太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

上シーツ

2013-06-05 19:04:51 | 日記
外国式のベッドメーキングが苦手だった。

日本でホテルに泊まると、下シーツと上シーツがきっちりベッドにたくりこまれていて、

シーツとシーツの間に無理やり身体を押し込んで寝るのが、

どうにも窮屈で嫌なのだ。

だから家では、上シーツは使わないで、毛布やタオルケットなどを使っていた。


ハワイに住むようになり、

私は嫌なはずの上シーツなしでは物足りなくなった。


さらりとしたコットンの、シーツとシーツの間に身体をもぐりこませるときの心地よさ。

足が、シーツの中のひんやりとした部分を探して移動している間に眠ってしまう。

そういえば、私は日本にいたときにも、足が冷えて眠れないということがあまりなかった。

冷え性とは無縁で、真冬でもさらりとしたシーツが好きだった。



寝付くまでに少し時間がかかるとき、

片側のシーツを足でマットの下から出して、膝から下をシーツの外に出して寝ると落ち着く。

腰から上はちゃんとシーツがかかっていて、膝下だけが涼しくて快適なのだ。

ある映画を見ていたら(ダイアン・キートンが主演だった)

ジャック・ニコルソンが、まったくそれと同じ格好で寝ているのを見てうれしくなった。

この快適さを知っているのは私とジャックだけかも・・・・






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