太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

実験ワークショップ

2021-01-26 09:36:07 | 絵とか、いろいろ
毎年2月に、コラージュに使う紙を染めてきた。
私のメンターだった、故・スーザンの遺志を継いで、ペギーが中心になってワークショップを開催してくれていたのだが、
今年はコロナウィルスのために、人が集まるワークショップは開けない。
そこで、ジュディスと二人だけでやってみることにしたのだ。

いつも、お膳立てしてもらった上に乗っかるだけだったので、道具を揃えたりの準備も手探り。
でも、二人だけなら、自分が欲しい色だけを欲しいだけ染められる良さがあるし、
どんな色が出るのか、実験みたいで楽しい。

会場はジュディスの家のガレージ

着々と準備進行中

布などを染める粉末状の染料がベース。
それに、リンシードオイルとターペンタインで溶かした油絵具をマーブル状に浮かせて染める。
色が浮くように、ベビーオイルを使う。

空き瓶に用意した染料と油絵具

絵具が準備できたところで、ランチ。


ジュディスが早起きして、私の好物のトマトのキッシュを焼いてくれた。
ふたキレをガツガツとたいらげた。

ランチのあとは、いよいよ染め。
水を張ったバットに染料を流して、ラッピングのティッシュペーパーを浸してゆく。



二人とも、グリーン系とブルー系が欲しかったので、それをベースに他の色を浮かせたのを染めた。
使った紙は200枚。
3枚重ねにしたので、33種類ずつぐらい。
所要時間は、ランチの30分ほどを含めて5時間ほどだ。

染めあがったのを家に持って帰って、うちのガレージに吊るして一晩中扇風機を回した。



ああでもない、こうでもない、と言いながら、実験みたいでものすごく楽しい。
次回のために、学んだことも多い。
楽しかったけど、家に帰ったらものすごく疲れてしまい、頭痛と闘いながら横になり、お風呂をためて長風呂した。
ジュディスも相当疲れたらしく、昼寝したと言っていた。
自分は年寄りだとは思わないけど、それほど若くもないのだなと痛感。