太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

風邪の特攻薬

2013-06-24 07:14:24 | 日記
不覚にも風邪をひいてしまった。

以前は1年に1度ひくかひかないかだったのに、仕事を始めてからは数ヶ月単位で風邪をひく。

接客業だから仕方がないか。

ただ、咳が出ても、喉が痛くても、マスクができないのは不便だ。

同僚もお客様も、マスクをしないで咳をする。

果たしてマスクが、どれだけ風邪を予防するかはわからないけれど、気分的なものもある。

日本じゃ当たり前のマスクが、

アメリカでは、マスクをすると「感染病」ではないかと思われるというのは本当だ。



風邪をひいたとき、アメリカじゃチキンスープを食べる。

野菜とチキンを煮たスープに、細切れのパスタが入っていて、日本でいるところの「おじや」だ。

喉が痛いときには、喉に直接薬をスプレーする。

子供の頃、小児科で喉に塗ってもらった、甘い薬の味がする。

風邪薬を飲む前に、ビタミンドリンクなるものを飲む。

これは、巨大ラムネのようなものを水に溶かすのだが、

オレンジ味の粉ジュースの味がして、とっても懐かしくて美味しい。

粉のジュース、若い人は知らないかなあ?



職場は、一人休むと、どれだけ残された人が大変かがわかるので、

何が何でも行こうと思うから、とにかく早く治したい。

そんなときの特攻薬は しょうが湯 だ。

カップにおろした生姜を入れて、熱湯を注ぐ、それだけ。

ふうふうしながらそれを飲む。

詰まっていた鼻がすーっと通り、喉がいくらか楽になる。

飲み終える頃には、じんわりと首筋あたりが汗ばむ。

そのままサッと寝てしまう。


そういえば、シアトルから来ていた甥が風邪をひいたときに、

義姉が甥を連れて海に行き、泳がせていたのに驚いたことがあった。

風邪なのに海で泳いで平気なのかと聞く私に、

「楽しいことやってたら治るわよー」と笑っていた。

そういう義姉は小児科の医師であるから、間違いではないのだろう。


それからは、私も風邪をひいていても、気分がよければ海に行く。

海水に浸かっていると、たしかに家で寝ているよりもいいかもしれない、と思う。







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