日本は、いろんなブームがやってきておもしろい。
日本にいるときには気がつかなかったけれど、これは立派な文化じゃないかと思う。
古くは「紅茶きのこ」(お若い方は知らないだろうなぁー)
「カスピ海ヨーグルト」なんていうのもあったし、「食べるラー油」もあった。
モツ鍋も、雨後のたけのこのように店ができたものだ。
泡洗顔も、根強いけどブームの一つといえるんじゃないか。
ハワイでは、ほとんどそういうブーム的なものはないんじゃないかと思うのだ。
ちょっと前に姉が、「塩麹」(だったかしらん・・・)が美味しいから食べさせてあげたい、と言っていて、
どうやらそれもブームらしかった。
韓国だか中国の美容クリームで、何か忘れたけど、とんでもないものが入っているのが話題だとも言っていた。
日本にいたときから、こと情報に関してはまったく疎すぎる私が、海を越えて
『50度洗い』の情報を入手したのは奇跡といえよう。
たまたまネットで見つけたそれは、私の好奇心を刺激するにじゅうぶんな内容だった。
買って来た野菜を、50度のお湯で洗うだけで、鮮度が長持ちするという。
夫のランチや、夕食に、ほぼ毎日のように葉野菜を使うので、これはやってみる価値がある。
早速、50度のお湯を作り、ロメインレタスを洗ってみた。
不精な私が温度計を使うはずもなく、同量の沸騰した湯と水を合わせただけ。
根元を持ってシャバシャバと振り洗いしたら、野菜水きり器(遠心力でまわすやつね)に入れて一気に水気を飛ばす。
そして、キッチンペーパーで軽く包んでビニール袋に入れて野菜室へ。
レタスを洗ったあとのお湯
こんなに野菜って汚れがついているのか・・・・
ちなみに水だけで同じように洗っても、こんな色にはならない。
50度のお湯で洗う目的は、菌の繁殖を遅らせる(だったかしらん?)ためらしいのだけれど、
目に見えない菌よりも、こうして汚れが落ちるのを見ると、やってよかったと思う。
確かにしゃきしゃきとしている期間が長いと思う。
その上、最初に洗ってあるから、使うときに洗う手間も省ける(再び洗う人もいるかも?)
果物もいいというのでやってみたけれど、それは違いがわからなかった。
トマトは、お湯につける時間が長かったのか、「湯むき」したくなるぐらい、皮にシワが入ってしまった。
ということで、葉野菜だけに絞って、せっせと50度洗いをやっている。
日本のこういうところって、おもしろくて為になるもんだ。
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