のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

女性はとことん占いがお好き

2007年10月19日 21時43分45秒 | 日常生活
毎朝、早起きしている割には、出発直前になって
バタバタと準備を始めることになってしまうのりぞう。
時間管理のために、テレビをつけてます。
毎朝、ほぼ同じ時間帯に同じコーナーが始まって
現時点での時間確認しやすく、大変便利なのです。

そういうわけで、オンナノコが大好きな占いも毎日チェックしてます。
まったく信じてなくても自分の所属する星座の順位がいいと
それだけでご機嫌になれます。なんせ、根が単純なもんで。
しかし、占いの順位も内容もアドバイスも
全て見終わって3分後には綺麗さっぱり忘れてます。
悪い結果に落ち込むことも、ひきずることもないさっぱり体質のオンナです。
この忘れっぽさは最早、特技です。長所です。

そんなのりぞうが昨日、いつものように占いを聞いていると
こんな言葉が聞えてきました。
「今日の獅子座は、仲良しのお友達と喧嘩してしまいそう。
 怒らせないように気をつけて☆」

・・・うわ。なんてタイムリーな占いなの。
今日に限って、友人れおと逢引の約束があるんですけど。
まったく信じてなくても、妙にタイムリーだと気になるぞ、おい。
微妙にブルーじゃないか、どうしてくれる。

思いがけなく、占いを気にするなんていう
オトメな自分を発見できました。きゃ。

仕事終了後、れおと落ち合ってすぐに
今朝の占いを話して聞かせたところ、大喜びされました。
「すごいタイムリーやん。今日っていうあたりがすごいよね。
 しょうがない。帰るまでに一回は喧嘩しとく?占い、あてとく?」

・・・占いって当てることもできるんだ。
斬新な解釈だわ。

帰り間際。約束どおり、
「じゃーねっ。」
と低い声でぶっきらぼうに荒々しく別れの挨拶をするふたり。

占いに振り回されるのも、意外とオモシロイもんです。

成長の片鱗

2007年10月19日 21時21分42秒 | 日常生活
月曜日。急激に寒くなったため、歩いて変えることを断念し
バスに乗ろうとしたところで、ハタと財布の中身を思い出しました。
しまった!お金おろし忘れた!

確か、今のワタクシのお財布には150円しか入ってないはず。
のりぞうの家までバスで170円。
・・・乗れやしねえ。
そこらへんの小学生より貧乏な社会人て、どうなのよ!?

帰宅後。
最近、ちまちまとすすめている昔の日記記事の移行をしていると
こんな日記に遭遇しました。5年前ののりぞうです。

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本日、17時までの研修を受講するため、
昼前に「そのまま帰ります」と伝言を残し会社を出た私。

会場の近くの定食屋でお昼を取る。
親子丼、650円なり。
食べ終わって、お金を払おうとしたら。。。。

なんと!!
財布に253円しか入っていないことを知る。

動揺を思いっきり態度で表しながら
おばさんに無銭飲食ではないことを必死で釈明する私。
何とか信じてもらえ、お昼がただに!らっきー♪
ささやかな幸せを感じた本日。

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今も昔も財布の中身に無頓着です。
けれども、5年を経て、無銭飲食、無賃乗車をする前に
財布の中身を確認するようになりました。
人間、確実に成長するもんです。

・・・ていうか、30目前で無銭飲食は
さすがに笑顔で誤魔化しきれないものがあるしね。

主客転倒

2007年10月19日 21時09分46秒 | 日常生活
隣の部署にメモリを貸し出していたところ、
今朝、先輩がのりぞうにおっしゃいました。

「あ。メモリ、ありがと。
 あれって返さないかんとかいな?」

・・・・はい?なんですと?
ちょっと!ちょっと!!借りたものはきちんと返してくださいっ。

「本当に必要?どうしても返して欲しい?」

あたりまえじゃないですか!
つーか、本当に今日、必要なんですってば!使うんですってば!

「本当に?それ、気のせいやろ?」

断じて!気のせいなんかじゃありませんっ!!
返してくださいってばー!!お願いしますよー!!

「ちっ。しょーがねーなぁ。返してやるとするか。」

ありがとうございま・・・・ちょっと!
なんで貸したワタクシのほうがこんなに下手にでにゃならんのですか。
ワタクシ、今、危うく「ありがとうございます☆」なんて
なんともかわいらしくお礼、言うところだったじゃないですか!!

「いいことやん。
 いついかなるときも感謝の心は大切なんぜー。」

・・・・それは間違いなく、こっちの科白じゃー!!



決して、じゃれあってるわけではありません。

よくご存知で

2007年10月17日 23時09分32秒 | 日常生活
本日は久々の接待。
明日から講師をお願いする大学教授さまを
取締役と部長と共におもてなしいたしました。

お酒の力も手伝って、話は弾みに弾み
教育論から歴史論、日本の将来について、食育について、と
話題は多岐に渡りましす。
特に教育論は話が弾みすぎ、盛り上がりすぎてヒートアップ。
接待とは思えない、楽しい時間を過ごすことができました。

取締役はお昼休みに女性社員がインスタント食品や
コンビニ弁当を食べている様子が気になって気になって
たまらないらしく、苦言を呈し続けます。
・・・こんなところで、苦言を呈さず、直接おっしゃればいいのに。

「いや、それはセクハラになっちゃうからさ~。」

・・・いや、その指摘はセクハラと違うのでは?

「そうかなぁ。うーん。
 あ、その点、のりぞうくんは毎日、お弁当を持ってきてて偉いよね。
 ちゃんと食べてるもんね。」

と、のりぞうを持ち上げてくださる取締役。
その隣で部長が

「え?!そうですか?」

と、けげんそうに納得行かない顔で突っ込みます。

「のりぞうくんは、いつもたいしたものを食べてないイメージが
 あるんですけど。そんなにきちんと作ってましたっけ?」

・・・正解!部長、お見事。大正解です。
のりぞうはお弁当を作って持っていっていますが
「たいしたもの」は食べてません。
「ちゃんと」食べてはいますが、
「ちゃんと栄養素が取れている」かは別問題なのです。

苦手なもの

2007年10月16日 22時26分54秒 | 日常生活
本日、珍しく仕事をしていると、突然、隣の課の先輩が
のりぞうにおっしゃいました。
「あ。のりぞう、この後、写真撮るけん。」

・・・え?なにゆえ?
しかも、写真って、あそこにいらっしゃる
いかにもカメラマンていうかんじのあの方が撮るんですか?

あのう。ワタクシ、地味に目立たず、ささやかに幸せに
生きていきたいと、いつも願ってるんですけれど。
こんな職場の真ん中で、あんなどでかいカメラでライトまでつけて
写真を撮られるような晒し者状態が耐えられないんですけれど。

・・・ま、所詮、ワタクシなんて下っ端です。
撮る、と言われたら、否応なく撮られるんです。

必要以上にものものしい装備の中、
職場の真ん中にある自分の席で机の上を片付けて
いかにも「仕事中です。うふ」という感じでポーズをとるのりぞう。

「はい。笑ってー。」
「はい。あご、ひいてくださーい。」
「よし、首を少し傾けてみようかー。」

・・・・恥かしいよぉ。おかーさーん。助けてー。
もう、白馬の王子様でも神様でも仏様でも何でもいいから、
ここから救い出してー!

「はい。こっちに目をくださーい。
 カメラ目線でお願いしまーす。
 よし。少しマジメな感じでお願いします。
 ほんの少し微笑む感じで。」

・・・ムリ!
そんな微妙な指示にしたがって、表情を作れるほど器用じゃございません。
というか。

「すみません。
 まじめな顔ができないんですけど・・・・。」

・・・一部始終を聞かれていた隣の課の課長に大笑いされました。
そして、納得されました。

「まじめな顔って、そんなに難しいもんじゃなかろうもん!
 それを「できません」って言うあたりがのりぞうくんだよね。」
 
納得されると、それはそれで複雑な気分です。

どんぐりの季節ですね

2007年10月16日 22時05分24秒 | 日常生活
隣の課の課長が部長の席にやってきてうろうろと何かを探しておりました。
ふっふっふ。
ダテに部長の前の席に座ってません。
何かお探しながらおっしゃって!
ワタクシ、探し当てられますことよ!

と、声をかけると、何のことはない。
机の上にいつも置きっぱなしにしている職制印を探されていた模様。

ちっ。簡単に見つかっちまったい。
ワタクシの底力を見せつけることも適わなかったい。

数時間後、席に戻ってきた部長のもとへ
隣の課の課長が職制印を借りたことを報告しにやってきました。
どうやら、連名でレターを出した模様。

「あ。出したったい。
 うーん。あれ、ひとつ確認せないかんところがあったんやけどな。」
と部長がうなり声をあげると、隣の課の課長も
「あ。やっぱりそうでした?
 たぶん、そうやろうなぁと思っとったんですよ。
 あそこでしょ?あの欄。」
と心配そうにおっしゃいます。

あららら。大丈夫でした?
ワタクシ、無邪気に職制印の場所なんて教えてよかったのかしら?

と、次の瞬間。

「ま、よかたい。よかたい。
 たいしたこと、なかたい。」
「そーですよね。僕もちらっと心配したんですけど
 ま、よかろーもん、と思ってしまってですねー。」
「うん。よか、よか。たいしたことなか!」
「はっはっは。」
「あははは。」

・・・うわー。
なんだかおふたりのおおらか、かつ豪快な笑顔に
関係ないワタクシまでつられて笑ってしまいますわ。
意味もなく幸せ気分になってきましたわ。

思わず、しみじみと
「おふたりが束になると、無敵のおおらかコンビですよねぇ。」
とつぶやいてしまいました。
その言葉を聴いた瞬間に笑顔をひっこめる隣の課の課長。
「失礼だなぁ。僕は部長ほどおおらかには生きてないよ~。
 色々と気にしてる小心者だよ~。」
課長の反論を「そんなこと、なかばい!」と笑いながら打ち消す部長。

・・・間違いなく、おふたりともおおらかですってば。
所詮、似たもの同士ですってば。

仕事って
きちんとマジメにやらなければいけないと思うけれど
抜かりなく、細かく確認しながら取り組むものだとも思っているけれど
上司は部下をきちんとマネジメントしなければ、とも思うけれど

でも、ワタクシはこの上司の下で働けて幸せだなぁと思うのです。
一見、無駄に思えるような会話も笑顔も
間違いなく役に立ってるよね、必要だよね、と思うのです。

誰か/宮部みゆき

2007年10月15日 21時24分50秒 | 読書歴
■誰か/宮部みゆき
■ストーリ
 今多コンツェルンの広報室に勤める杉村三郎は、義父であり
 コンツェルンの会長でもある今多義親からある依頼を受けた。
 それは、会長の専属運転手だった梶田信夫の娘たちが、
 父についての本を書くため、相談にのってほしいというものだった。
 梶田は、石川町のマンション前で自転車に撥ねられて亡くなり、
 犯人はまだ捕まっていない。依頼を受けて、梶田の過去を
 辿りはじめた杉村が知った事実とは。

■感想 ☆☆☆☆
 愛する妻と娘に囲まれて幸せに、けれども孤独に生きている
 主人公杉村さん。彼があまりに幸せで、孤独を感じてはいるものの
 今の幸せを大切にしたいと願っている優しい男性で、
 だから推理小説にありがちな殺伐とした描写はない。
 杉村さんは義父の運転手の娘達に頼まれて、彼の過去を追う。
 彼が新たに知る事実は彼のフィルターを通して伝えられるため
 どこまでも優しく暖かい。

 それなのに。

 それなのに、最後の後味の悪さに驚いた。人の弱さに衝撃を受けた。
 悪い人よりも弱い人のほうが確実に性質が悪い。
 悪い人は滅多に存在しない。けれども弱い人はごろごろいるのだと思う。
 巷で起こっている事件のほとんどは「弱さ」ゆえに引き起こされている
 ものなのだと思う。自分を守るためにがむしゃらに周囲を傷つける。
 自分の弱さから目をそらすために、嘘をつく。自分を傷つけないために
 周囲の人の幸せを奪う。
 そういった「人の弱さ」が「卑しさ」となって、私を襲った。

 読み終わった後にひたすら哀しい気持ちになる。
 息を呑んで読んだラスト30ページの後味の悪さは
 この一文に集約されていると思う。

 「男と女はね、くっついていると、そのうち品性まで似てくるもんだよ。
  だから、付き合う相手はよくよく選ばなくちゃいけないんだ。」

すきまのおともだちたち/江國 香織

2007年10月15日 21時08分53秒 | 読書歴
■すきまのおともだちたち/江國 香織
■ストーリ
 「過去の思い出って淋しいのね」
 旅先で出会った勇ましい女の子と私との一風変わった友情物語。

■感想 ☆☆*
 本が好きな人、無意識のうちに空想の世界に入り込める人なら
 誰でも楽しめるにちがいない、と確信するお話。
 みねゆらさんというイラストレーターの挿絵が美しい本でした。
 青い色調が印象的な本。かわいらしいのだけれど、どこか寂しげな
 印象を与える挿絵です。

 新聞記者としてバリバリ働き、恋人ともうまくいっている女性。
 恋人との待ち合わせの場所に向かっていたのに、ふと気がつくと
 まったく別の世界で迷子になっていたヒロイン。途方に暮れていた
 ヒロインを自分の家に招待してくれた女の子との友情物語が
 綴られます。
 ファンタジーなのに、友情物語なのに、最後までどこか寂しい
 気持ちから抜け出せませんでした。このお話のように唐突には
 訪れないけれど、私達が生きる現実世界でも、人の出会いや別れは
 私達がコントロールできるものではなく、嫌が応なく訪れることを
 思い出したからかもしれません。

寝る子は育つ。

2007年10月14日 23時56分14秒 | 日常生活
週末になるとがんばる体質です。
週末しかがんばれない体質です。
その割りにお休みになっても遠出をすることなんて、ほとんどありませんが。
自転車でうろうろできる距離を動き回るのが一番好きなのですが。
しかし、お休みの日にお昼寝するなんてアリエナイ。
せっかくのお休みに気を失ってなんていられません。
一分一秒あますところなく満喫したい。
そんな意気込みでいつも週末に臨んでいます。

しかし、昨日、東京スカパラダイスオーケストラのライブで
エネルギーを使い果たしてしまったため、本日は朝からぐったり。
大体、昨晩も倒れるように眠り込んだのです。
真っ当に起きれるわけもなく。
目は開いているものの、いつにもまして頭が働かないまま
教会ではなく、試験会場に向かいました。

そう。こんな日に限って、マーフィーの法則で言うならば(懐かしい!)
こんな日だからこそ、頭を必要とするイベントが入っているものなのです。
人生ってままならない。

試験会場に向かう地下鉄内で気を失い
試験会場でも、教科書を確認することもなく、机に倒れこみます。
学生時代から、試験直前の諦めが異様に潔いオンナでした。
試験前日に徹夜なんてしたこともなければ
しようと思ったことすらない。
むしろ、試験前ほどしっかりと睡眠をとるオンナでした。

・・・本日は試験中もしっかりと睡眠を取ったオンナです。
なんとか試験問題の文字を最後まで追うことができたものの
問題の中身を理解するまでに、何度も問題を読み返したりうとうとしたり
うとうとしたり、読み返したり、読み返したり、うとうとしたりを
繰り返しておりました。
試験を無事に終えたものの、依然として頭は朦朧としたまま。
そんな危険な頭を抱えて(ある意味、いつもどおり)
地下鉄に乗り込み、帰宅します。

地下鉄内でまたもやぐっすり眠り込んだのりぞうが、
次に気がついたのは最寄り駅を通過して到着した終点の駅でした。
・・・急いで教会に駆けつけなきゃいけないのに!
と自分をののしりながら反対側の地下鉄に改めて乗りなおすのりぞう。



・・・・次に気がついたのは、またもや最寄り駅を通過した直後。

人生は日々勉強です。
学ぶことはたくさんあるのです。
本日、ワタクシは眠いときには椅子に座るもんじゃない、と学びました。

【再放送】踊る大捜査線

2007年10月12日 21時26分42秒 | テレビ鑑賞
■1996年度冬クール
■出演:織田裕ニ、柳葉敏郎、いかりや長介、深津絵里、
    水野美紀、ユースケ・サンタマリア、
■脚本:君塚良一

■感想
 なんでも「踊る~」放送10周年記念再放送だそうです。
 連ドラ版からスペシャル、映画まで立て続けに再放送。
 何度も見ているのに、見るたびに楽しめるのはすごいな、と思うのです。
 放送開始から10年経つらしいのに、
 まったく古さを感じさせないところも素敵☆

 大変苦手な織田さんもこのドラマでは好意的な視線で見られます。
 いつもの織田さんほど、熱くないからかな。暑苦しくないからかな。
 基本、仕事に誇りを持ってはいるんだけれど
 日常の瑣末な出来事によって仕事に対する誇りを見失いがちで
 でもやっぱり仕事は好きで、適度に手を抜いてる主人公が
 なんとも言えず好きです。
 ものすごーく頑張ってるのに、働いているのに
 その熱さが表に出てないってカッコイイと思うのです。

 というわけで、和久さんも大好きです。
 というか、このドラマはやはり和久さんありきだな、と思うのです。
 和久さんがいるだけで、画面がぴりっと引き締まります。
 「カッコイイ」という定義からかけ離れている姿かたちなのに(失礼)
 それでも「カッコイイ」という形容詞を使いたくなる。
 こういうふうに年を重ねて生きたいな、と思います。

 ドラマ放映から10年かぁ。思わずしみじみしちまいます。
 でも、ドラマより映画のほうが色々と思い出がある分
 思い入れがあるんだけどね。懐かしい気持ちになるんだけどね。
 明日、あさってが楽しみです。