太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

重曹?ベーキングパウダー?

2012-06-12 09:46:36 | 食べ物とか
庭で収穫したバナナが、何人もの人に分けたにもかかわらず、まだずいぶん残っているので、バナナブレッドを焼いた。

レシピには、 ベーキングソーダ を使うと書いてあったが、冷蔵庫の中にあるベーキングソーダ(重曹)を見ると、口が全開になっており、

もっぱら冷蔵庫内の臭気を吸収するために使われているようだったので、なんとなく使う気になれず、ベーキングパウダーを使った。


ベーキングソーダも、ベーキングパウダーも、どっちも似たようなもんでしょ?

よくわからないけど、ソーダかパウダーかの違いだけじゃないの?



と、いつものように調べもせず、勝手に解釈していた私は、あいかわらずアホだ。



結果、もっちりもっちりした、バナナブレッドというよりはこねて固めたバナナの何かみたいなものができた。

生地のまんま、焼けた感じ。ようするに、全然膨らんでない。



そして昨日、バナナが傷み始める前に、再びバナナブレッドを今度は 夫が 焼いた。

別のレシピにしてみたのだが、やっぱりそこにも ベーキングソーダ と書いてある。

夫は冷蔵庫にある、あの口の開いたベーキングソーダを、1度匂いを嗅いだものの、迷わず使った。

「ベーキングパウダーとソーダってどう違うのさ?どっちだっていいんじゃないの?」という私に

「全然違うよ。よくわかんないけど、違う名前がついているんだから明らかに違うんじゃないの?」という夫。

「ベーキング」が同じだから同じだ、と解釈する私と、パウダーとソーダが違うから違うものだ、と解釈する夫。こうも違うものか・・・

すると・・




レシピの写真どおりのバナナブレッドができた。大変悔しい。さらには美味しくて、もっと悔しい。




あまり悔しいので、調べてみた。



ベーキングソーダ(重曹)は炭酸ナトリウム。

ベーキングパウダーは、重曹+助剤(複数の酸性剤)+分散剤


・重曹は、加熱しないと反応しないが、ベーキングパウダーは常温で粉・水に反応するので、混ぜたらすぐに焼く。

・重曹は、濃い色の仕上がりにしたいときに使い、べーキングパウダーは重い生地をふっくらさせるときに使う。

・ベーキングパウダーは、重曹の問題点(黄色・臭気・苦味)を改良してある。



・・・・・・・えーと・・・・・・・・・・

調べても、 なぜベーキングパウダーで膨らまないで、冷蔵庫に放置してあった重曹で膨らんだのか全然わからない・

バナナブレッドの生地はけっこう重いと思うけど。


ま、とにかく、だ。


ベーキングソーダと書いてあったら、つべこべ言わずにベーキングソーダを使え 、つーことだな。



オマケにレシピなど。


バナナブレッド 18センチぐらいの長方形型 2個分

・砂糖 1カップ

・バター 1/2カップ(溶かしておく)

・卵 2個

・バナナ 中ぐらいのもの3~4本(フォークなどでつぶす)

・牛乳または生クリーム  1/2カップ

・バニラ 小さじ1(あれば、でいい)

・小麦粉  2 1/2カップ

・ベーキングソーダ(重曹) 小さじ1

・塩 小さじ1


1.オーブンは175度。オーブンのラックは低い方にセットする。

2.大き目のボウルに、砂糖とバターを合わせ、混ざったら卵を入れる。

3.つぶしたバナナ、クルミなど混ぜるなら、このときに入れる。

4.牛乳、バニラを加え、混ざったら小麦粉とベーキングソーダ、塩を加えてなめらかに混ぜる。

5.クッキングシートを敷くか、バターを塗った型に流しいれ、1時間焼く。







にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村