朝食に必ず果物を食べる。
パパイヤがまだ熟してなければ、グレープフルーツか、庭で採れたタンジェリンがメインで、
バナナやパイナップルが加わることもある。
それに、たっぷりの生姜を入れた、そば猪口サイズの味噌汁と、納豆、湯豆腐(夏は冷ややっこ)がこの数年の朝食の定番だ。
大豆の煮豆を作ったときには、一口の煮豆も加わる。
「こりゃ、大豆ばっかり」
テーブルを見渡して、そう思う。
ただ、これは月~金曜の話で、週末はそれぞれの好きにする。
夫は大抵、好きな味のハーブティを飲むだけで、お昼近くにチキンサラダなんかを作って食べている。
私はアーモンド粉のパンケーキなどを作って食べる。
(アーモンド粉のパンケーキの記事はコチラ)
グレープフルーツやタンジェリンを食べた朝は、皮を残しておいて、お風呂に入れる。
小さいサイズの洗濯ネットに入れてお湯に入れると、すがすがしい香りが心地いい。
パパイヤを食べたあとは、庭に出しておくと小鳥たちが食べてくれる。
旅先の朝食が、好き。
何年か前に、夫の出張にくっついてサンフランシスコに行ったとき、
朝食の席で夫の同僚が
「わたし、旅先の朝食が大好き」
と言ったのを聞いて、同志がいたかと思った。
日本旅館の、和定食も素敵。
ホテルのバフェも、オムレツをその場で焼いてもらったり、あつあつのワッフルを作ったり、
あれもこれも食べたくなってしまう。
簡単なモーテルの、コーヒーとマフィンだけの朝食ですら、好き。
人は、どんな朝食を食べているんだろう。
異文化の人達の食卓は、よけいに気になる。