語の中で生きていく
  ことだけはしたくない。」

 「十七歳のあたしたちに、均等に与えられている今を、愛するのも
  憎むのも疎むのも受け入れるのも自由だ。睦月のように
  めざし、励み、やがては到達する夢も目標もないけれど、
  あたしは無条件で今のあたしを受け入れ、愛している。」

 「今だけがよければいいなんて、思わない。でも、過ぎて行く時を
  惜しむことも、これから来る時に怯えることもしたくない。
  したくないのだ。」

ミス・ポター/2007年米国

2007年10月06日 23時04分36秒 | 映画鑑賞
■ミス・ポター
■ストーリ
 ヴィクトリア朝の封建的な空気が残る1902年のロンドン。
 上流階級の家庭に育ったビアトリクス(レニー・ゼルウィガー)は、
 子供の頃からの夢であった絵本を出版しようとしていていた。
 主人公は、青い上着を着た愛らしいうさぎ、ピーター。
 新人編集者、ノーマン(ユアン・マクレガー)はビアトリクスの絵に
 魅了され、二人で制作した絵本はたちまちイギリス中に知られる
 ようになった。いつしか愛し合うようになる二人だったが、
 ビアトリクスの両親は身分違いの結婚を許さなかった。

■感想 ☆☆☆☆*
 見終わった後にしみじみと余韻が残り、幸せな気持ちになる。
 ミス・ポターが愛したイギリスの古き良き田園風景が美しい映像で
 見事に再現されていて、こういった風景が今も残っていることの
 すばらしさ、こういった自然を大切に残している国のあり方にも
 感動させられた。

 ミス・ポターは当時にしては珍しく未婚のまま、年を重ねていて
 肩身の狭い思いをしている。
 「愛する人と一緒になりたい。」
 そのシンプルな願いは今の私たちにとっては特別なことでも
 何でもないけれども、当時の女性たちにとっては画期的なことで
 ミス・ポターは年老いた母親にも理解されることなく、
 変わり者扱いをされている。
 それでも夢を捨てず、愛に妥協をせずに毅然として生きる
 ミス・ポターは美しく輝いていて、編集者ノーマンが仕事を通じて
 交流を深めるうちに、彼女を愛するようになっていく
 その気持ちに心の底から共感できた。
 それだけに中盤以降の展開は涙なしには見られない。
 人を愛することは大きな喜びを人生にもたらしてくれるけれど
 時として、愛情が大きければ大きいほど、失ったときの悲しみも
 大きくなるのだろう。待って待って待って、ようやく現れた
 愛する人との出会いがミス・ポターにもたらした絶望を
 レニー・ゼルウィガーが憔悴した顔で見事に演じていて
 愛する人に出会うだけではダメなんだ、愛する人と一緒に暮らし
 生活して、初めて「幸せ」と言えるんだという当たり前のことを
 改めて実感した。
 
 ミス・ポターは結婚についてだけでなく、
 仕事や生き方、暮らし方、そして人との接し方にも信念を持っていて、
 自分にとって大切なものを諦めることなく、追求する。
 利益や豊かさを芯に据えることなく、働くことの喜びや
 自然と共に生きることの楽しさといった形に見えないものを
 大事にして生きた彼女の生き様は、今の時代に見るからこそ
 余計に清々しい思いを与えてくれるのだろうと思う。
 何度でも見直したい、と思える素敵な映画がまた増えた。

思い込みって恐ろしい。

2007年10月06日 22時31分26秒 | 日常生活
久々に再会を果たしたイマタツ君とのミニ旅を終えて
博多に戻ってきたものの、お互いに次の約束まで時間があったため
お茶をしながら、しばし歓談。

お互いの近況報告や仕事の悩みなどをつらつらと話していると
イマタツ君がしみじみと言いました。
「やっぱりのりちゃんはオモシロイわぁ。
 面白いことなんてない、と言っておきながら
 どんどん引き出しが出てくるよね。すごいわぁ。」



・・・・ちょっと待って!!
本日のワタクシは、ワタクシにしては珍しく
滅多に開かない「仕事の悩み」や「将来の構想」「恋愛話」など
え?!そんな引き出しもあったの?!
というような机の奥の奥の奥の奥にある
隠し扉みたいな引き出しもちょっぴり開けてみたんですけど。
しかも、いつものぬるいぬるい空気を
ほんの少し温めてみたんですけど。

それなのに「オモシロイ」ってどゆこと?!
オモシロイ話なんていつもの半分以下ぐらいしかしてないっつーに!

いやはや、他人様に一度根付いてしまった
「先入観」というものは、なかなか拭い去ることはできませぬ。
まっこと、おそろしいものでございます。

犬も歩けば棒に当たる

2007年10月06日 22時21分23秒 | 日常生活
1年前に東京に旅立った友人イマタツくんと久々の再会。
「もう会うのは今日が人生で最後かもね。
 もう二度と会わんかもね。
 タブン、私、イマタツ君の存在すら忘れるけん。」
と言って送り出したそうなのですが
(失礼極まりないこの科白をワタクシは明るく言ったそうです。
 本日、本人に言われました。イマタツ君の存在は忘れてませんが
 言った言葉を忘れてます。本当に言ったのか?!
 ・・・言ったんだろうなぁ。)
めでたく再会できました。

イマタツ君の知り合いが新しく始めた花屋さんを訪問すると言うので
まったく関係ないにも関わらず、のこのことついて行ってみました。
イマタツ君は「素敵な人」「一生懸命動いている人」「オモシロイ人」を
見つける嗅覚が大変すぐれているため、彼の行くところについていくと
素敵な出会いに遭遇する確率が大変高いのです。
本日もイマタツ君のおかげで、
大変素敵なお花屋さん「アドニス」の存在を知ることができました。
オーナメントやブーケが全て手作りです。
しかも、そのひとつひとつが大変かわいらしい!!
店内で売られている寄せ植えの鉢にも
そのかわいらしいオーナメントが必ずついていて、
見ているだけで楽しい気持ちになってきます。

こちらのホームページで寄せ植えの一部を見ることができます。
どうやら通信販売もされている模様。
アドニスプランツ・オンラインショップ
手作りブライダルグッズはこちらにて注文できる模様。
フラワーデザイン アドニス
見るだけでもにこにこすること間違いなしのページです。
とにかくかわいい。

本日は代表の正木さんを訪ねる旅だったので
那珂川町にある本店に行きましたが、
長住店もオープンしたそうなので、今度はそちらを訪ねる予定。

駅まで迎えに来て下さった正木さんに
「結婚されてたんですか?」
とナチュラルに誤解されるという、
ふたりにとって驚天動地のハプニングを
まずは必死で否定してから、お店に向かいます。

「結婚してません!!」
「付き合ってもいません!!」
「付き合うこともありません!!」
「僕たち、清い関係ですっ!!!」

・・・必死になりすぎ?


お店の開店時間に突撃訪問をしたにも関わらず
大変にこやかに迎えてくださった正木さん。
お店の一角にて珈琲までご馳走になりながら
2時間ほど、起業するまでの紆余曲折や起業してからの悩み
経営者としてのジレンマや人を育てることについての悩みや思い
お店を大きくしていくことと利益の関係性や
仕事と人生のバランスについてなど、
本当に様々なお話を率直に話してくださって
ちょっとしたセミナーに参加したとき以上に
心と脳とに刺激を与えてもらうことができました。

東京在住ながら、こうやって福岡に戻ったときには
今までに培ってきた出会いの縁をたやすことなく
マメにでかけていくイマタツ君のすごさをしみじみと感じた一日。
そして、出かけること、出向くことによって
得られるものの大きさをの大切さを体感した一日でした。
日々の出会いに感謝。