月曜日は、私一人だけの休み。
1年がかりでようやく週に3日の休みを手に入れた。これで思い切り創作が進んで、ばんばん売れまくるぞ!という誓いを鼻息荒くたてた。
しかし実際はどうだ。
金曜土曜の休みは夫と一緒なので、早起きしてビーチに行き、翌週の食料を買い込んだり、普段しない料理をいくつかしたり、あいた時間は一緒にテレビなんかをみたりして、何もしない。
金曜日は、「明日やればいいさ」と思い、気楽な気分でそのまま寝るが、土曜日も金曜日の繰り返しで、「明日は仕事だし、月曜日の休みにやればいいさ」と思って寝てしまう。
そして月曜日。
6時に夫がでかけた後は、まるまる1日私の時間。
コーヒー淹れて、YouTube見て、ちょっと体操して、掃除なんか始めて、気が付けばお昼近い(なぜ?)。
頭の隅に、作りかけの作品がある。
いや、あるのは頭の隅だけじゃなく、実際にデスクの横に置いてある。
やらなきゃ、やらなきゃ、と思いつつ、夫が帰ってくる30分ほど前にのそのそと始めたりする。それでも手をつければ良い方だ。
たとえば今日。
今日こそ丸一日創作三昧の予定だった。
が、数日前に夢にマイクが出て来て、81歳という高齢でもあり、もしやマイクに何かあったのではと思って連絡したら、元気にやっていた。
これも何かのメッセージかと思い、何か月ぶりかでマイクとお昼を食べることにし、アラモアナまで出かけた。
帰りに、うちの村のトヨタに寄った。
7月に持ち込んだ車の、リコールのペイント塗り直しの連絡がいまだに来ないので確認。
しばらく待たされて、結局、折り返し電話します、という、何度聞いたかわからない答えだけ握らされて戻ってきた。
帰宅したら、2時半。
庭に水まきをして、猫を少し外に出して、シャワーを浴びて、アイスティーなんぞを作っていたら、もう4時(だからなぜだ?)
一応、キャンバスをデスクの上に出した。
カヌーを入れようとしている部分に、カヌーのスケッチを置いてみる。
すると猫が、敷き替えたばかりの階段のカーペットで爪をとぐ音がして、飛び出す。
再びキャンバスに向かい、ボーっとした挙句、ブログなんかを書いている。
試験勉強のときに、部屋の模様替えを始めたり、机の引き出しの整理を始めたりするあの心理。
それは私だけではないと思うけれど、私は特にその傾向が強い。
夏休みの宿題も、1度もきっちりできなかったのもそうだし、日曜日の6時半のサザエさんを、宿題を終えてから見たことは1度もない。
ということは、私のこのダラ人間ぶりは半世紀近いキャリアがあるというわけだ。
それなのに、私はまだ自分をわかっておらず、どこかで過信している。
週休三日になったって、週休二日のときと何も変わらない。
仕事を辞めたって、きっと同じことだ。
ダラ人間につける薬があるとしたら、余計な時間を与えないことに限るのだが、忙しいのは嫌だしー、と思っている私はつける薬のない見事なダラ人間なのである。