銀行へ行った。
こっちの銀行や郵便局は待っている椅子はなく、
ただ一列に並んで待つ。
あいている窓口は3つ。
私の前に3人、後ろに4人。
平和な午後のひとときであった。
すると
ヴボボボボーーゥヴべべべべべべべべべべーーーーーーーーーーー・・ブスブスブス・・・
それが おなら だとわかるまで、一瞬空白があいた。
おならの出元は、窓口にいる、青いムウムウを着た年配の女性である。
当の本人は、まったく知らぬ顔で銀行員と話している。
今まで生きてきた中で聞いた、もっとも長く、かつ、頼りない おなら に、
こんなところで出くわしたことが、私はおかしくてたまらず、
笑いがこみあげてくるのだが、そこにいる誰もが平然としているので、笑うに笑えない。
しかし、あれだけの おなら を、気づかぬはずがないのだ。
こんなとき、もし私が おなら の張本人だった場合、
「何も聞こえませんでしたからねー」という、思いやりの沈黙を背中に痛いほど感じるよりも、
ガハハー!と笑われてしまったほうが、気が楽なんじゃないか。
いや、やっぱりそうっとしておいてもらったほうがいいだろうか。
こみあげる笑いを必死で押し殺しながら、そんなことを思うのであった。
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こっちの銀行や郵便局は待っている椅子はなく、
ただ一列に並んで待つ。
あいている窓口は3つ。
私の前に3人、後ろに4人。
平和な午後のひとときであった。
すると
ヴボボボボーーゥヴべべべべべべべべべべーーーーーーーーーーー・・ブスブスブス・・・
それが おなら だとわかるまで、一瞬空白があいた。
おならの出元は、窓口にいる、青いムウムウを着た年配の女性である。
当の本人は、まったく知らぬ顔で銀行員と話している。
今まで生きてきた中で聞いた、もっとも長く、かつ、頼りない おなら に、
こんなところで出くわしたことが、私はおかしくてたまらず、
笑いがこみあげてくるのだが、そこにいる誰もが平然としているので、笑うに笑えない。
しかし、あれだけの おなら を、気づかぬはずがないのだ。
こんなとき、もし私が おなら の張本人だった場合、
「何も聞こえませんでしたからねー」という、思いやりの沈黙を背中に痛いほど感じるよりも、
ガハハー!と笑われてしまったほうが、気が楽なんじゃないか。
いや、やっぱりそうっとしておいてもらったほうがいいだろうか。
こみあげる笑いを必死で押し殺しながら、そんなことを思うのであった。
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